HGBF 1/144 トライバーニングガンダムメーカー小売価格:1944円プラモのパーツ構成上、ビルド/トライバーニングガンダムの関節は逆に曲げられません。(腕はほんの少し曲がる)
それでも無理に曲げようとすれば、当然ですが関節が壊れてパーツがバラバラになります。
SD-Rの方々はアシムレイトの対抗策に考えていましたが、そこまで来ると最早アシムレイト関係ない。
というわけで、HGBF 1/144 トライバーニングガンダムをレビューいたします。
※当記事で紹介しているキットは付属のシールのみ貼った素組みの状態です。
TBG-011B トライバーニングガンダム
成長したセカイのアシムレイトに耐えられるよう、ユウマが改造を施した姿。
コンセプトは「各部装甲や関節部の強化」であり、それに加えてユウマの考案した粒子放出量を増大化させる
システム「バーニングバーストシステム」によってアシムレイト時の機体性能を3倍以上に高めることに成功した。
各部クリアパーツの露出面積が大きくなるように周囲の装甲形状も変更され、
最大出力時にはこの装甲を排除し、全身から炎と化した粒子が噴き出す。BFT後期主役機が早くもHGBFにて立体化。
改修機と言うよりは、各部クリアパーツの露出を高めて性能を底上げしている為、調整機と言った方がいいかも。
コンセプトとしては、RX-78-2ガンダムのマグネットコーティングみたいなのと同じかな。
ちなみにランナーは一部新規のものに
差し替えられている為、純正のビルドバーニングは組めなくなっています。
クリム機のジャハナムといい、最近のバンダイはケチですね。-Design-
フロント&リアビュー。
あくまでも機体パーツを最適化しただけなので、全体のプロポーションの変化はありません。
しかし細かい目で見れば、クリアパーツ増加による新規造型パーツは結構多かったり。
劇中ではクリアパーツがキラキラ輝いていましたが、キットでは下地の関係上、質感が異なるのは否めません。
どうでもいいですが、クリアパーツ増加のおかげでビルドバーニングよりもホイルシール使用量が少ない。
顔。こちらはビルドバーニングと一切変わりありません。
襟の部分は後ろの方がクリアパーツに変更。
胸部そのものの造形に変更はありませんが、腹部の白い装甲がクリアパーツに変更されています。
ちなみにこの中央のクリアパーツ、
妙に外れやすい。恐らく接続部のダボが小さすぎるせい。
肩もクリアパーツが一部露出する形に。
肩パーツの先端の部分はクリアパーツが新たに増設されている形に。ユウマがスクラッチしたんでしょうか。
前腕上部・後方にもクリアパーツ。
この辺は白い装甲部も新規造型です。
サイドアーマーにもクリアパーツ。
脚の前面・後面にもクリアパーツ。
白い装甲に装着するクリアパーツは、色が薄いせいで下地がほぼ丸見え状態になってしまっています。
そしてバックパックも全面がクリアパーツに。
白い装甲部はユウマが新しく作ってくれたんでしょう。多分。
まあ、早い話がこちらの比較画像を見れば済むお話です。
しかしこうして見てみると明らかにクリアパーツの量、増えてますね… どうやってスクラッチしたのやら。
-Movable-
基本的な構造がビルドバーニングと同じの為、
そちらを参照にしてください。
-Items-
付属品にはビルドバーニングに付いてきた手首&エフェクトパーツ一式と、
新たにバーニングバーストシステムを再現する為の差し替えパーツが付属します。
バーニングバーストシステム再現には、各部のクリアブルーパーツをほぼ全て差し替える必要があります。
ちなみに肩内部のジョイント部だけ、クリアブルーパーツの中では唯一差し替えません。
エフェクトパーツは全て軟質なので、ビルドバーニングほどヘタりを気にする必要はないかも。
そしてこちらがバーニングバーストシステム再現ver.。
計20箇所にも及ぶエフェクトパーツを差し替えただけに、その迫力は見事の一言。
VSデストロイア戦に出てきたバーニングゴジラみたいですね。
一応説明書によるとバックパックのエフェクトも付けて完成体とのことです。
ぶっちゃけアニメと比較するとかなりオーバーな演出とも言えなくない。
襟元はまるごとクリアパーツに差し替え。
肩も2箇所を丸ごと差し替えます。
腕の前後面も見事に燃え上がっています。
サイドアーマーもメラメラ燃え上がっています。
脚もメラメラ。もうメラメラとしか言いようがない。
バックパックはクリアパーツの部分だけ差し替え。白い装甲部は脱着して付け直す必要があります。
ビルドバーニングの粒子解放態と比較。
…比較する意味あるんだろうか、コレ?
-Bundodo!!-振り返れば今のところ、通常形態での大きな戦闘シーンはない。
というわけでMFみたいな適当なポーシングでごまかし。
当然エフェクトパーツもそのまま使えますよ。
というわけで本命のバーニングバーストシステム解放。
ちなみに具体的な形態の名称は不明です。
次元覇王流!
りゅーせい…
らせんけぇぇぇぇぇん!
手首を回転させる動作って、写真だと表現しにくい… まあ劇中でも単なる炎のパンチみたいな演出でしたが。
旋風竜巻蹴り~!
こちらはまだトライバーニングでは未披露ですね。でもキックポーシングの安定っぷり半端ない。
トランジェントガンダムとの戦いで生み出した新たなる技!
炎の中からフェニックス(代理)を生み放ち、遠距離攻撃!
新たに会得した技で、大会を勝ち抜け!
以上、HGBF 1/144 トライバーニングガンダムのレビューでした。
◆評価点
・安定のプロポーション・可動域・色分け
・バーニングバーストシステム再現による差し替えエフェクトパーツの迫力◆不満点
・バーニングバーストシステム再現時における差し替えの圧倒的面倒臭さ
・腹部クリアパーツの外れやすさ
・ぶっちゃけ動かしてみると新鮮味が薄い◆余談
・腕のすっぽ抜け具合は恐らくビルドバーニングと同じ。ご注意を。総合オススメ度:★★★★☆アニメとは雰囲気や印象が違うものの、バーニングバーストシステム再現時のクリアエフェクトの迫力は見事なものです。
方向性が違うものの、
「クリアエフェクトでガンプラを彩る」というコンセプトそのものは、
前作の主役機であるスタービルドストライクに通ずるものがあります。流石は主役機繋がり。
ただ
差し替え箇所が20箇所というのは流石に多すぎる為、差し替えの面倒臭さはビルドバーニングの比ではありません。
これはもう、差し替え仕様は「おまけ」判断し、素直に2つキットを購入して各形態にそれぞれ作ってしまいましょう。
ただそうなるとお値段で少しネックになってきますが…
またビルドバーニングと比較すると、大きな変更点が差し替えエフェクトパーツぐらいで、
ステゴロ仕様に変更はありませんし、技用のエフェクトパーツもビルドバーニングと同じものです。
なのでキットを動かしてみると、
やってることがビルドバーニングと殆ど変らないということに後々気が付いてきます。
これは後期主役機としては、いまいち新鮮味に欠ける仕様と言わざるを得ません。
とはいえ腐っても後期主役機。そこは主役というカリスマに頼るのみです。
トライバーニングにしかない良さはちゃんとありますし、どう受け止めるかは皆様次第。
クリアエフェクトによる見た目の豪華さと、その機体に秘めたるシブさに惚れた方は是非。
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バーニーーーーーーーング!!!!!
…すいませんテンション上げすぎました
めけーも?なにそれ?おいしいの?
それはそうとして今回のトライバーニング、クリアパーツの量が圧倒的じゃないか…!
その分差し替えが面倒なのも事実ですが…
ただまぁ実際のところやってることはあまり変わらないのでどうもポージングが被ってしまうという…
それでもボリュームとか凄まじいので買うんですけどね!
新生トライ・ファイターズ揃えたいし。
エフェクトパーツが珊瑚礁みたいに見えた私は疲れている(汗)
こうして見るとビルドとトライは結構違うんですね~。劇中だとイマイチ違いがわかりづらかったので、なんか新鮮です
クリアパーツは劇中でユウ君がビルドバーニングをバラした際「粒子放出用のパーツが見えないところにまで・・・」の様な発言をしていたので、おそらくはスクラッチしたというよりかは隠れていたモノを露出させた状態なのだと思います。(そのシーンで肩部分のクリアパーツが映っていますし)
こっちのほうが青多めで僕は好きですけどね。
クリアパーツのスクラッチは確かに驚異ですね。
ガラス工房に頼んだのか、それともGミューズにいろいろな形のクリアパーツが売っているのか…。
クリアパーツは綺麗で好きなのですが、ビルドよりさらに増えたため、切るのが大変ですね(結構失敗しやすいので
トライの脚がどうも受け付けないのでビルドの脚と変更しても違和感ないかなと思います
燃えていない状態のオレンジクリアパーツがないのは残念です・・・
※よく見たらビルドとトライの太もものパーツが左右逆になっています
どうも、リアルでの受験シーズンに「落された恨み」というのはヤヴァい動機ではと思ったソバスチンです。
BFTはVS統立学園の試合を2週に渡ってやるとは思いませんでした、尺は大丈夫だろうか?
あの三つ子も前期の双子を思わせるゲリラ戦術を駆使しましたがまさが合体までするとは。
只やはり、勝利への執念がガンプラ学園への逆恨みというのはライバルにしてはショボ過ぎますから何か補完が欲しいですね「(゚ペ)
セカイの新たなるガンプラ、トライバーニングですが確かに変わっていないようで変わってますねw
実際は新ランナーが多いものの劇中の改装はクリアパーツ自体はそのままで外装の隙間を増やしセカイのファイトスタイルに合わせた結果がこの容姿な訳ですか。
セイの設計を下手に弄ったら返ってパワーダウンしそうですし、中身のクリアーパーツの正体が気になりますね。
放送初期の段階から「前期の最終話直後にセイが拾ったアリスタの欠片を原料に作った」なんて予想もありましたが果して?
このキットの売りはやっぱり「燃えあがれガンプラ」の再現です(^-^*)今後の展開次第では更なるエフェクトパーツが販売されそうですね。
未だ色恋に鈍すぎるセカイですが最終的にドモンの様に白黒つけてくれるのか?
それはそれで視聴者も発狂しそうですけどねw(^▽^;)
(´゚д゚`)(仮) 様、コメントありがとうございます!
今確かめてみたら、結構箱に厚みがあるんですよねw
ステゴロ仕様のガンプラでこの厚みは驚異的ですね。ウイングゼロとは大違いです。
新生トライファイターズは是非とも並べて飾りたいところです!
サンチェス様、コメントありがとうございます!
>エフェクトパーツが珊瑚礁みたいに見えた私は疲れている(汗)
そう言われるとサンゴ礁にしか見えなくなってしまった…(´・ω・`)
>こうして見るとビルドとトライは結構違うんですね~。
違いが分かりやすくなるのは、正に立体化の恩恵といったところです。
こういうガンプラは資料としても役に立つんですよね~
T3様、コメントありがとうございます!
>おそらくはスクラッチしたというよりかは隠れていたモノを露出させた状態なのだと思います。
理屈では分かってるんですが、実際にキットを組むとどうしてもパーツが盛られてるとしか見えないんです。
メタ的のことを言えば、パーツの強度を保つためにある程度クリアパーツにも厚みが必要なのでしょうが。
青が多めで色彩が良くなっている点については同意します。
児斗玉文章様、コメントありがとうございます!
特別な加工屋がいないとできませんよね、クリアパーツのスクラッチなんて。
そもそも材質が分かりませんしw ビルダーのユウ君ですから、何かしら手段はあるんでしょうね。
レグルス様、コメントありがとうございます!
> クリアパーツは綺麗で好きなのですが、ビルドよりさらに増えたため、切るのが大変ですね(結構失敗しやすいので
きちんと作り上げようとすると、かなり神経いりますね。なまじ数がとんでもないんで…
> ※よく見たらビルドとトライの太もものパーツが左右逆になっています
ご指摘ありがとうございます。こんな些細なミスをするなんて…orz
ソバスチン様、コメントありがとうございます!
>只やはり、勝利への執念がガンプラ学園への逆恨みというのはライバルにしてはショボ過ぎますから何か補完が欲しいですね「(゚ペ)
尺的に難しいと思います… レナート兄弟もあれっきりでしたし。
ソバスチン様はEz-SR部隊を使っていたチームメンバーの名前全員言えますか? 私は言えません。
所詮脇役の扱いなどその程度ということなのでは・・目
>このキットの売りはやっぱり「燃えあがれガンプラ」の再現です(^-^*)今後の展開次第では更なるエフェクトパーツが販売されそうですね。
思えばこういったガンプラに使うエフェクトって、殆ど売ってないんですよね。
使うとしたらLBXエフェクトとかの別シリーズのものですし。
少なくとも「ビームサーベル刃セット」とか売り出したらすごいセールスが望めそうなんですが…w
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