HG 1/144 モビルワーカーMW-01 01式後期型(マッシュ機) レビュー

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HG 1/144 モビルワーカーMW-01 01式後期型(マッシュ機)
メーカー小売価格:1944円

ナニィ? サンダーボルトがアニメ化するですとぉ!?
こりゃリリースが止まってたHGサンダーボルトシリーズを復活させねばなりませんな! アトラスガンダムはよ!

というわけで、HG 1/144 モビルワーカーMW-01 01式後期型(マッシュ機)をレビューいたします。

※当記事で紹介しているキットは付属のシールのみ貼った素組みの状態です。
・本体のデザインについて
・可動範囲について
・付属品について
・ブンドドについて
・総評

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モビルワーカーMW-01 01式後期型(マッシュ機)

ジオン自治共和国が開発を行っていたモビルワーカー01式初期型の改良発展型。
近接格闘戦などのデータ収集を行うために、パイロット保護を目的としてコックピット周辺の形状が変更されている。
また、運用に合わせて前腕部のアタッチメント交換を行うことができるような改良が加えられており、
両腕にマニピュレーターを取り付けられる以外にも、さまざまな専用作業パーツに換装することが可能となった。
細部の形状変更に加え、宇宙空間での姿勢制御実験に向けた改良が施されているが、
基本構造は初期型と大きく変わらず、融合炉の小型化などの課題は残されたままである。
格闘実験に合わせて機体のカラーリングが変更されており、マッシュの乗る機体はオレンジで塗装されている。


HG IBOシリーズのお手頃な1080円勢に慣れ親しんで約1ヶ月。そして忘れた頃にやってくる1944円勢。
改めてHG IBOシリーズのコスパが物凄いことを実感させられる今日この頃です。
それはさておき世間はジ・オリジンep2の公開目前。作品内で活躍予定のモビルワーカーが遂に立体化です。
価格のお手頃さではIBOシリーズに劣りますが、完成度の方ではどうでしょうか?
ちなみに青いカラーリングのランバ・ラル機はプレバンで発売するみたい。


-Design-


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フロント&サイド&リアビュー。塗装見本と比べると、全体がかなり明るめのオレンジ。
撮り方のせいもあるでしょうが、公式サイトのメカデザと比べると、ややずんぐりむっくりとした体系です。
如何にも作業ロボって感じのメカメカしさですね。プロポーションのバランス自体は問題ないかと。


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顔。旧ザクを彷彿とさせるようなデザイン。どう考えたってモノアイスリットが邪魔
モノアイはホイルシールで再現していますが、裏地のパーツは結構なモールドが彫られています。
モノアイそのものもかなり小さめです。


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胸部。左右前方に設置された照明、下部には作業用と思しきウインチ、そして中央には剥き出しのコクピット。
作業用ロボと思しきデザインがありありと示されているのがよく分かります。
これらは全て灰色の成形色ですが、コクピット部のみ内部と外部がパーツ分けされています。一度装着すると取り外しが難しいですが。


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背中には動力用の融合路。中央に合わせ目がくるような構造。


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その融合路を肩につなぐ動力パイプ。HGでは珍しくゴム製の軟質パーツが使われています。
が、そのせいか非常に装着し辛いです。肩の接合部はまだしも、融合路側はかなり際どい。
「ねじりながら差し込みます」とは取説内の説明ですが、ねじってもすぐに外れちゃう…


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肩前方。

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肩側面。

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肩後方。

警戒色のシマシマ模様は全てホイルシール。モールドは描かれてないので塗る場合はお察しください。
こういうのはシール貼ってナンボなのかもしれませんが。
それ以外の色分けは特に問題ないかと。


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プロトタイプグフと同じく、腕は筒状のアタッチメントパーツを固定する構造に。
3本のツメのデザインはプロトタイプグフのものと異なり、かなり大きめ。


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右腕はクロー。かなり大型のものです。


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こんな感じで全開まで開きます。内部は縞模様のモールドが彫られているなど、芸が細かい。


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左腕はマニピュレーター。プロトタイプグフと違い、成形色は灰色。


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内部はガッツリ肉抜きされてます。


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物が一緒なので、プロトタイプグフのマニピュレーターもモビルワーカーに装着可能。


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プロトタイプグフ本来のアタッチメントパーツを付けると、ツメの大きさが合わないので完全に固定ができません。
ポリキャップの接合部だけでも十分に保持はしっかりしてますが。


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脚部。上半身に比べると随分と小さめ。


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脚部にもゴム製パイプが使われています。装着は上半身以上に厄介。
ねじっても外れるものは外れちゃいます。


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下半身も警戒色マークは全てホイルシール。上半身同様シールを除けば色分けは優秀。


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プロトタイプグフと並べてみる。相棒メカか何か?(すっとぼけ)
青とオレンジのコントラストが意外にも美しい。


-Movable-


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首は左右に回せる以外にも、上方向に首軸を引き出すことが可能。


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モノアイもちゃんと動きます。ヘルメットを取り外して動かすのて、いちいち頭部を胴体から外す必要がありません。


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また、今回のキットに採用されている球体関節部はHGには珍しく、2つの可動軸を備えています。


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おかげで関節部を胴体からある程度引き出すことが可能。
そのおかげで肩の上げ具合も45度ほどまで可能に。


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肘関節は135度くらい。


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腰は1回転可能。前屈・後屈はあまりできません。


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股関節も球体関節を採用。胴体と同じく引き出して可動させることができます。


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膝関節は90度。構造上膝立ちはできませんが、安定度はそれなり。


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開脚はこの程度。足首をロール可動することができるので、接地性も優秀です。

総じて本体の可動はバルバトスのような人型MSには及ばないものの、
関節部の引き出しや足首のロール軸など、きちんと可動を考慮した構造のおかげでそれなりの可動領域は保てています。


-Items-


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付属品と呼べるものは、シールドと保持用のマニピュレーターパーツのみ。


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あとはマーキングシールも付属します。


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シールドはオレンジと灰色の2色のパーツを1つずつ使う仕組み。
そのおかげで裏側のデザインもそれなり。


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こんな感じで保持します。保持力はまあまあ。


-Bundodo!!-


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宇宙用の推進器も増設されているらしいので浮かせても問題なし。


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見た目に似合わず脚の可動域が良いので、浮かせてのディスプレイのポーシングの幅は馬鹿になりません。


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続いて地上。如何せん武器と呼べる武器がクローしかないので、私の頭ではポーズが固定しがちです。


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おまけに腕側のロール軸が殆ど機能していないので、クローを傾けることとかもできないのが残念。


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やっぱり浮かせた方がポーシング決める側としては楽しいかも。


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ちなみにクローの保持力はそこそこ高いので、リヴァイブ版ガンダムみたいな軽い物であれば保持が可能です。
ただし腕を斜めにしちゃうと重さでズズッと下がってっちゃいますが。


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ガンタンクの一撃にも耐えうるシールド。


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しかしその強度は強力な鈍器としても使えるはず。
シールドバッシュはスカイリムでお世話になりました。


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さてここからはガンプラ特有の組み換え遊び。
モビルワーカーに右手マニピュレーターを移植してヒートホークを持てるように。スケールがいまいち合ってませんが。


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ヒートロッドと三連装マンシガンを装備して。大きめの腕がヒートロッドの長さとうまく合ってるかも?


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一方プロトタイプグフにクローを装着して見ると、これが中々面白い。


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モビルワーカーと違い、腕のロール軸がきちんと可動するので、クローを斜めに傾けてさせることとかも可能に。
ポーシングの幅が広がります。


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これでガンダムも怖くない。わっはっは。


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両腕をマニピュレーターにすれば、標準型のグフに近づけさせることも。
ミキシングによる恩恵はどちらかというとグフ側に強いですね。


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以上、HG 1/144 モビルワーカーMW-01 01式後期型(マッシュ機)のレビューでした。



◆評価点
・良好な造形&可動
・警戒色のシールを除けば色分けも優秀
・プロトタイプグフとの互換機能


◆不満点
・腕のロール軸がほぼ死んでしまっている
・ゴムパイプ接続の問題


総合オススメ度:★★★★★

造型・色分けは良好で、可動プラモでは珍しく「引き出し機構による可動範囲の拡大」を各部に実装するという、
中々意欲的な試みも見受けられます。総じてプラモの完成度は非常に高いと言っていいでしょう。パイプ以外。

パイプがちょっと外れやすいです… 背中はともかく、脚のパイプは可動にも関係してきますからね。
コツとしてはあまりねじってはめこもうとせず、一度接続穴にはまったらそれ以上は無駄に手を加えない感じで。
…うん、文章だと分かり辛いな(^^; 面倒くさくなったら接着してもいいかもしれない。
近日ランバ・ラル機のワビルワーカーもプレバンで発売するみたいですし、ガッツリ絡ませる為にもきちんと作りこんでおきたいですね。

 
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[ 2015/10/29 20:28 ] ガンプラ(HG) | TB(0) | CM(10)

レビュー乙です。
成形色だと色がキツく見える感じですが、つや消しコートかウェザリングカラーベタ塗り+拭き取りだけで重厚感出そうですね。
パイプが鬼門ぽいみたいですが可動は良さそうで組むのが楽しみです。

サンボルキットならアトラスも欲しいんですけどゲルググ欲しいんですよね…。
HGもいい加減古いですし、リバイブやロボ魂A.N.I.M.E.で出るかわかりませんし。
[ 2015/10/30 01:21 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

アクション重視様、コメントありがとうございます。

ご指摘の通り、成形色のままだと妙に玩具っぽくてダサい感じです。ちょっと暗い彩色が似合ってますね。

>サンボルキットならアトラスも欲しいんですけどゲルググ欲しいんですよね…。

現行HGシリーズで旧ザクを最新フォーマットで立体化してるのって、サンダーボルトシリーズだけなんですよね。
非常に手堅い造りでしたので、是非とも復活させてほしいです。
[ 2015/10/30 18:52 ] [ 編集 ]

サンダーボルトのアニメ化には驚きましたがあの内容で地上波放送は難しそうです。
やはりOVAが妥当な線でしょうが、アトラスガンダムの販促をするなら2部もアニメ化しなければなりません。
個人的には陸戦型ジム改(フロート付)がキット化して欲しいです。
でも、一番の望みは太田垣先生にMLMの連載再開して欲しいです…

オリジンのMWは作中の設定的に重要な機体とはいえ、お世辞にもカッコ良いとは言えず購買意欲は中々沸きませんね。
仰る様に鉄血キットのコスパがとても良いので尚更です、クローや通常腕付のグフは確かに魅力的ですけど…
オリジンで次に出るのはプロトタイプザクとガンキャノン初期型辺りでしょうからそちらに注目してます。
あとMGのオリジン版ガンダムも発売する以上映像化は確実にあるでしょうね。
[ 2015/10/30 20:06 ] [ 編集 ]

旧ザクのモノアイガードは、人間ぽい表情にした方が愛嬌あるからとかなんかの漫画で読みました。なお効果は

サンボル、カラバリとか新装備を付けたverアニメとかでお茶を濁しそうな気も。
アトラスも発表時は結構反響ありましたが バルバトスと並べるのも面白そう
[ 2015/10/30 21:33 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

ちくわぶドロボー様、コメントありがとうございます。

>サンダーボルトのアニメ化には驚きましたがあの内容で地上波放送は難しそうです。

最近では四肢欠損などの表現の規制が動いている中、如何にリビング・デッド師団を描くのかが気になります。

>オリジンのMWは作中の設定的に重要な機体とはいえ、お世辞にもカッコ良いとは言えず購買意欲は中々沸きませんね。

私にとっては「ダサさも魅力の1つ」だと考えています。
元々派手さとは無縁なジオンMSですし、その試作機ともなればダサダサなデザインになるのも無理のない話です。
そういった設定の変化も踏まえてキットを楽しんでいくのがHGオリジンの楽しみ方なのではと思っています。
とはいえ流石にジオンMSばかりのリリースなので、そろそろ連邦系の人型MSが欲しいところですね。
[ 2015/10/31 11:20 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

ドーガ様、コメントありがとうございます。

>旧ザクのモノアイガードは、人間ぽい表情にした方が愛嬌あるからとかなんかの漫画で読みました。

まあ、ザクⅡとの差別化には貢献していると思います。効果は…うん…

>サンボル、カラバリとか新装備を付けたverアニメとかでお茶を濁しそうな気も。

無きにしも非ずですね。アニメ版の新装備とかを雑誌付録とかにしそう…
[ 2015/10/31 11:30 ] [ 編集 ]

こうして赤い整形色で見るとMWがモビルスーツ版ドラムロみたいで意外な格好よさに気付きました。
立体にならないと分からないことってありますよね。
[ 2015/10/31 16:54 ] [ 編集 ]

らりるれろ らるりれろ

とりあえず今までサイト名を勘違いしていたことをお詫びもうしあげます

レビューいつもありがとうございます
このシリーズMSDは自己満感が若干あって好きじゃないんですがこれは買いですね
かわいい
[ 2015/10/31 17:35 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

児斗玉文章様、コメントありがとうございます。

ドラムロですか。ボテっとした感じは一緒ですね。
ご指摘の通り、こういった知名度の低いMSというのは、HGという立体物でも貴重な資料になるということに気づかされます。
最近ではプラモの制作技術も跳ね上がっているので、ファンとしては欠かせない一品なのではと思っています。
[ 2015/11/01 00:22 ] [ 編集 ]

Re: らりるれろ らるりれろ

nama nama everynight様、コメントありがとうございます。

サイト名に関しては間違われても仕方ないと思うんで、お気になさらず。
キットの方は人によって好き嫌いが分かれそうですが、
構造などは決して現行キットに引けをとらない出来栄えなのでご心配なく。
[ 2015/11/01 01:28 ] [ 編集 ]

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