1/100 ガンダムバルバトス レビュー

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1/100 ガンダムバルバトス
メーカー小売価格:2700円

とりあえず試しがてらに1/100スケールを買ってみました。
正直1/100は置くスペースに喘いでいるので今後どうするかは検討中です。

というわけで、1/100 ガンダムバルバトスをレビューいたします。

※当記事で紹介しているキットは付属のシールのみ貼った素組みの状態です。

【11/27 追記】
大腿部装甲を左右間違えて取り付けていました。申し訳ございません。

・本体のデザインについて(フレーム形態)
・本体のデザインについて(ガンダムバルバトス・第4形態)
・可動範囲について
・付属品について
・ブンドドについて
・総評

-Design- (フレーム形態)


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ガンダム・フレーム

厄祭戦末期に製造されたMS用共通フレームの一つ。本作におけるガンダムタイプとはこのフレームを採用したMSのことを指し、
ガンダム・グシオンのように他作品ではおよそガンダムと呼べない外見の機体でもガンダムとして区分される。
2基のエイハブ・リアクターを並列稼働させる独自の設計を採用しており、300年以上前の旧世代機でありながら、現行MSを圧倒する出力と戦闘能力を持つ。
しかし、リアクターの並列稼働が技術的に困難を極めたため、72機が完成した時点で生産が終了した。
厄祭戦から約300年後の物語時点でも複数の機体が残存しており、バルバトスのように今だ稼働状態を維持している機体もある。
劇中のマクギリス・ファリドの台詞によれば、「歴史の節目に姿を現しては多大な影響を与えた機体」とされている。


今回のキットはスケールがアップしたということで、フレーム形態もほぼ忠実に再現されることになりました。
実際の取説でも、まずはフレーム形態から組み立てるよう指示されています。


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フロント&サイド&リアビュー。
設定画と比べるともう少し太腿が細くてもいい気もしますが、よく再現できていると思います。


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顔。なんとツインアイはパーツの時点でグリーンの成形色に色分けされています。
地味に嬉しいポイント。


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胸部。中央の金色の部分はホイルシール。設定画だと茶色っぽい箇所でしたが。
なおここだけに限らず、フレーム形態における金色の部分は全てシールです。


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背中。HGにはなかったパイプが造型されています。
肩のシリンダーは残念ながら完全に造型はされてない様子。


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肩パーツ。HGではパーツ装着用の出っ張りがありましたが、1/100ではオミット。


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腕。特徴的なパイプ部はもちろん、独特な腕の形状もきっちり再現。


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腰シリンダー。実際に可動します。


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脚の付け根の球体関パーツにも金色シール。


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後ろ腰はHGになかったスカートの骨組みのようなパーツが。


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脚前面。かなりスッキリとした形状。


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裏を見てみるとパイプが造型されています。


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足の先っぽまできっちり造型。こだわりが感じられます。


-Design- (ガンダムバルバトス・第4形態)


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先ほどのフレーム形態に装甲パーツを装着させたのがこちら。HGと違って第4形態しか再現できません。
なお頭部のアンテナパーツのみ、フレームのものと差し替えになります。


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フロント&サイド&リアビュー。
プロポーションは凄くいい感じです。HGの体格のバランスをそのまま1/100に置き換えた感じ。
フレームから作りこんでるだけあって、重厚感も感じられます。


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顔。HGではできなかった顔面や下顎のグレーの部分もしっかり色分け。


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ツインアイは成形色のままですが、全く問題ないですね。
塗ろうと思ってもパーツ分けされているから楽チン。


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胸部。メタリックピンクの部分はホイルシール。


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背中。バックパックのアタッチメントの左右のグレーの部分はパーツで色分け。
中央下の部分はホイルシールです。


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肩アーマー。モナカ割りなのが少々残念。
メタリックピンクとダクトっぽいギザギザの黄色い部分はホイルシールで色分け。
ここは1/100になっても色分けが厳しい様子。


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腕。真面目な話、デザインやバランス面はHGと殆ど変らないゾ。
強いていうならパーツ構成が変わっているので合わせ目とかは目立たなくなってます。


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裏。HGでは肘の青いパーツ部に奇妙な3mm穴が開いてましたが、1/100ではオミット。


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フロントスカート。ここもHGと殆ど印象変わらず。下の黒い部分はちゃんとパーツの時点で色分けできてます。


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裏。HGでもそうでしたが、中央の穴は一体何に使うのやら。


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なお大腿部前面のモールドはHGではシールで色分けされていましたが、
1/100ではシールすらついてきません。何故?


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脹脛。メタリックピンクの箇所はホイルシール。
この辺のパーツ構成はHGとそっくり。


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裏側のスラスター部のパーツもきちんと色分け。HGと比べると段差が深くなってるかも。


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足。先端部もきちんと色分けされてます。ただし踵の赤い部分はホイルシール。


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HG(右)と比較。親子かな?
何度も言いますが、プロポーションは両者ともほぼ一緒。先にHGで立体化していたからこそ1/100でもこのクオリティを維持できたと言うべきか。
色分けもシール込みではありますが、できる限り頑張ってます。それだけに大腿部のシールが付属されなかったのは謎。


-Movable-


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首回りはHGと比べて少し窮屈な気もしますが、概ね良好。


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肘、肩の可動共にHGと同じレベル。


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引き出しはほぼ機能してません。残念。


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腰は普通に動かすとほんのちょっとしか可動してくれません。


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1度浮かせて再装着すれば90度くらいまで動かすこともできないことないですが、
面倒臭いですし腰のシリンダーに余計な負荷がかかったりするかもしれないのでオススメしません。


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HGでも実装されていた前屈機構は1/100でも再現。
HGと比べると可動幅が大きくなり、強度も増しました。


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開脚もHGとほぼ同じですが、接地はHGに譲ります。それでも十分良いのですが。


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膝関節もHGとほぼ同じですね。

全体的に、HGと同じかもしくは劣っている部分ばかり見受けられます。勝ってるのは前屈可動くらい。
総じて可動範囲は狭まっていると言えますが、HGが優秀すぎるだけであって比べすぎるのもアレですね。


-Items-


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付属品。
まさかのドッキリでメイスが付いてくるかと思ったけど、そんなことなかったぜ。


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太刀。色分けはされていません。
モールドはほぼHGと同じ。


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ちなみに保持用手首に装着させる為のダボが、何故か柄の中央部に造型されているという謎の仕様。
「運動エネルギーのロスを最小限に抑えている」らしいですが、だったら鍔に近い部分を持った方がいいと思うゾ。


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専用クリップを使ってバックパックに装着可能。


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バックパックアタッチメントのアーム展開。胴体側のジョイントといまいち合わない…
アームはHGと同じく、ロングタイプとショートタイプの2種類が付属。


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アームは2つの可動部がそれぞれ上下に動くようになっています。
胴体側の方の可動部は少し動かしにくいかも。


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なお展開したほうのアタッチメントの左右のグレーのパーツは別の物に差し替えるようになっています。


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そんでもって滑空砲。


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HGと同じくバックパックのアタッチメントで接続しています。


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色分けはシールオンリー。何故武装に関してはどいつもこいつも色分けが手抜きなのか…


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砲身の部分をガチョンと引き出して、折りたたんでやればバックパックへの装着形態に早変わり。
差し替え無しで再現できるのは凄い。


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で、実際に装着してみたのがこちら。


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フル装備…と言うよりフル背負いバルバトス。
手持無沙汰なので、やっぱりメイスが欲しくなります。


-Bundodo!!-


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バルバトスいきまーす。


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アームが可動するようになったものの、滑空砲の保持のバランスは微妙。
というか、HGとそこまで変わらないような…


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滑空砲本体を垂直に構えるのが難しいです。どうにも斜めになってしまう…


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とはいえ左手が平手にできるおかげで、ガラ空き状態にならないのは不幸中の幸い。


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太刀。やっぱり柄は鍔に近い部分を持ちたい…


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肩と腕のパーツ構成が分かれているおかげで、それぞれが独立して動いてしまうので、
太刀のような腕全体を動かすようなポーズをとるときはちょっと面倒なことに。(HGでは肩パーツと腕が一緒に動く仕組みになっていた)


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いっそダボは無視して普通に両手持ちさせてみると、意外と保持は安定しました。


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ただ引き出し構造が機能してないので、両手持ちのポーシングの自由度はHGに譲ります。


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アニメでも第形態の登場が差し迫ってますので、存分に活躍してもらいたいところですが。
もしメイスが登場したら…ビキビキ


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以上、1/100 ガンダムバルバトスのレビューでした。



◆評価点
・フレーム&第4形態共にプロポーションは良好
・滑空砲は差し替え無しで展開可能



◆不満点
・メイス未付属
・あくまでも第4形態オンリーの再現
・やや詰めの甘い塗装&可動域


総合オススメ度:★★★☆☆

なんといいますか、外見の再現だけで疲れ果ててしまったようなキットです。武装や可動はオマケみたいな感じです。
先行者であるHGが優秀すぎて、そのプレッシャーがあまりに大きすぎますね。
メイスが付属しないのはもちろん、左腕ガントレットもないのでプレイバリューはお世辞にも広いとはいえず、
可動範囲や武装の保持面の問題なども決して小さくないとは言えません。
(左腕ガントレットは次回作の1/100グレイズに付属するみたいですが、メイスに関してはお察しください。)
以上のことから、動かして遊びたい方にはオススメできない内容だと思います。そういう方は素直にHG買いましょう。

今回の1/100キットが誇れる点は、やはりその大きなスケールによる造型の再現度の高さでしょう。
特にフレーム形態はHGにはない圧倒的な再現度です。立体資料として用いるのがベタですかな。


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[ 2015/11/26 21:07 ] ガンプラ(1/100) | TB(0) | CM(8)

レビュー乙です。
上半身の可動は確かにHGより劣ってますね。下半身はHGより立て膝が自然にできるのが嬉しいですが。
個人的に装甲が外れやすいのがちょいストレスですかね。というかフレーム状態が格好良いし変態可動なのでそっちで遊ぶほうが面白かったりw
新シリーズのハイレゾはフレームがもっと精巧のようでそっちも楽しみです。

1/100メイスはあちこちで文句言われてるんで今後なにかに付きそうな気はします。自分もアンケに書きました。
[ 2015/11/26 23:00 ] [ 編集 ]

>裏。HGでもそうでしたが、中央の穴は一体何に使うのやら。
ちじれ毛・・・
[ 2015/11/26 23:24 ] [ 編集 ]

腿装甲が左右逆ですね
どうやらHGの記事も同じく間違えてるようです
[ 2015/11/26 23:40 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

アクション重視様、コメントありがとうございます。

装甲は特に外れやすいと感じる部分はなかったです。
強いて言えば顔面中央の白いパーツが少し落ちやすかったくらいですかね。

>1/100メイスはあちこちで文句言われてるんで今後なにかに付きそうな気はします。自分もアンケに書きました。

私はとりあえず様子見です。もしかしたら第4形態では使わないかもしれないので。
でもグレイズに腕だけ付属させるというのはちょっと変な話ですよねぇ。
[ 2015/11/27 00:30 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

(;ω;)ξ様、コメントありがとうございます。

右部分についてるゴミのことですかね?
恐らくカーペットの細かい糸くずみたいのだと思います。筆者の製作環境だとよくあることです。
体毛ではないですよ^^
[ 2015/11/27 00:31 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

KW様、コメントありがとうございます。

ご指摘ありがとうございます。似たようなデザインで気が付きませんでした。猛省です。
とりあえず記事の冒頭に注意文を書き加えておきます。
[ 2015/11/27 00:33 ] [ 編集 ]

お久しぶりです。

いつも楽しく拝見させていただいております。
久しぶりにコメント致します。

レビューを見させていただいていると細かいところの練り込みが甘いことに関しては同感です。
1/100なのでもうちょっとシールは減らせなかったのかな?と思ってしまいます。

鉄血はフレームの設定からして明らかにプラモ化したときの「面白さ」を考慮して制作されていると思うのですが、
フレームに肉付けしていくから生まれる自由さが少々練り込み不足のような気がします。
本編のアニメはどんどん話が進んでいくので、
そのときどきのタイミングに合わせてホットな機体ラインナップにしないといけないので練り込みにかける時間が少ないのでしょうか?
やむを得ないことかもしれませんが、ガンプラファンとしては少し残念な出来だなあと思ってしまいました。
[ 2015/11/27 03:09 ] [ 編集 ]

Re: お久しぶりです。

(´・ω・`)様、お久しぶりです。コメントありがとうございます。

今回の1/100キットは「フレーム形態と第4形態の再現に特化した商品」だと思いました。
ある程度の色分けができなかったのは許容はしているのですが、ご指摘なさっている、
>そのときどきのタイミングに合わせてホットな機体ラインナップにしないといけないので練り込みにかける時間が少ないのでしょうか?
というのは中々鋭いと思います。
BFの頃からアニメの活躍に合わせて1週間単位でガンプラのリリースが続いてましたし、
今回の1/100バルバトスも第4形態のお披露目に合わせて発売されていることはほぼ明白です。
販促のためにリリース頻度を絶やしてはいけないのでしょうが、物があまりに多いとこちらも困惑してしまいますしね…
[ 2015/11/27 16:03 ] [ 編集 ]

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