ROBOT魂 ジャスティスガンダムメーカー小売価格:6480円アクションポーズとかの確認のためにガンダムSEEDのリマスター版を見返していましたが、
とにかくSEEDって回想シーンが多いですね… これは続編にも言えることですが。
トールとニコルは何回殺されたんだろうなぁ。
というわけで、ROBOT魂 ジャスティスガンダムをレビューいたします。
・デザインについて (ジャスティスガンダム)・デザインについて (ファトゥム-00)・可動範囲について・付属品について・ブンドドについて・総評ZGMF-X09A ジャスティスガンダム
人型機動兵器「モビルスーツ(MS)」のひとつ。
「プラント」の軍事組織「ザフト」の試作機で、兄弟機である「フリーダムガンダム」「プロヴィデンスガンダム」と同じ核エンジン搭載の高性能機という設定。
赤基調のカラーリングとトサカ状の頭部センサー、背部に装備された大型バックパックが特徴。
バックパックは分離しての遠隔操作が可能で、ジャスティス本体を上部に載せることもできる。
劇中では主人公の一人「アスラン・ザラ」が「イージスガンダム」に次いで搭乗し、主人公「キラ・ヤマト」やその仲間たちと共同戦線を張る。
パトリック・ザラの指示のもと、国力・物量に劣るザフトが奪取したG兵器のデータを注ぎ込み、統合3局によって開発された試作型MS。
兄弟機であるZGMF-X10Aと共にC.E.71年4月1日にロールアウト。
「ナチュラルに正義の鉄槌を下し、コーディネイターの真の自由を勝ち取る」旗印となるべく、
本機ZGMF-X09Aは「ジャスティス」、ZGMF-X10Aは「フリーダム」と命名された。
形式番号の末尾は eXperiment Atomic を略したもので「試作機 核動力搭載型」を意味する。
単機で多数の敵を相手に圧倒的戦闘力を示しうる対地球連合の切り札となるべく、
Nジャマーの効果を打ち消す「ニュートロンジャマーキャンセラー」を搭載した核エンジンを動力とした事で無限に近いエネルギーを獲得。
それにより兵装の大幅な出力向上と従来機を遥かに上回る稼働時間延長を両立し、
PS装甲もダウンする事がなくなった(ただし、弾薬、推進剤、酸素などには限りが有るため完全なスタンドアローンではない)。
安定稼働と制御を実現するため専用のモビルスーツ・ネオ・オペレーション・システム「G.U.N.D.A.M Complex」が実装されている。
また、他のZGMF-Xシリーズにもあったのかは不明ながら、自爆装置も備えられていた。相方のフリーダムに続く形で発売されたジャスティス。
フリーダムの方は造形の良さと抜群の可動性能で筆者の評価は非常に高いものとなりました。
同フォーマットを用いて作られたというこちらも同様の評価を得られるでしょうか?
-Design- (ジャスティスガンダム)
フロント&リアビュー。
フロポーションは良好ですね。良いバランスで纏まっているかと。
全体のカラーは見本だと暗めでしたが、実際は明るめのサーモンピンク。
ただ劇中基準だともう少し赤々としてても良い気がします。まあ好みの問題ですね。
顔。相変わらずトサカが長い。
正面からだとツインアイが殆ど確認できません。
横から。フリーダムと同じく、ツインアイは物凄く細いです。ですがカッコイイので良しとします。
塗装彩度も問題ないですね。
胸部。ダクト内部はフリーダム同様銀色で塗られてます。
左右の白いラインがちょっと雑な塗り方なのが残念。
肩。バッセルビームブーメランを装填。
装甲のモールドはフリーダムとそこまで変わらない模様。
ブーメランは取り外し可能ですが、保持はできませんしビーム刃も付属しませんし、
ビーム刃を取り付けられるようなハードポイントもありません。なんでこんな仕様にしたんですかね…
腕。関節はフリーダムと同構造。
大きさに関してはフリーダムと比べるとこちらの方がやや長め。
フロントアーマー。左右のスカートは2色の装甲で分けられています。
中央バーニア内部の謎の突起はバリ跡なのか、ブラシでこすっても落とせませんでした。
サイドアーマーにはラケルタビームサーベルを装填。
フリーダムと違い、内部のグリップに沿って装着するのでポロリの心配もありません。
膝付近。塗装に特に問題なし。
裏側。
脚。下半身は特に塗装彩度や制度に問題は見られませんでした。
-Design- (ファトゥム-00)
ファトゥム-00。ジャスティスの支援機です。
表裏。
全体は深い紫色といったところ。遠目からでも塗り分けがきっちり行われているのが分かります。
フォルティスビーム砲。設定通り上下に可動します。
本体中央部は銀色で塗装。
ケルフス 旋回砲塔機関砲。左右に可動します。
ウイング。
白い部分はもちろん、先端の黄色い部分もきっちり色分け。
背部左右のバーニアは黒鉄色塗装。
内側のバーニア内部も銀色で色分け。
本体裏側もきちんと塗装されています。
ウイングを畳んだ状態。あとはピンを倒せばジャスティスと接続可能。
実際に背負わせてみた姿。
プロポーションのバランスも破綻せず。カッコイイですね。
水平状態にするには、一度頭部を外してから水平に倒します。
ただしハードポイントによる固定などは一切ない為、状態維持の安定性にやや欠けます。
イージスと並べてみて。
色合いがガラっと変わっています。個人的にはジャスティスもイージスくらいの色で良かったかと。
フリーダムと並べて。
身長はフリーダムの方がやや上でしょうか。(ちなみに設定上はジャスティスの方が少し大きい)
本体のバランス面はジャスティスの方が纏まっていると思います。
-Movable-
首はよく動きますが、形状の問題か上に向く動作は苦手。
あと先述したファトゥムとの接続の兼ね合い故か、少し外れやすいです。
肘はフリーダム同様よく曲がります。肩は90度まで上がります。
引き出し。画像ではイマイチ引き出せてませんが、後で確認したところフリーダムと同じくらい引き出せました。
申し訳ないm(_ _)m
腰も安定の一回転。
フリーダム同様、コクピットハッチ付近が連動して前屈可能。
左右に腰を振ることも可能。
膝関節も曲がりますが、どうにもフロントアーマーが外れやすくて困ります。
開脚は水平近くまで可能。足首も動きますが、さすがに水平までは追いつきません。
総じて本体の可動は十分に優秀。フリーダムと同じフォーマットなだけはあります。
-Items-
付属品。
公式にて言及はされていませんでしたが、店頭で買ったところフリーダムの初回特典であるブックレットをまた貰えました。
ルプスビームライフル。フリーダムのカラバリ品です。
リアアーマーに装填可能。
ラケルタビームサーベル。こちらはフリーダムと同じ。
ハルバートモードも付属。ジャスティスにとってはこちらの方が馴染み深いですね。
ラミネートアンチビームシールド。
こちらもフリーダムのカラバリ品ですが…
先述したようにジャスティスは腕が少々長めの為、保持グリップの位置が安定せず、
シールドからグリップの接続が浮いてしまう形となってしまいます。
ファトゥム搭乗用の延長パーツ。
足の位置を固定するステップピンは取り外し可能。左右それぞれ2つの位置から選んで取り付けます。
フル装備で。シールドのグリップの位置はなんとかしてほしかったなぁ。
ちなみにファトゥムの延長パーツを装着したままでも接続は普通に可能。
バランスもさほど違和感はありませんが、延長パーツの肉抜き穴など見てくれを気にする人は多そう。
-Bundodo!!-
ジャスティス出撃! 高速飛行時はファトゥムを寝かせて飛行。
そして空中戦ではファトゥムを水平にする。…のですが。
(というか劇中でのジャスティスでの戦闘は全部空中もしくは宇宙)
この水平時のファトゥムの挙動が曲者で、本体と背中でしか固定されてない関係で、
ジャスティス本体の肩を動かすと首元にあるファトゥムのパーツが浮いてしまいます。
頭部が外れやすいのも相まって、ファトゥム水平時のブンドドは少々ストレスが溜まります。
ついでにシールドの固定も悪いし…
サーベル抜刀。
逆側のサーベルと連結させ、
ハルバードモードを装備!
…という印象的なバンクを再現したかったのですが、いやはやフィギュアだと難しい。
「映像のウソ」を実際にこなすのは大変ですな。福田アクションの場合は特に。
ちなみに取り回しに関してはさきほど言った通り。
サーベルを振るう以上、肩もガンガン動かすので首元のファトゥムもちょくちょく動きます。
そもそも首が上に向けにくいことも相まって、ファトゥムを水平にしてるとジャスティスの顔が隠れがち。
反面、ファトゥム搭乗時は打って変わって安定します。
ピンの保持力がとても高く、多少のアクションではグラつくことはありません。
こんな風にファトゥムを斜めに倒しても大丈夫。これは嬉しい。
「モウヤメロッ!!」ガンダム無双のアスランも喋る喋る。この石田ボイス、ノリノリである。
あとはフリーダムと組ませてみましょう。
ジャスティスの初戦闘では、お互いの背中を預けあうような絶妙なコンビネーションを発揮。
やはりコーディネーターは違う。
シャトルに乗り込む(というかしがみつく)時のアレ。ジャスティスの顔が上にあげられない…
最後にOPの一斉射撃。結局劇中では使いませんでした…
そもそも宇宙だとファトゥムに乗ること自体少なかったですが。
以上、ROBOT魂 ジャスティスガンダムのレビューでした。
◆評価点
・優秀な造形&可動
・サーベルラックの保持力の強さ
・ファトゥム搭乗時の安定性の高さ◆不満点
・ビームブーメランエフェクト未付属
・ファトゥム水平時の固定の不安定さ
・シールドグリップ装着の不具合
・フロントアーマーのポロリ具合総合オススメ度:★★★★☆う~ん、良い部分と悪い部分がハッキリし過ぎている印象です。
個人的にはファトゥムを水平にしている時の首元のパカパカ具合が1番気になります。
ジャスティスの戦闘は殆どファトゥムを水平にしている状態でしたので、その状態を満足に維持できないのは残念でなりません。
フロントアーマーもポロリするせいでストレスが溜まりますし、ビームブーメランが付属しないのも納得いきません。
反面、ファトゥム搭乗は専用パーツを付属したおかげで非常に安定します。
製作側はファトゥム搭乗に力を入れるあまりに水平形態のことにまで行き渡らなかった…というところですかな。
フォーマット自体は優秀なのでアクションフィギュアとしての完成度は中々ですが、
相方であるフリーダムは付属品が全部付く上にポロリもなく、非常にスムーズにブンドドを楽しめたので、
対となるジャスティスの出来栄えとはどうしても比較してしまいますね。
細かい難点は少なくありませんが、それらを受け止められるかどうかで評価がガラっと変わりそうですね。
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レビュー乙です。
ぱっと見出来は良いように見えますけどちょっと詰めが甘い感じですかね。
フロントアーマーポロリも最近のロボ魂じゃそんなになかったのに。
顔はイケメンですね。
なんかA.N.I.M.E.とかいう劇中イメージ重視?のシリーズ出すらしいですね。
アクション重視様、コメントありがとうございます。
フロントアーマーやシールドの接続などの不具合はフリーダムのフォーマットを流用したのが原因ですかね。
関節などはそのままでも、きっちりジャスティス用に最適化すべきだったと思います。
>なんかA.N.I.M.E.とかいう劇中イメージ重視?のシリーズ出すらしいですね。
つまり今までは劇中イメージ重視ではなかったと… 確かにアレンジは強かったですが。
既存のROBOT魂との住み分けがきちんとできるのか心配です。
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