今週の手裏剣戦隊ニンニンジャー 45話 その2

※この記事は、今回の話で明かされた設定を今までの話と照らし合わせて考察を行った内容が記してあります。
主観的な観点が多く盛り込まれており、また筆者がそもそも設定を見落としている可能性もあるので、
何か間違いや気づいた点などがありましたら、遠慮なく指摘してもらいたいです。

前回までの話
幻月「久右衛門は側室との間に生まれ、妖術使って現代に送り込んでいた」

つまり久右衛門は元々妖怪だった。(側室が人間だった場合は異なるが、状況的に現実味に欠ける。もし本当なら真っ先に描写されるべき)

今回の話
「やつを倒すために、僕は妖怪の力を手に入れ、人間であることを捨てたんだ!」

つまり久右衛門は元々人間だった…?

あれぇ!? 丘people!?
こ、これはどういうことなのだろうか。整合性を確認するために、過去の設定と照らし合わし、彼の出自をまとめてみました。(だいたいwikiから参照)

【久右衛門 誕生時】
幻月と側室の間に誕生。幻月の手によって現代に送り込まれる。
(萬月が成長しきった状態で生まれたことから、恐らく久右衛門も同じように今と変わりない状態で生まれたと考察できる。)


【久右衛門 現代での経歴】
好天の弟子として忍者修行に励んでいたものの、妖怪の力に魅了されてしまい、
旋風から忍者の力を奪い、終わりの手裏剣の奪取を狙うものの、彼の真意に気付いた好天によって破門される。
やがて牙鬼の軍門に下り、幹部として暗躍を始める。


うん、誕生時と現代の経歴がまるで噛み合ってない…
久右衛門は幻月の息子として生まれていながら、現代では妖怪として活躍することなく、普通の人間として忍者の修行に励んじゃってます。
「生まれたての状態だったので久右衛門には妖怪としての記憶がなかった」というフォローができなくもないですが、
久右衛門自身が「自分は幻月の息子である」「幻月と息子で天下統一するという予言を実行する」という事実を把握しているので、妖怪としての記憶は最初からあったと認識すべきでしょう。
前者に関しては久右衛門本人しか知らなかったことなので、猶更妖怪としてが最初から記憶があったことを裏付けていると言えます。

そうなると、ますます彼のことが分からなくなります。
自分が牙鬼の身であることを把握し、なおかつ自身の使命も把握しているなら、何故伊賀崎流の忍術を学んでいたのでしょうか?
「敵の実力を探るため」とも言えなくないですが、今回の話でキンジが、

「心に闇ある者は、目的のため安易に力を求めやすい」忍術よりも妖術の方が魅力的だったのでそっちの道を選んだ

ということを久右衛門に言い放ち、久右衛門はその言葉を否定しなかったので、多分最初は本気で忍術を学ぶ気だったのでしょう。
そうなると… つまりどういうことだってばよ!(これも元ネタ忍者ですね)

【1/25 追記】
「久右衛門誕生時の幻月は人間である可能性が高い」という指摘を受けました。
私も把握はしていましたが、「妖力を使って現世に送り込む」「444年後に復活する予言をする」という事実は、
とても人間の成せる業とは思えませんのでしたので、上に書いたような結論に至りました。
妥協点としては、「幻月は元々人間だったが、久右衛門誕生時点では妖怪化が深刻に進んでいた」といったところでしょうか。



幻月と好天の関係を鑑みると、久右衛門の立ち位置は更にわからなくなります。
元々幻月は、444年後に予言通りに復活したものの、好天の手によって封印の手裏剣によって封じ込められました。
つまり、今回の話で復活するよりも前に、幻月は1度現代にて復活を遂げているのです。
そして予言通りなら、幻月は彼の息子と共に天下を恐怖で統一しようと行動するはずです。
久右衛門は既に現代に送り込まれてますし、予言のことも把握しているはずです。それならば、久右衛門は幻月と一緒に好天と戦っているはずです。
しかし実際には幻月1人が封印され、久右衛門は何故か好天の下で忍術の修行を始めてしまいました。
つまり、久右衛門は予言を無視したということになります。どどどど、どゆこと!?

【12/15】
「幻月が現世に一度蘇ったのは勘違いだったと初期で描写されている」と指摘を受けました。
そういった描写がある以上認めざるを得ませんが、何だか言い訳くさい設定ですなぁ・・・


これらの設定の矛盾が如何にして引き起こされたか、原因の究明は容易です。
実は久右衛門、初期設定だと中年のオッサンが正体だったらしく、夏休み明けの話で明かされる予定だったんだとか。
しかし演者である藩めぐみ女史の演技のはまりっぷりから急遽予定変更。中年のオッサン設定は取り下げられ、その結果が今のように至るというわけです。
更に本人の詳細なキャラ設定も、初期の時点ではあまり固まっておらず、キャストの演じっぷりから形成されたんだと。
このようなことが武部Pの口から明かされています。

つまり久右衛門に纏わるキャラ設定というのは、殆どが製作途中で組み込まれた後付け設定ということです。
そんなものを場当たり次第でホイホイ採用したら、矛盾が生まれるに決まっとるやろ!
元々武部Pの作品は後付け設定がそこそこ目立つものが多い(オーズの映司グリード化も後付け)です。
後付けの全てが悪いとは言いませんが、整合性はきちんと図ってほしい…

この記事で挙げた設定は全て「そういうことがありました」という事実だけ述べられたもので、それに至る理由は全てほったらかしの状態です。
残っている尺もあと2話ですから、きっと私の抱いている疑問は改善されないまま番組は終了するのでしょうね。
製作側も設定の矛盾を分かって無視しているか、もしくは設定そのものを忘れてるんでしょう。
皆さん、「凪は資格マニア」という設定、覚えてます?
なにぶん私がこういった設定との整合性を重視して視聴をしているため、こういった点は気になって仕方がないなぁ…
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この手の設定で思い出すのは、やはりライトの闇落ち展開でしょうか。
あれも第一話の「ライトだけが何故かシャドーラインの烈車に乗っていた」シーン以外は特に伏線らしいものはありませんでしたし、あのシーン自体はスルーしても特に意味がありませんでしたし
[ 2016/01/24 12:34 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

七シン様、コメントありがとうございます。

私はライトの闇堕ち展開は特に不備があったとは考えてません。
彼は昴ヶ浜が闇に飲み込まれる際にゼットの存在に気づき、近づいた=他のメンバーよりも闇に近い存在だったことが描写され、
ゼット自身もライトに見覚えがあるようなことを呟いていたので、伏線回収としては十分成り立っていたかと。
[ 2016/01/24 18:20 ] [ 編集 ]

初期設定がいつの間にかどっかいって
しまうのは、特撮物では割とよくある
話ですね。ライブ感ってヤツでしょうかw
[ 2016/01/24 21:14 ] [ 編集 ]

初めまして

自分の意見としては牙鬼は「444年後妖怪となって復活し、天下を今一度恐怖で支配」とあるので444年前は妖力は持っていた人間だったのでは無いかと思います。
しかしその予言の続き「その全てが子息によって果たされる」これは後付けだと思いますが、この言葉によって444年後、つまり今でも違和感無くなる訳です。
妖力で未来に送られた九右衛門は人間として育ちましたが、妖力によって送られた事により成長するにつれて使命を思い出します。
ラストニンジャを利用し、旋風から力を奪い、妖力を覚醒させて小槌を使って妖怪となった。
単純に前に牙鬼が復活した時は使命を思い出す前か、妖怪となる前だったのでは無いでしょうか?
[ 2016/01/24 21:48 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

GM4様、コメントありがとうございます。

確かに初期設定が無かったことにされるのはよくあることだと思いますが、
その一方で八雲の魔法使い設定と、霞の科学者願望設定はいつまで経っても重宝され続けているので、
さすがに扱いに差がありすぎるのではないかと感じているのです。
おかげで凪はメンバーでも1、2を争う無個性キャラに…
[ 2016/01/24 21:49 ] [ 編集 ]

Re: 初めまして

レイン様、コメントありがとうございます。

記事の内容に関してはほかの方からも指摘を受けましたので、記事そのものに追記いたしました。

>単純に前に牙鬼が復活した時は使命を思い出す前か、妖怪となる前だったのでは無いでしょうか?

理にかなった主張だと思います。
ただ本編ではそう描かれていない以上、真相は謎のままです。
そういった事実があるなら、真っ先に描写されるのが当然だと思います。
考察が本当に全て想像止まりになってしまうのはモヤモヤしますね。
[ 2016/01/25 11:48 ] [ 編集 ]

同じ武部Pの作品で思い出すのはやはり鎧武のオーバーロードでしょうかね。
ぶっちゃけ彼らもロシュオを除けば出てくる必要性が無かったように思います。
彼らも脅威として描かれていましたけど、本来の敵であるインベスやヘルヘイムの森とは関連性が薄いですし、むしろ彼らが出てきたせいでインベスたち(とヘルヘイムの森)の存在意義が薄くなってしまったように感じます。それと彼らにも悪役としての魅力は殆どありませんでしたし。特にデェムシュやレデュエはまんまフェニックスさんとグレムリンの劣化版でしたし。
[ 2016/01/25 22:01 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

七シン様、コメントありがとうございます。

私はオーバーロード描写が不要だったとは思えません。
地球と同じくヘルヘイムの脅威に遭い、それを凌いだ生き証人として、重要な存在だったと思います。
とはいえ散々尺を使った割にはその後の展開に残したものがいまいち感じられなかったなとは思ってます。
[ 2016/01/26 12:45 ] [ 編集 ]

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