S.H.フィギュアーツ ハートロイミュード販売価格:5940円 ※プレミアムバンダイ限定販売タイプテクニックの撮影後、レバー状態のシフトスピードが行方不明になってしまったので、
バンダイさんから取り寄せてもらった為時間がかかってしまいました。
かなり時期が経ってはいますが、ドライブアーツのことはブログに残しておきたい為書き記しておきます。
というわけで、S.H.フィギュアーツ ハートロイミュードをレビューいたします。
ハートロイミュード
ロイミュード002が進化した心臓を髣髴とさせる姿をしたハートの本来の姿。
グローバルフリーズの日に進化態へと進化を遂げた。内燃機関のパワーを限界値以上に引き出す能力を有しており、
極めて高い戦闘能力を誇る。怒りが頂点に達するとデッドゾーンという暴走状態に到達しさらに凄まじいパワーを発揮するが、
自身へのキックバックも大きく(これに関してはメディックの調整により改善しつつある)、
下手すると自爆してしまう諸刃の剣でもある。また、後にメディックの強化改造により超重加速の能力も得る。
相手の強さを受けすぐにそれを上回るという能力を持ち、ドライブのタイプトライドロンとすら互角以上に渡りあう。
超進化態では一面が焦土になるほどの複数の火炎弾を放つ。久々の怪人アーツのリリースです。
ライダー系統ではウィザードの頃にフェニックスとメデューサがリリースされたものの、
売れ行きが芳しくなかったのかその後のリリースはなく、鎧武では今のところノータッチという有様です。
不遇な立ち位置にあった怪人アーツですが、今回のハートの一件で再び表舞台に舞い上がれるのでしょうか。
・本体のデザインについて・可動範囲について・付属品について・ブンドドについて・総評-Design-


フロント&リアビュー。
全体的なプロポーションは… かなりよく纏まっていると思います。
下手したら実際のスーツよりもバランスいいかも…

顔。部位の名称が分からないので物凄く指摘しにくいですが、
中央の顔面の左右にある黒い部分(金色のラインが囲まれている場所)が実際のスーツのデザインと少々異なります。
それ以外は特に気にすることでもないかも。

胸部。金色の心臓はもちろん、それを繋ぐメカニカルな血管のデザインも忠実に再現。

肩。内部にハートの形にくりぬかれたようなデザインがあることに初めて気づきました。

腕は赤黒くグラデーションがかかっており、「筋肉」のようなグロテスクさを醸し出しています。

腰中央部。何気にアシンメトリーデザイン。
粗いスミ入れがなかなかいい味出してます。

左右のコートは本体とはまた違った塗装彩色。
軟質パーツなので可動の妨げにもなりません。

脚。塗装の印象は大体腕と同じ。

背中中央部にはハートマークが縦に並んでいます。
スミ入れがかなり薄いので、手足に比べると少々お粗末な印象。
-Movable-

首。2軸で可動するので左右には問題なく可動。
顎を引くような動作は苦手。

腕はこの程度。標準的なアーツと同じですね。

肩の上げ幅ですが、肩パーツを一切動かさない状態だと右肩、
肩パーツを動かしてやると左肩の状態まで上がります。

引き出しに関しては、胸部のデザインがアシンメトリーなので左右それぞれ異なります。
右側がやや物足りないといったところですね。

脚を出すときはコートが少し邪魔になるものの、軟質素材なので大きな阻害にはならず。
膝立ちも余裕です。

開脚はこの程度。接地はもう少し頑張ってほしかった…
総じて本体の可動は上半身がやや今一つな印象。肩はもう少し自然に上げられるよう設計してほしかったなぁ。
-Items-

付属品は手首のみ。
何故か武器保持用手首が付属しているのですが、劇中でハートは武器を持って戦ったことがありません。
何で付属したんだ…?
-Bundodo!!-

がおー! 両手を広げて威嚇するようなポーシングが特徴なハートですが、
アーツだと水平に広げるのが難しい。

パンチポーズも肩が水平に上げにくい他、ロール軸がギチギチしてて回しにくいのもマイナス。

それでも要領を掴んでいけばそこそこ楽しんでポーシングできるかも。要は慣れか。

ハイキックはここまでが限界。そこそこ上がりますね。
この状態での自立は困難なので、オプションで支えてやるのはほぼ必須。

劇中だと結構ダイナミックなポーシングが特徴的でしたので、ディスプレイスタンドをガンガン使って
躍動感あるポーシングを楽しみたいですね。

それではドライブと絡ませてみる。

徒手空拳オンリーのバトルってのは中々難しいですね…単に私が慣れてないだけなのかもしれませんが。

シフトカーによる小賢しいパフォーマンスも意に介さず殴り続けるハートはさながらヒロイック。

タイプワイルドとも。このシーンでは左手と胸をそれぞれ踏みつけてるのですが、
フィギュアでそれやると安定感がまるでなくなるので胸だけ踏んでます。

印象的(?)な掴み上げシーン。ドライブをスタンドで浮かせてるだけなので、実際それっぽく見せてるだけです。

タイプテクニックの心臓鷲掴み。実際テクニックの右腕はハートの中に埋まってるはずなので、
劇中の実際のシーンとは異なりますが…

ノーマル状態のマッハとも戦ったことがありますが、大体マッハの負け。
最近ではデッドヒートでも敗戦続きですなぁ。

対ドライブデッドヒート。最初の時は随分と優勢に戦えていました。

今振り返るとあれほどハートをボコボコにできたのはあれが最初で最後だったのかも。
強化を重ねるハートは結局どうなるんですかね…

以上、S.H.フィギュアーツ ハートロイミュードのレビューでした。
◆評価点
・優秀な造形&塗装◆不満点
・痒いところに手の届かない可動域
・謎の武器保持用手首
・やや割高な価格設定総合オススメ度:★★★★☆高いデザインの再現度に、やや物足りない可動域と付属品、さらに少々お高い価格設定…
と、つまるところ
いつもの怪人フィギュアーツといったところです。
怪人アーツは仮面ライダーと組み合わせる以外にも、デザインの資料としても持っておく価値のあるファンアイテムではありますが、
現状のままだと商品としての地味さが拭えないので、リリースが続けられるかどうかは不安です。
おまけにドライブの怪人アーツはメイン勢だけでも、ハート・ブレン・メディックの3人×超進化態の計6人が必要になるので、
ノルマとしても少々ハードルが高めなのが難点ですね。
そめて価格設定くらいは見直してくれないかな…謎の武器保持用手首はオミットしていいから…
なんやかんやでこのハートの立体化が足がかりになってくれればいいんですけどね。
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>なんやかんやでこのハートの立体化が足がかりになってくれればいいんですけどね。
現在のところ結局このハートだけでしたね。売上が悪かったのか、ハート以外の他のロイミュードがほとんど人気がなかったからなのでしょうかwゴルドドライブはフィギュア化する予定なんですけどねえ
そんなハートなんですけど今度Vシネで主役を張るらしいですね。デュークもメインを張ってましたけど、怪人で完全な敵幹部が主役を務めるのは初なんじゃないでしょうか。人気があるのは頷けますけど。
七シン様、コメントありがとうございます。
>現在のところ結局このハートだけでしたね。売上が悪かったのか、ハート以外の他のロイミュードがほとんど人気がなかったからなのでしょうかw
ウィザードから怪人のアーツ化は露骨に冷遇化されていましたので、特別なことではないと思います。
本当に近頃は羽振りが悪くなりました…
>そんなハートなんですけど今度Vシネで主役を張るらしいですね。
三条さんは本当に悪役を描きたがる人ですね… 進ノ介より魅力のある人物であるのは確かですが。
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