今週のGO!プリンセスプリキュア 49話

GO!プリンセスプリキュア 第49話 『決戦ディスピア!グランプリンセス誕生!』

プリプリep49 0

プリキュアが強化されていく度に、必殺技の横文字が筆者の理解を超えたものになっていく。
「リベラシオン」って、「解放」を意味するフランス語なんですって。分かるかっ!
「ラストニンジャを超える!」と掟を覆したニンニンジャーに対し、「とうとうグランプリンセスにたどり着く」という真逆の答えに落ち着いたプリキュア。
そんな対比が現れた、最終決戦の49話。いよいよ物語もクライマックスです。

ただ初めの方でいきなりゲンナリしました。ディスピア様から初めての自己紹介がされたのですが、その内容は…

「そう私は、絶望そのもの…!」

あ、そーすか… ここに来て1番やってほしくない答えを出してくれました。
王女であるトワを言葉巧みに誘惑し、味方の謀反でさえも利用し、時に夢の力ですら自身の策に入れてしまうほどの、かつてない人間臭さを出したのに、
「私は概念です」というテンプレ通りすぎる自己紹介されたらハッキリ言ってガッカリです。

そもそも生まれた経緯が謎です。
「ホープキングダムに何故私がいるか、考えたことはあるか?」と言ってましたが、それは考えるまでもなく、「先代プリキュアが封印した『大いなる闇』が起源だからじゃないのか?」と思ってました。
ですが実際は、「ホープキングダムには夢がある分、闇もあるから必然的に闇が集まって私が生まれた」とのことです。
わ、分からん! ホープキングダムは確かに「夢と希望の国」と説明されてましたが、その説明から「裏を返せば闇も沢山ある」と考察する人がどれほどいるでしょうか?
「夢と希望の国」って、普通は「どんな夢でも叶えられる魔法の国」ってニュアンスで受け止められると思うんですが…
夢の闇がどうこう言うなら、ホープキングダムより地上の方が遥かに闇多いと思いますぜ、ディスピア様!
最近は就職難こそ改善されつつあるものの、youtuberドリームとかタチの悪い場所から影響受ける人多いから…

クローズの扱いも納得のいくものではあれませんでした。
序盤に無念の退場に喫しながら、中盤で復活… しかも豹変と言えるほどの変わりっぷりでした。
「クローズの身に何があった?」「どうしてこのタイミングで復活を遂げた?」と彼に対しての疑問は付きませんでしたが、結局優秀な部下扱いされてオシマイでした。
序盤は失敗続きで無能扱いしてたのに、この手のひら返しっぷりったらもう…
ストップ・フリーズはまだ実体が残ってるっぽいから、何か残されてるのかな?

こういう私にとって気になっている部分があっさり終わってしまうと、後の視聴態度の負担にもなってしまいます…(- -;)
よろしくないこだとは分かっているのですが。

その後の流れは順当でした。
個人的には「周囲の仲間によって助けられる」という展開が前回と丸々一緒だったので冗長に感じました。戦闘もほぼバンク頼みでしたし。
過去作のプリキュアでは、ラスボスとの対決くらいは孤軍奮闘していた印象が強いので猶更です。
ただプリンセスプリキュアのコンセプトとして考慮すると答えは異なってきます。

過去のプリキュアは、悪から市民を守る「戦乙女」的な概念でしたが、この作品では一貫して「王女(プリンセス)」と表現されてきました。
この観点から考えると、さしずめ過去のプリキュアは国に仕える兵士のような存在と言えますね。
実際、過去作でプリキュアの上司たる王女的な存在は数多く存在しました。

個人的な考えですが、この2つの概念の違いは「守る対象である市民にどのような影響を与えるか?」という点だと思うのです。

戦乙女…国に仕える兵士は、上官からの命に従い、敵を倒して市民を守るのが第一の仕事です。
市民はそんな自分たちを守ってくれる兵士たちを見て、一部は同じような兵士を目指す人も出てくるでしょうが、多くはその好意に甘えて平穏な生活を満喫するはずです。

対して王女…主君たる存在は、上官そのものです。国のトップとして民たち(兵士含めて)を束ね、奮い立たせ、導かなければならない存在です。
なので民たちも好意に甘えてばかりではいけません。主君の導きに沿って考え、行動を起こさなければなりません。

そう考えると今回グランプリンセスに覚醒した経緯も納得いきます。
民(ノーブル学園の生徒たち)は今まで夢を守ってきてくれたプリンセスプリキュアの活躍を知り、「何としても夢を叶える」というディスピアに対しての反撃に乗り出しました。
そんな彼らの姿を見て、プリキュアたちは夢の導き手である王女としての姿に初めて転身することができたと考えれば、理に適っているのではないでしょうか。
作品内でプリンセスとして描写され続けてきた結果だと言えます。
悪役の描写も、相応な結果を出してほしかったなぁ。(´・ω・`)

次回は完全な後日談話。有終の美を飾ることはできるかな?
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ディスピアに関しては大体察しが付きましたが、フローラが「あなたに夢は無いの?」と問う位はあっても良かったのでは?と思います。
以前コメントした「夢は呪いと同じ(by木場勇治)」で表裏があるならもう少しそこに突っ込んだエピソードは欲しかったですね。
舞台がホープキングダムとノーブル学園に限定されていたことがネックになってしまいました。

とはいえその様な欠点も仰るように「伝説のグランプリンセスになる」というはるか達の物語を描く点では理にかなっていました。
どうしてもプリキュアのイメージとして敵を征する(あるいは救済する)事にカタルシスを置くファンも大友程多いと思います。
本作に限ってはそこに重きは置かれておらず、春野はるか達プリキュアの成長劇、夢を追う人々にスポットを当てるアニメだったと言えます。
それ故にラストバトルにしては地味になってしまいましたが…

ディスピアを倒したものの『絶望』その物は消えてなくなりません、エピローグではどの様な結末が待っているのでしょうか?
最初はカナタに対する憧れからグランプリンセスを夢見たはるかですが、今は「なりたいからなった」訳で夢に終わりは無いという結論に至りました。
従来ならホープキングダムの人々とはお別れになるのが常だと思われますが?
そして、ゆいちゃんと浅野真澄さんは夢の印税生活を送れるのかw?
[ 2016/01/25 00:52 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

ちくわぶドロボー様、コメントありがとうございます。

良くも悪くも、今まで歩んできた結果が如実に現れたお話でしたね。
初期の時点から従来のプリキュアとは似てるようで異なる路線を歩んでいましたから、
いまさら従来のプリキュアらしい描写を求めるのもはたちがいだったかもしれませんね。
とはいえ、悪役の描写はもっと掘り下げてほしかったなぁ。

次回はエピローグですが、私は「グランプリンセスになった以上、はるかたちはホープキングダムにとって重要に存在になるのでは?」
とにらんでおり、そう簡単にホープキングダムから返してくれないような気がします…
まあ、多分杞憂に終わるんでしょうけどw
[ 2016/01/25 12:30 ] [ 編集 ]

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[2016/01/24 22:22] URL MAGI☆の日記