総合レビューNo.1 スイートプリキュア♪ その5(終)

この記事は主に筆者のスイートプリキュア♪を通しての感想などを綴っていきます。
今まで散々主観的な意見ばっか書いておいて今更何様のつもりだ、と思う方もいらっしゃるでしょうが、
そこらへんはご勘弁お願いしますm(_ _)m

アニメ本編のレビューに関しては過去の記事をご参照ください。
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[ 2012/08/08 22:28 ] スイートプリキュア♪ | TB(0) | CM(2)

総合レビューNo.1 スイートプリキュア♪ その4

フフフ・・・・


ハハハハハ!


ヒャーッヒャッヒャアア!!


おもしれえほど ながくに つづいたたぜ。
てんかいが ぶざまにも きせきのバーゲンセールだったしな!
後はこのアニメを ぜつぼうの ズンドコに つきおとすため 視聴率を低下させた!
だが・・・・

てめぇは まだ放映しやがった!!
てめぇは いつもそうやって!
俺のしてえ事を ブチこわしやがるッ!!
むかしッから そうだ!
俺がどんなに ネガキャンしても!
てめぇは いつも そのブランド力で 放映を続けちまうッ!!
あの視聴率3.8%の時もなあッ!

俺が あの夜 どんなに 笑いこけたか・・・

てめえにッ!
てめえなんかにッ!!
わかられて たまるかよッ!!

だが・・・・
俺は 今迄の俺じゃあねえ・・・・

今こそッ!
てめえを こきおろしッ!!
てめえの放送し続けた 過去に決別してやるッ!!




あの世で 俺にわび続けろ スイートプリキュアーーーーッ!!!

SFCソフト『ライブ ア ライブ』より大部分改悪


この記事はとっくに終わった昔のアニメを今更になってあれこれ言っている記事です。
記事内容も長いので、よほど興味のある方と時間に余裕のある方のみご通読お願いします。


この記事を通して、皆様のこのアニメに対する考えを振り返れる場になれればと思ってます。
[ 2012/07/02 00:00 ] スイートプリキュア♪ | TB(0) | CM(2)

総合レビューNo.1 スイートプリキュア♪ その3

シリーズ構成は権力を手に取り脚本に一つの妄想を抱く
薄れ行く妄想をその脚本に刻み
鍛えた(笑)思考をそのプリキュアに託す
物語は脚本より語られプリキュアに継がれる
今、その物語を語ろう… …はぁ

PSソフト『ファイナルファンタジー タクティクス』より大部分改悪

この先レビューが滞っていたせいか、言いたいことが山積みになっていた為、
いつもより各エピソードの文章量が多めです。
若干語気が荒くなっている部分もありますが、ご了承ください。
[ 2012/04/03 22:29 ] スイートプリキュア♪ | TB(0) | CM(6)

総合レビューNo.1 スイートプリキュア♪ その2

『どッか~ん!』と呼ばれる最終戦争によって、おジャ魔女がニチアサを追われ、その居場所をラノベに移して2年。
「ナージャ」という概念は既に無かったが、それに代わって台頭した「プリキュア」の放送は終わる事はなかった。
総てが「プリキュア」に管理されるアニメで、唯一、それに含まれない存在があった。
謎シナリオによって視聴率を減少し、何にも組みしない作品。
そのアニメは「スイートプリキュア♪」と呼ばれていた。

PSソフト『アーマード・コア』より大部分改悪


プリキュア誕生(1~2話)

2人の喧嘩友情話(1~9話)

ゴリラ(10話)

キュアミューズの登場&謎(11~14話)

話が落ち着いてきた期(15~19話)

キュアビート登場&加入・3人での戦い(20~28話)今ココ

クレッシェンドトーンとの出会い(29~31話)

キュアミューズの葛藤&加入・4人での戦い(32~37話)

ノイズの登場&復活(38~44話)

最終決戦(45~47話)

後日談(48話)


スイプリ 5

放送当時の季節はもう夏。
キュアビート登場により、メンバーが3人になったプリキュアご一向。
3人でのお話がメインのため、3人の友情を育んでいくのがシナリオの主題です。
シナリオの方は…追加戦士ということで、エレンちゃんをプッシュする回が多い感じです。
ただ改心後のエレンちゃんの性格改変などが激しく、言うことは結構あったりします。
しかしここで言及すると多分何時までたってもシナリオレビューが進まなくなりそうなので今回は避けます。

スイプリ 6

比較的見易い回は2人の時よりは多い方ですが、そこはスイプリ、油断ならない回もちらほら見られました。
特に27話はスイプリ史上屈指のつまらなさを誇る回。評価は人それぞれでしょうが、安定してつまらない回だと思いました。
お話を説明すると、「響達3人とその両親達+αで山へハイキングに行くことになり、一方トリオ・ザ・マイナーは
『トロイの木馬作戦』と称して人々を不幸に陥れる作戦を実行しようとする。エレンがハイキングの集合場所である
奏の家へ行く途中トリオに出会い、他2人とも合流して現場に現れたネガトーンを退治する…」というものなのですが、
ハイキングに行く話なのにハイキングの準備するだけで番組終了、山を登った後に食べる思われるカップケーキは
まずどうやってリュックサックに詰めたのか疑問だし、登山してたらカップケーキの形が崩れちゃいそうだし、
そもそも山登ってまでカップケーキ食べたいか? 普通弁当じゃね? と思うし…

更にトリオが実行しようとした『トロイの木馬作戦』についても突っ込みどころ満載。
「アンテナを通じてラジオで世界中に不幸のメロディを流し、結果的に世界中の人が不幸に陥る!」…というもの。
考案者のバリトンは「30分で世界を不幸にしてみせます!」と上司のメフィストに言い張ってました。
TVやPCが情報メディアとなってる現代でラジオを聴いてる人なんて高が知れてるし、
そもそも流す不幸のメロディはトリオ3人が歌うというもの。あれ? 確か不幸のメロディを歌えるのは歌姫だけのはずだし、
そもそも3人が歌う曲聴いて不幸になるならわざわざ音符集めて不幸の楽譜を完成させる意味が無いんじゃ…
それにラジオで曲を聴くには周波数を合わせなきゃいけないはず。既存のチャンネルを聴いてる普通の人には無害なんじゃ…
第一作中で出てきた天文台のパラボナアンテナは受信用のアンテナ。発信は出来ません。

ところでこの説明の何処が『トロイの木馬』なのでしょうか?
トロイの木馬とは、ギリシャ神話に伝わる、「トロイア国の城の中に馬の像を運び入れたら実は中に敵軍が入っていて、
夜な夜な馬の像から出てきて大暴れ、あっという間にトロイアは滅亡してしまいました」的なお話です。
バリトンの考えた作戦は単なる電波ジャック。本家の作戦とは全く関係ありません。
これは一体どういうことなのか? 答えは番組終盤で考案者のバリトンが直々に答えてくれました。
バリトン「何となく、カッコいいから。」突っ込みはご自由に。

やがて季節は移り変わり、学校では2学期or後期が始まる頃。スイプリは28話です。
エレンのクローズアップ回もラスト。エレンも響達と同じクラスの仲間として聖アリア学園に入学です。
あれ? でも響達と同じクラスにいるってことは、エレンも響同様中2のはず。
中2ということは、恐らく歳は約14歳。でもエレンは元々メイジャーランド出身の猫。
猫で14歳ってもう相当なご高r…ゲフンゲフン、筆者の余計な心配でした。スイマセン。
ちなみに猫でいう14歳とは人間でいう72歳。若作りするなぁエレンちゃ…ゲフンゲフン、スイマセン。
そんな若作りのエレンちゃん青春真っ盛りなスイートプリキュアでしたが、
やはり人間デビューした「綺麗なエレン」が可愛いですが、話自体は流石スイプリというか雑な感じ。
何というか、イマイチ盛り上がりに欠けるというか… もうちょっと演出を練りこめるのでは? と思いました。
「ここぞ!」って時に言うべき台詞が無いんですよね。
例えばいざ必殺技でネガトーンを倒すシーンで、フェアリートーンが疲労状態になっていつもの必殺技が使えない時、
初期の2人で使っていた「パッショナートハーモニー」でネガトーンを倒す…という展開があったのですが、
せめてあのシーンで「こうなったらこれしかない!」みたいな台詞が欲しかったです。
あと当時のパッショナートハーモニーは2人専用だったけど、あの時キュアビートは何してたのかな?

ちなみにこの回が放送した時、30分前の番組である『仮面ライダーオーズ』が最終回を迎えました。
全体的に疑問点が残る結果ではありましたが、非個々のシーンが心に染みる、良き最終回だったと思います。
最後の変身シーンの「タカ! クジャク! コンドル!」のアンク音声は筆者もリアルで「アンク…」と言ってしまいました。
それに比べてその時のスイプリときたら…ってコレ、スイプリ全く関係ないね。
もしかしてこれが言いたかっただけなのでは…(ボソボソ


スイプリ 7

さてエレンちゃんのプッシュ回も終わり、物語は新たな展開を迎えます。
メイジャーランドに伝わる伝説の宝箱『ヒーリングチェスト』及び中に封印されている『クレッシェンドトーン』。
フェアリートーンの力が弱まったということで、プリキュア一行は彼女の力を借りるべく、
ヒーリングチェストの封印されている「魔境の森」に行くことになりました。
やがてヒーリングチェストの封印も解き、プリキュア達にクレッシェンドトーンが仲間になりました。
これにより、新たな必殺バンク「プリキュア・スイートセプション・アンサンブル」が追加されました。
確かこのあたりからニチアサのレビューが始まったかな。
この時期から毒のあるお話は方向性を変え、明るい、楽しいような従来の子供向けアニメのような雰囲気に包まれました。
3人の関係も安定したのか喧嘩話も無くなって、見てて非常に微笑ましいです。
細かい突っ込みどころはありますが、恐らく全編通して一番見易い時期でした。
視聴率的にも一番安定している時期でした。今からスイプリを見ようと思う方、この時期を目指して見ていきましょう!


やがてそんな平穏な空気も終わりを告げます。色んな意味で。
10話から登場して以来、その素性を隠してきたキュアミューズの正体が遂に明らかになる回がやってきました。
お話は34話。中盤も終わりに差し掛かってきました。

部下であるトリオ・ザ・マイナーの不手際に業を煮やしたメフィストは、とうとう地上に降りてプリキュア達と戦うことに。
その圧倒的なまでの力と操るネガトーンの強さに苦戦するプリキュア一行でしたが、
激戦の末にプリキュア側に戦況が傾き、必殺技である「プリキュア・スイートセプション・アンサンブル」を発動します。
危うしメフィスト! そんなメフィストの前に現れたのはかつてプリキュア達をサポートしてきたキュアミューズ!
突然メフィストを庇うように姿を現したミューズに驚き、プリキュア一行は必殺技を不発してしまいます。
一体何故ミューズはメフィストを庇ったのか? これからの行動に戸惑うプリキュア一行。

スイプリ 8

そして35話。
そんな中再びメフィストが登場。ネガトーンを使い人々を襲うも、辛くもこれを倒すプリキュア一行。
しかし今度はメフィストそのものがネガトーンと化し、プリキュア達に襲い掛かった!
強力無比な力に押されるプリキュア。非情なまでに攻撃を加えるメフィスト。
そこへ再び現れるミューズ! ミューズはメフィストの前に立ち、マスクを脱ぎ去りこう叫ぶのだった。
「もうやめて! パパ!」
突然の親子関係の発覚に言葉を失うプリキュア一行。メフィストは何かを思い出したかのように呟く。
「アコなのか…?」
突然の正体暴露に驚きを隠せないプリキュア一行。
やがて突然苦しみだすメフィスト。何かに吸い込まれるようにメフィストは消え去るのだった…

こうして謎は解かれた。衝撃の事実と、これまでの設定を覆す超設定と共に…!

続く36話。これまでの謎解きを整理して説明していきましょう。

スイプリ 9
スイプリ 11

まずキュアミューズの正体は調辺 アコちゃん(9)。アニメでは6話から登場してました。
響達は驚いてましたが、ぶっちゃけミューズの正体が消去法でいくとアコちゃんぐらいしか残らないので
視聴者には結構バレバレだったり。ついでに公式でもほぼバラしてました。
声優さんには緘口令が敷かれていたようですが…意味あったのかなぁ。
続いてアコちゃんの口から語られる衝撃的な事実。

なんと「メフィストはアコの父親であり、母親はアフロディテ、アフロディテの父が音吉さんというもの。」
アコは元々メイジャーランドの姫で、メフィストは元々メイジャーランドの国王。3人で平穏な生活を営んでいましたが、
メフィストが魔境の森へ行き、真の黒幕であるノイズにより洗脳されてしまう。
家族関係は崩壊し、親子はバラバラになり、アコは音吉のいる地上へ逃がされることに。
メフィストが不幸の楽譜を完成させようとしてることに気づき、プリキュアへと覚醒するのでした。
正体が知られるとマズいので、マスクで顔を隠し、ブーツや手袋で手足の長さを偽装していた…というもの。
つまり時系列的に考えると最初にプリキュアに変身したのはアコちゃんが最初なわけです。

さてこの設定が何故マズいのか。詳しく説明していきましょう。
まず「メフィストがメイジャーランドの国王」であったこと。
この設定をハミィやセイレーンが元々メイジャーランド出身であったことと照らし合わせてみましょう。
つまりハミィとセイレーンはメフィストの部下であったワケです。もちろん2人はこの事実を知っていたはず。
それなのにここに至るまで2人はその事実を響と奏に打ち明けていませんでした。重要なことだろ! 先に言っとけよ!
しかもセイレーン(エレン)に至ってはキュアビートとして戦ってる時は「メフィスト!」と呼び捨て。
そして今回を期にアコに対して「姫様!」と今までの無礼を詫び、メフィストに対しても敬意を表すことに。
何かのギャグですかコレ。ここまでキャラが変わるキャラも珍しいな。

次に「アフロディテとメフィストが夫婦関係」であったこと。
これは本編が始まる前からの設定だったので、当然1話でも2人は夫婦関係。
しかし1話のアフロディテの態度はどう見ても洗脳された「夫」に対する態度とは思えません。明らかに人を馬鹿にしてます。
ついでに夫婦関係の事実を響達に話す機会はいくらでもあったはずなのに、こちらもだんまり。
この人及び部下達はプリキュアである響達を本当に信用してるのでしょうか?
「メフィスト? プリキュアが何とかしてくれんだろ」と高を括って玉座に踏ん反り返るアフロディテの姿が目に浮かびます。
そもそも音符を地上にばら撒いたのも何を隠そうアフロディテ本人。
散々種を撒いといて、後は野となれ山となれ! きっと部下とプリキュアが何とかしてくれるさ!
…一国の頂点の立つような人材じゃないよぅ…

アコの態度も疑問の一言。
最初にプリキュアとして覚醒して、メフィストが音符を集めて不幸のメロディを集めてるのを
知ってんなら誰よりも早く音符集めをしてメフィストの野望を阻止すべきでしょう。
しかしアコがそうしなかったせいで、結局地上にいた少女2人に全てを押し付けることに…
ええい! メイジャーランドには「責任」の文字は無いのか!? そんなんで国が成り立つのか!?
海外旅行はしてみたいが、こんな国には行きたくねぇ!

余談ですが、黒ミューズと本来のミューズの体格差は厚底ブーツと手袋で誤魔化したらしいですが、
いくら厚底を履こうと関節の位置は変わらないので動いたりすると違和感バリバリで誤魔化し切れないはず。
長い手袋をはめても関節もそうだし、第一神経通ってないから指先が動かないはず。
作中では黒ミューズはピアノを弾いてたんですが…

「もうやめて! パパ!」
「アコなのか…?」

これらの会話から発展した超設定で、ここまで出てきた既存設定のボロ。
もう場当たりな設定はやめて下さい(>_<)

スイプリ 10

そして場面は変わり、再び現れたメフィスト。パパを正気に戻そうと戦うことを決意するアコでしたが、いざメフィストの前に立つと戦えない。
「私達に任せて!」と響達3人が相手しますが、アッサリ敗北。
メフィストの暴力行為に耐え切れず、遂に変身するアコ。はよせんかい。
メフィストを追い詰め、攻撃しようとするミューズでしたが、「やっぱ無理!」と攻撃をやめるミューズ。ええい、まどろっこしい!
結局メロディ達の喧嘩を正統化する言い分(要約:殴りべき相手がいるならとっとと殴れ)を聞き、やっとのこさメフィストを殴るミューズ。
娘の拳を受け、メフィストは元の姿に戻るのでした。めでたしめでたし。
…めでたいか? 何か疑問点ばっか残ってるような…


こうしてアコが正式にメンバー入りして、プリキュアは4人。物語も後半に差し掛かってきました。
この4人が如何なるお話を繰り広げるのか、それはまた別のお話。

その3もお楽しみに!

[ 2012/03/13 22:36 ] スイートプリキュア♪ | TB(0) | CM(3)

総合レビューNo.1 スイートプリキュア♪ その1

とりもどせ! 心がつなぐ奇跡のメロディ♪


スイートプリキュア♪

スイートプリキュア♪


前作の『ハートキャッチプリキュア!』から設定や登場人物を一新した新シリーズで、
「プリキュアシリーズ」の通算8作目にして、6代目のプリキュアであり、本作も前作と同様に2人構成で物語がはじまる。
本作のタイトルに使われているスイートは「組曲」を意味する音楽用語であり、
そのタイトルの通り、「音楽と友情」がメインテーマとなっている。
朝日放送(ABC)の松下洋幸プロデューサーは「今までにない『新しい仕掛け』を盛り込む」、
東映アニメーションの梅澤淳稔プロデューサーは「音楽をテーマに、散らばった伝説の楽譜の音符など、
シリーズ最大のスケールで描いていく」としている。
プリキュアの2人がピンチに陥った時に現れる「謎の仮面のプリキュア」など、新たな要素も組み込まれている。


以上、wikipediaからの引用でございます。

見ての通り「新しい仕掛け」だとか「シリーズ最大のスケール」だとか色々と興味を寄せるワードがちらほら。
そして何よりこのプリキュア2人のツーショット。非常に仲が良さそうですよね。
僕は思いました。「この二人組が如何なる壮大なお話を繰り広げるのだろう…?」と。本当です。
「ニチアサを制覇する!」という意気込みの元、初めてのプリキュアということで選んだのがこの番組。
やる気十分。意気揚々とプリキュアの世界に突っ込んでいったのでした…
ああ、あの私は頃は若かった…

結論から言いますと、私個人としてはプリキュアどころかアニメとしても問題のある作品だと思います。
当時の私としては「これから面白くなっていくんだろうなー」と思いつつも、
ひたすらアニメの展開と私のプリキュアに対する思いのズレが大きくなり、非常に困ったものでした。
もちろん全てが駄目だったワケではないです。評価出来る部分が無いわけではありません。
しかし平均視聴率の低下、アンチの大暴れ、版権収入の減少など見過ごせない事実も多々あります。
結局終始賛否の激しい評価を受け続きながら番組は終了しました。
今回はこのアニメを様々な観点から評価していこうと思います。
筆者の私情で長らくニチアサ更新が滞っていたため、今回の記事を書くに至りました。
私としてもこのアニメに言いたいことも沢山あるし、精一杯書かせてもらいます。
大変長らくお待たせ致しました。それではごゆっくりどうぞ。



・シナリオについて

ハイ、いきなり大きな問題点から扱っていくことになりました。先が思いやられるなぁ。
では大雑把に根底となるシナリオを説明させてもらうとすると…

人間世界とは異なる場所に存在する 幸せな音楽の国メイジャーランド
そこで年に一度だけ行われる演奏会に於いて、歌の妖精ハミィは世界の人々の平和を願い、
「伝説の楽譜」に記された「幸福のメロディ」を歌おうとしていた。
しかし 演奏会の最中、悲しい音楽の国マイナーランドの王メフィストが現れ、楽譜を「不幸のメロディ」に変えようとする。
メイジャーランドの女王アフロディテは音符を別の世界である人間世界にばらまいてそれを阻止したが、
散らばった音符を取り戻すため メフィストは配下のセイレーントリオ・ザ・マイナーを、
アフロディテはハミィと7体のフェアリートーンを人間世界に遣わす。

(以上wikipediaから引用)

とまあ、ファンタジーな世界観の説明はこんなもんです。wikiは便利だなあ。
さてさてここから先は私なりに説明させてもらいますが、まずは一度シナリオの流れを段階を踏まえて把握しておきましょう。
大きなシナリオの流れとしてはこんな感じです↓


プリキュア誕生(1~2話)

2人の喧嘩友情話(1~9話)

ゴリラ(10話)

キュアミューズの登場&謎(11~14話)

話が落ち着いてきた期(15~19話)

キュアビート登場&加入・3人での戦い(20~28話)

クレッシェンドトーンとの出会い(29~31話)

キュアミューズの葛藤&加入・4人での戦い(32~37話)

ノイズの登場&復活(38~44話)

最終決戦(45~47話)

後日談(48話)


ざっとこんな感じです。結構多いかな。(間違ってたらスミマセン…)
というわけでまずは序盤のお話、プリキュア誕生~2人の喧嘩友情話に迫っていきましょう。


スイプリ 1

さてここから登場するのが我らがプリキュアとなる人物、北条響(左)と南野奏(右)が登場します。
この2人の関係は仲良しの幼馴染…なのですが、些細な誤解が原因で一年前から会えば口喧嘩の絶えない不仲に。
最初のプリキュア2人が「赤の他人の関係」で始まることほぼ毎回のことですが、不仲の関係で始まるのは多分初めて。
いきなりの斬新な設定です。果たしてシナリオはこの関係を生かせたのか…?

案の定アニメ初回は喧嘩してばっか。お互い思う所はあるらしいのですが、中々素直になれないまま時間が過ぎていく。
しかしそんな2人の前にハミィやマイナーランドの使者達が現れる!
マイナーランドの使者のリーダー格であるセイレーンはその場にあった音符に特殊な音波を浴びさせ、ネガトーンへと変身させる。
2人はハミィに諭されるがままに、なし崩しにプリキュアに変身し、ネガトーンと戦うことを決意。
最初の戦闘では長らく続いた不仲のせいで全く息が合わず、歴代プリキュア初の初バトル敗北となってしまう。
その後も2人のすれ違いは続くが、ある日のふとした出来事で過去の誤解が解けることになる。
かつての関係を取り戻すべく、2人は再びプリキュアに変身。そして見事勝利!
2人はプリキュアとしての活動を経てかつての友情を取り戻すことを決意するのであった…

これが2話までのお話を簡単に説明したものです。分からなかったらスイマセン…
今回のバトルの流れとしては、ネガトーン化した音符とバトルし、浄化して元の音符に戻す…というワケです。
これまでのお話に細かい突っ込み所はありますが、でも見た感じ結構良い雰囲気じゃないですか?
私自身もこの話を見て「ああ、ここから二人の友情が始まるんだな。」としみじみと思うのでした。

ここから3話~9話までの2人の関係について簡単に説明させてもらいますと、

3話 … 少し喧嘩。でもマシな方。
4話 … 一話の如く喧嘩。最後には仲直り。
5話 … 喧嘩がエスカレート。でも最後には仲直り。
6話 … 奏の弟、奏太も絡んで少々喧嘩。でも最後は皆で和解。
7話 … これまで仲直りしてきたのが嘘のような不仲。でも最後には仲直りして、これ以降の友情を約束。
8話 … 前回のやり取りが嘘のような喧嘩。やっぱり最後は仲直り。
9話 … 少し言い合い。大したことは無かった。

…お分かりいただけただろうか?
友情を取り戻すはずが、ほぼ毎回喧嘩&仲直りの繰り返し! 何でやねん。
恐らくスタッフとしては「お互いの思いをぶつけ合って(=喧嘩)友情を深める」というシナリオを書きたかったんだと思います。
しかし肝心の喧嘩の内容はどの回も同じようなこと繰り返してその度仲直りしているので全く進歩が感じられません。
更に言うと喧嘩の原因にはセイレーンが「他人に変身できる」という力で響達を騙したのが元となったのも数多く。
これ故にスイプリは「嘘と騙しと裏切り」という不名誉なレッテルを貼られたこともありました。
これらのお話を期に、2人の喧嘩シーンは激減します。
スタッフが「2人の友情が出来た」と判断したのでしょうか。…ううむ、解せぬ。


スイプリ 2

さて話も新たな展開を迎えてきます。キュアミューズの登場・謎の部分ですね。
メロディ・リズムの両名とは違い、漆黒の仮面とマントを身に纏い、全身パンツスタイルの異様な出で立ち。
抜群な戦闘能力でメロディ・リズムを援護するが、決して自らネガトーンを倒そうとはしない。
2人と共に行動をとることもせず、その不思議の行動倫理と正体の謎を残すキュアミューズ。
話の流れは「ミューズとは一体何なのか? 正体は誰なのか?」という方向に移ります。
先の喧嘩話よりはよっぽど見易く、非常に安定していた段階だと思います。
結局のところミューズの正体及び行動倫理はずっと先に明かされることになるのですが、それはまた別のお話。


さてミューズのお話も一段落付き、シナリオの流れは大きな展開も無く安定期に入ります。
しかしお話そのものが安定していたかと言われると私としてはそうでもなく…
特に16話では再び話の中心に2人の喧嘩が… しかも喧嘩の背後にはやはりセイレーンが! 何ゆえこの展開を復活させた?
更に19話では「学校で響と奏を異空間に閉じ込め、安心し切ったマイナー勢は体育館ですき焼きを食べる」という描写が。
体育館で食べるすき焼きって美味いか? と思いたくもなりますが、当時の日本はあの東日本大震災からわずか3ヶ月の世。
東北の皆様が各地の体育館や避難所で心細い生活をしている中、このアニメときたらその体育館ですき焼きを食べてらっしゃる!
公式では「震災を期に各シナリオを見直した」との事ですが、これで本当に見直したと言えるのかなぁ?
しかし響の母親、北条まりあの登場や新技バンクの登場など見逃せない展開もありましたが、
良くも悪くもスイプリらしい空気の中でのお話となったのでした。


スイプリ 3

続いてシナリオは序盤のクライマックス、キュアビート誕生の回を迎えます。
そのキュアビートに変身するのは、あの散々「嘘と騙しと裏切り」行為を繰り返してきたセイレーン、
もといそのセイレーンが人間に変身した姿であるエレン(後の黒川エレン)。
今まで悪事を働いてきたセイレーンがいかにしてプリキュアへと変わるのか? シナリオの焦点が定まってきました。


今まで散々プリキュア一行から音符を奪い取ろうと画策してきたセイレーンであったが、上手くいかない。
上司であるメフィストからも一刻も早く不幸のメロディを完成させるよう促される。
そこでセイレーンはメイジャーランドでの旧友であるハミィを「マイナー勢を裏切った」と吹き込ませ、
音符をこちらへ持ってくるよう指示する。(これ以前の話でもハミィは散々セイレーンに騙されてるワケだが…)
今までの例に漏れず、ハミィはセイレーンを信じて音符の詰まったフェアリートーン達を勝手に渡してしまう。
まんまとフェアリートーンごと音符を奪ったセイレーンはハミィは裏切り、マイナーランドへ帰るのだった…

そしてマイナーランド。
音符を奪ったおかげで完全とまではいかないものの、不幸のメロディは人々を不幸にする十分な力を持ってしまった。
メフィスト共々再び地上へ戻るマイナー勢。事態は今までに無い大ピンチに!
不幸のメロディを歌わせまいと響達はプリキュアに変身しようとするが、何とマイナー勢の目の前にはハミィが!
ハミィはマイナー勢に人(猫)質に取られてしまい、プリキュアに変身すればハミィに悪のノイズを聞かせるという。
(変身に必要なフェアリートーンがマイナー勢に捕らえられてるのに何故変身しようとしたかは気にしない。)
どうすることも出来ず、遂にセイレーンは不幸のメロディを歌おうとしてしまう。
そんなピンチの中ハミィはセイレーンを止めようとせず、ただただ親友であるセイレーンを信じ続けた。
そんな一途に自分のことを信じ続けるハミィを見て、とうとう不幸のメロディを歌えなくなるセイレーン。
そんなセイレーンの姿を見たメフィストはセイレーンを見限り、ハミィに悪のノイズを聞かせてしまう。
悪のノイズに苦しむハミィ。セイレーンはこれ以上ハミィを苦しませまいと無意識にプリキュアへと覚醒するのだった…


自分なりに分かりやすく書いたつもりです。
やっぱり見た感じ、それなりに理解できる展開ではないですか?
ハミィの一途な友情がセイレーンに本当の気持ちを気づかせたのです! 何と美しいシーンでしょう!?

しかしですね、このお話、筆者の中で1、2を争うほど見たくない回なのです。(これを書く為もう一度見ましたが)
何故でしょう? 順を追って説明していきましょう。

ここでこの話によるハミィとセイレーンのやりとりのワンシーンを書き記しておきます。↓

セイレーン「ハミィ! 今更止めようとしたって無駄よ。」
ハミィ「ハミィは止めたりしないニャ。」
セイレーン「は?」
ハミィ「ハミィはセイレーンの友達だから、セイレーンのすることを邪魔したりしないニャ!」
    セイレーンはハミィのことなんて気にする必要はないニャ!」

セイレーン「ハミィ、あんたは相変わらず天然ボケの子猫ちゃんねぇ!
      私は今から不幸のメロディを歌うのよ? 世界中が悲しみのどん底に突き落とされるのよ?
      あんたはそれでもいいって言うの?」

ハミィ「それでもいいニャ!」
セイレーン「はぁ?」
ハミィ「もしもこの世界が悲しみのずん底に突き落とされても、大丈夫ニャー!」
セイレーン「フン、何で大丈夫なワケ?」
ハミィ「だってそうなったら…きっとセイレーンは、ハミィと一緒に泣いてくれるニャ! だから全然大丈夫ニャ!」
セイレーン「あ、呆れたわ! …あんたはどこまで天然ボケなの?」
ハミィ「天然ボケでごめんニャ!」
(ハミィ、涙ぐむ)
ハミィ「何があっても、ハミィとセイレーンは友達ニャ! ずっと! ずう~っと友達ニャぁ!!」

はい、それでも話を「何故筆者はこの話が嫌か?」に戻します。
そもそもハミィというキャラに全く感情移入が出来ません。
何度も示唆したように、音符がマイナー勢の手に渡るということは、不幸のメロディが完成してしまうこと。
これはスイプリでの想定しうる最悪の展開であり、これを防ぐ為にハミィは地上へ派遣されたわけです。
しかしハミィは易々とセイレーンを信じてフェアリートーンを渡してしまいました。
自分のことしか考えてないのはおろか、プリキュアとなる響と奏のことすら眼中にない始末。
しかも「世界が悲しみのずん底に突き落とされても大丈夫」という爆弾発言までも。あんた本当に世界を守りに来たの?
もう完璧な人選…いや、猫選ミスと言っていいでしょう。
しかしその上司であるアフロディテときたら、「ハミィを信じましょう」と言うだけ。
ううむ、根本的に上司がダメだから部下もダメなのか…

そんなこんなで「たとえ世界がどうなろうとも友達を信じ続ける」ことを選んだハミィ。
でも、友達が悪いことしようとしたら普通どうするかなぁ? 例え何をするにしても、友達なら見守ってやるのが全て?
それも世界が悲しみのずん底に落ちる時でさえも、その元凶友達をじ~っと見守り続ける?
本当に友達のことを想うなら、何が何でも止めるべきではないでしょうか?
その相手が本当の友達であるなら、きっと分かってくれるはずでは?
幼児向けのアニメでやることかなぁ?
結局ハミィの「友達ニャ!」の言葉を受けてセイレーンは改心してしまいました。
説得に欠けるやり取りしかしてないので勝手にセイレーンが良い子になったとしか思えません。
どうにもスイプリは「友情」だとか情が絡む話になるとご都合主義なお話になってしまいがちです。
今回に限っては悪役が改心する重要シーン。ちゃんとした納得できる説明を用意すべきでした…
こうしてセイレーンは土壇場で変身し、茫然自失のままその場から去ってしまいました。
逃げるくらいならせめて伝説の楽譜ぐらい掻っ攫ってから逃げてください。あなた何しに来たんですか。


これらの展開には「ハミィはこうせざるを得なかった」という擁護意見もちらほら見られました。(後に説明します)
単なる描写不足が筆者にこのような感想を抱かせたのかもしれません。
今回の記事を書く為に再び何度か見直しましたが、やはり初見時の印象が強すぎたのか、特に気持ちは変わりませんでした。


スイプリ 4

最終的にハミィとの友情を取り戻すべく正式にキュアビートとしての覚醒を果たし、響達とも和解します。
名前も「黒川エレン」と改め、晴れてプリキュア達の仲間入りとなったわけです。
響と奏が易々とエレンを受け入れすぎてるような気がするけど、気にしないぜ!
ハミィがいつまでもウザいような気がするけど、多分最近ムカムカしていたせいだぜ!
結局何処までもご都合設定を通してきたような気もするけど、この際言及する気も起きないぜ!
セイレーンがマイナーランドに移った理由がアッサリしすぎてるけど、最早どうでもいい… グスン、泣きたくなってきました。
各シナリオ・演出はともかく、エレンが今までの罪を認めて贖罪しようとした姿勢だけは評価したいです。


結局肝心のシーンは説明不十分のまま、スイプリの展開は進んでいきました。
お話は20話に差し掛かったばかり。まだまだ先があります。
この後スイプリはどんな方向に話が進んでいくのか? それはまた別のお話。

その2もどうか見ていただけるよう、心からお願いします。
[ 2012/03/05 21:56 ] スイートプリキュア♪ | TB(0) | CM(0)