今日の劇場版 仮面ライダーエグゼイド 感想

劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング

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厳密に言えば昨日の話ですが。まあ誤差の範囲内です。
ここまで感想記事書くのが遅れているのは、偏に私がクラッシュバンディクーばかり遊んでいるからですね。
謎の忍者ライダー、南雲影成/仮面ライダー風魔の手によって多くの人々がゲーム病に感染。
その目的は、脳腫瘍に苦しむ一人の少女・星まどかを仮想現実ゲームのプレイヤーに選び、その世界に閉じ込めるというもの。
エグゼイドが彼女を助けようとするも、何故かまどかは仮想現実の世界に居続けることを選んでしまう。
何故影成はまどかをプレイヤーに選んだのか? 永夢は彼女を救うことができるのか? …というのが大体なあらすじ。


ストーリーもアクションも全体的にダメな印象でした。
真の最終回とか騒いでた割には大したことなかったです。
後述しますが、あんなオチがトゥルーエンドだなんて考えたくないです。

時系列的には現段階での本編最新話である41話と直接的に繋がる部分はなく、
諸々の設定や描写から察するに本編の最終回以降の話だと考えられます。
だから正確に言えば「トゥルーエンディング」ではなく「アフターストーリー」ですね。
言いたいことが多いので、映画を見て感じた不満点を項目ごとにまとめます。

◆ストーリーについて
まず劇場版の話にしてはスケールが小さすぎます。良くも悪くも本編同等のボリュームかと。
仮想現実騒ぎは話の前半であっさり解決しますし、その後はゲムデウス・マキナをラスボスとしたストーリーが展開されるものの、
ゲムデウス・マキナが何か悪さをするわけでもなく、CRドクターたちの中でさっさと解決してしまうため、
「物凄く小じんまりしたストーリーだなぁ」と視聴直後に感じました。
そもそも騒動の中心は南雲影成であるため、本来ラスボスであるはずのジョニー・マキシマの存在感は妙に薄く、
彼がゲムデウス・マキナに変身する展開も唐突感が否めませんでした。

では影成を中心の展開には見応えがあるかと聞かれたら、それはNOです。
そもそも影成はまどかの父親であり、まどかが生まれた頃に行方をくらましていたものの、
脳腫瘍に苦しむ娘のことを知って「どうせこの後生きても大変な目に遭うから仮想現実の世界で幸せに暮らしてもらおうと考えたために今回のような凶行に移ったとのことでした。
まずその目的の理由そのものが身勝手極まりない内容です。娘の将来を思う父親の下したベストな判断だとは到底思えません。
そもそも娘が生まれた直後に失踪しておきながら父親面してるのが凄く納得いきません。
娘に愛情があるなら、何故失踪したのでしょうか? その謎が明かされることはありません。

まどかの方も「何故仮想現実の世界に留まることにしたのか?」という理由は「それがパパ(影成)の望んでいることだから」と明かされました。
まどかと影成は今回の事件で出会ったのが事実上の初対面でしたし、まどかが影成を父親だと知ることのできるシーンは一度もなかったのですが、
それに関しては「一目見ただけでパパだとわかりました(要約)」という台詞で済まされました。
ご都合設定にも程があります。いくら尺に限りがあるとはいえ…

ついでのついでに言うと、「ゲームの中に留まりたがる子供を助けて笑顔を取り戻す」というプロットは
春映画でもまんま同じことをやってたので新鮮味も薄かったです。脚本家が違うので仕方ない面もありますが。

あ、ちなみに脳腫瘍は飛彩がごく普通に治してくれました。手術実績が殆どない、難しい治療だったらしいですけどね…

◆バトルシーンについて
ダメダメでした。本編に毛が生えた程度の内容で、とても劇場版クオリティとは思えませんでした。
エグゼイド自体が例年のライダーに比べてライダー数が多い分、一人あたりの戦闘に割く時間が足りないとはいえあんまりな内容でした。

まずこの映画、倒すべき相手が少なすぎます
敵キャラとして現れるのは、忍者プレイヤー、仮面ライダー風魔、ゲムデウス・マキナの3種類だけです。
忍者プレイヤーは所謂雑魚キャラです。こんなのといつまでも戦ってばかりはいられません。
風魔とは何度か戦う機会があるものの、最終的に敵対しなくなるため「交戦する→適当にあしらって戦闘中断」という不毛な結果しか残りません。
ゲムデウス・マキナはラスボスなので、ラストバトル以外ではライダー達が一方的にやられるばかりです。
つまるところ、作中のバトルシーンは要所となる部分が全く存在しないのです。
大抵ザコを蹴散らすか、風魔やゲムデウスと実入りのないバトルをするばかりで、非常に進行がダラダラとしています。
(前作ゴーストの映画には、エクストリーマーという大ボスの前にダークネクロム3人を倒す展開があったので、要所として機能していました。)

ではラストバトルは面白かったのかと聞かれると、なんとゲムデウス・マキナをエグゼイド1人で倒してしまうためやはりこれにも不満足です。
いくらゲムデウスに対抗できるのがムテキゲーマーだけとはいえ、他のライダーたちが何もしないのは流石にどうかと思います。

クリエイターゲーマーに関しては活躍こそそれなりに良かったものの、仮想現実専用のフォームということで前半しか登場しません
多分SONYというスポンサーがいる以上無様な活躍を見させられなかったのでしょうが、あれだけ宣伝しておいて後半になった途端影も形もなくなってしまうのはあんまりでした。

アクションとか、各ライダーの動きとかも特筆すべき点はないです。正宗に独占された影響なのか、エナジーアイテムも出てきません。
多分この映画よりも本編31話とかの方がアクションの出来栄えは上だと思います。

◆スタッフロール後のアレ
極めつけは、スタッフロール後に登場した仮面ライダービルドです。
もう突っ込む気もありませんが、一言で言うなら蛇足です。あんな登場をするくらいなら出さないほうがマシです。
本編とどう繋がるのか不明ですが、何故敵対するような登場シーンにしてしまったのか理解に苦しみます…


◆だいたいの総評
「細かい描写は省くけど、そういう設定だから納得してね」という高橋節(勝手にそう呼ぶ)は今作でも健在でした。
お話には細かいツッコミどころが多く、「予算あるし大丈夫だろう」と期待していた戦闘シーンもイマイチでした。
次回ライダーのお披露目も杜撰で、お世辞にも満足できる内容ではありませんでした。
良かったところいえば、本編と違って壇正宗が登場しないのでだいぶ観やすい作風に仕上がっているという部分でしょうか。
とりあえず、今は本編の最終回と映画の状況がきちんと繋がるのか、その辺を意識して本編の視聴を進めていきますかね…
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[ 2017/08/06 01:47 ] 仮面ライダーエグゼイド | TB(0) | CM(4)

個人的には期待はずれかなぁ…

大森Pがサプライズフューチャー並と告知されてたのと、「真のエンディング」など予告でも期待値を上げる設定でしたからすごく期待してたんですが、ちょっと拍子抜けかなと。

ゲーム設定のあるエグゼイドだからどこかでルート分岐されるんだろうと考えてたんですが完全に本編終了後の話でしたね。公式も41話時点で映画と繋がる要素があると言ってたんですが、おそらくジョニー・マキシマがバグヴァイザーを拾ったことでしょうか。

大まかな感想はWOLTさんと同じなので、気になったことを少しだけ。

ライダーの夏映画って基本的に最強フォームで出し惜しみせず全力で、最強フォームが使えなくなったり通用しなかったら映画限定フォームってイメージですが、今回6人同時変身でムテキが使えるのにマキシマムに変身してたのはどうかなと感じました。ムテキvsゲムデウスを見るとムテキが強すぎて緊張感が一切なかったのもなんだかなって感じです。

今回の映画のボスであるジョニー・マキシマはキャラが弱すぎると感じました。本編の誰かの因縁の相手など何かしらの設定があれば良かったんですが、ただの会社の社長というのは弱すぎると思いました。

アクションについてはムテキへの変身シーンとキースラッシャーをたくさん使ってくれたのは良かったと思います。褒めれるのはそれぐらいで迫力不足って感じです。

ビルドの活躍について
映画の本編で雑魚処理する尺すら与えられなかったのかと疑うレベルです。あれじゃ完全に悪役ですし、正直出さないほうが良かったと思います。新ライダーをあんな扱いにするのはほんとなんだかなー。


あとは黎斗と飛彩が相変わらず便利すぎるなど総じて本編のエグゼイドの悪いところまで出してしまった映画だと思います。もちろん良いところもあったんですが、期待値が高かったことと真のエンディングとかいう詐欺紛いな設定のせいで台無しのイメージです(ある意味エグゼイドらしいですが)
去年のゴーストは全く期待してなかったんですが面白かったりとやはり実際に見終わるまで分からないものですね(笑)
[ 2017/08/06 12:36 ] [ 編集 ]

アクションは終始ニンジャ!!?アイエエエ!!!!???ワザマエ!!!!ゴウランガ!!!!って感じでしたね!ネオセイトダイにはニンジャは実在した……?
「仮面ライダーエグゼイド」としての最終回はTVシリーズってことで劇場版は後日談、で本編と摺り合わせて見るのがちょっと楽しみになってきました(笑)
お話的にすごく良かったんですがやっぱラストのアレは蛇足でしたね……
[ 2017/08/08 17:09 ] [ 編集 ]

Re: 個人的には期待はずれかなぁ…

たんぽぽ様、コメントありがとうございます。

>ライダーの夏映画って基本的に最強フォームで出し惜しみせず全力で、最強フォームが使えなくなったり通用しなかったら映画限定フォームってイメージですが、今回6人同時変身でムテキが使えるのにマキシマムに変身してたのはどうかなと感じました。ムテキvsゲムデウスを見るとムテキが強すぎて緊張感が一切なかったのもなんだかなって感じです。
私もそう思います。死力を尽くして戦っている印象がなく、バトルは全く楽しめませんでした。
坂本監督ばりにやれとはいいませんが、どうせフォームを色々使うならきちんと見せ場を用意してほしかったです。

>今回の映画のボスであるジョニー・マキシマはキャラが弱すぎると感じました。本編の誰かの因縁の相手など何かしらの設定があれば良かったんですが、ただの会社の社長というのは弱すぎると思いました。
ゲムデウス・マキナに変身する理由も大して明かされてないですし、そもそも序盤では陰成の手によってあっさりゲームの世界に送り込まれてますからね。
本編でもそうですが、エグゼイドにおける悪役は何かと偉そうな口ぶりを用意する割に動機が薄っぺらい気がします。

>アクションについてはムテキへの変身シーンとキースラッシャーをたくさん使ってくれたのは良かったと思います。褒めれるのはそれぐらいで迫力不足って感じです。
キースラッシャーはマイティブラザーズやマキシマムゲーマーで散々使っているので、ムテキが使ったところで特に見どころは感じなかったです。使い方も普通でしたし…

[ 2017/08/12 13:30 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

DAYC様、コメントありがとうございます。

>アクションは終始ニンジャ!!?アイエエエ!!!!???ワザマエ!!!!ゴウランガ!!!!って感じでしたね!
私はそこまで注目してなかったです。風魔との戦闘シーン自体尺が短めでしたし、普通のアクションの範疇だったと思います。
[ 2017/08/13 21:50 ] [ 編集 ]

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