機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第38話 『天使を狩る者』
この表情、この目つき、この声… 何処がで見覚えがあるような…?

お前か!
ジュリエッタ「動きが… 見えない…("゚д゚)」僕も全然見えませんでした。気が付いたら腕のとれたバルバトスがハシュマルを仕留めてました。
本当に全然分からなかったので、文字に書き起こしてバトル状況を振り返ってみましょう。
ハシュマルのビームを左腕で受け止め接近するバルバトス。↓
ビームの射線から離れたバルバトス、接近してきたプルーマを蹴散らす。↓
ハシュマルの頭部に取り付くバルバトス。しかしワイヤーブレードで引き剥がすハシュマル。↓
ワイヤーブレードによる熾烈な突き攻撃で片角を折られ、岩盤に叩きつけられるバルバトス。↓
肩にワイヤーブレードの追撃を喰らうも受け流し、一時的にワイヤーを封じるバルバトス。再度ハシュマルに接近する。↓
ハシュマル、ビームを発射しようとするもソードメイスを投げつけられ被弾。この時ハシュマルの頭部が炎上。↓
ハシュマルがビームとワイヤーブレードで攻撃するが、バルバトスは全て回避。ハシュマルの左脚に取り付いて装甲を引き剥がす。↓
一度退避し、先ほど引き剥がした装甲でワイヤーブレードを防御するバルバトス。↓
続けてワイヤーブレードの連続攻撃を受けるが、回避してブレードの刀身にパンチ。↓
一度距離を離し、再接近するバルバトス。ワイヤーブレードにパンチして刀身をへし折るも、右手を破損してしまう。↓
怯むことなく接近するバルバトス。ハシュマルの右肩にしがみつき、赤い装甲部を引き剥がす。↓
背後からワイヤーブレードの攻撃を受けるも、左脇に受け止め、破損した右腕でハシュマルの右肩内部にパンチ。↓
ワイヤーブレードに振り回され、岩盤に叩きつけられるバルバトス。左腕クローの一撃で右肩を押さえつけられるも、強制的にパージ(というか無理矢理引きちぎった)。↓
左腕でハシュマルの頭部にフックを決め、腹部にタックルを決めるバルバトス。キャノンを一撃食らわせるも決定打にはならず。↓
グリムゲルデバスターソードをパクり、ハシュマルに突撃するバルバトス。いつの間にか両肩からも炎上しているハシュマル。↓
ワイヤーブレードの攻撃を全て受け止め、バスターソードでハシュマルの頭部に強烈な面を決めるバルバトス。↓
ハシュマルがビームを撃つより早く、バルバトスがハシュマルの口(喉?)にバスターソードを突っこむも、ハシュマル機能停止。↓
おしまい。長文お疲れさまでした。この間、およそ3分。
こうして振り返ってみると、バルバトスが戦っているのはハシュマルというか
ワイヤーブレードの方ですね。
クローはバルバトスの俊敏さの前では有効打に成りえませんし、ビームはそもそも効かないですし。
そう考えるとバルバトスに有効な攻撃手段は自ずとワイヤーブレードに限られるというのは、至極当然なお話です。
なるほど付属武装が本体というパターンか… シャガルマガラかな?
その後は、いつのも後始末展開パターンです。
バルバトスは先の一戦の影響で、右半身付随状態に。しかも
バルバトス依存症になってしまった模様。
身体だけでなく脳みそまで悪魔に売ってしまったというのか… 自分を売る(至言)
しかし目的のためにバルバトスに乗り続けようとする姿勢にアトラとクーデリアは不安を募らせます。
三日月との別れの恐れに耐えかねたアトラの放った一言は…! …
製作側からのジョークということにしましょう。
この番組、たまに出てくるラブコメ要素がマジなのか冗談なのかよく分かりません。
個人的には三日月とクーデリアの仲よりも、昭弘とラフタの行末の方が気になります。うひょー。
マクギリスはガエリオが死んだかどうか知らなかったみたいです。
確認してなかったんかい!どうも本人の様子から察するに、敢えて生かしたのではなく
うっかり殺し忘れてた臭が漂ってます。そんなドジっこアピールはいらない…
相変わらず言い回しがポエミーですが、どうやら
「改革を起こすにはガンダム(もしくは阿頼耶識)が必要」ということを認識したようです。
彼もまた、悪魔と契約する決意を固めたということでしょうか。
イオク・クジャン君はもう下記のAAが全てを表しているかも↓

実際はクスクスどころかその場にいた全員にドン引きされてましたけどね…
ああやってマッキーを糾弾してるあたり、ハシュマルに攻撃して戦線を混乱させたことは1ミリも反省してないんでしょう。
あとテイワズと繋がっていたのも彼でした。目的がどうあれれっきとした汚職行為です。
もう彼自身がギャラルホルンの腐敗の象徴じゃないか! こんなんじゃ亡くなった部下も浮かばれない…
そしてラストシーンでは、再び三日月とオルガの関係性について掘り下げられました。
友情描写なのかもしれませんが、私には三日月が
「全てを捧げるからそれ相応の対価を払ってくれ」とオルガに脅しをかけているように見えました。
1期の頃も同じようなことを言ったと思います。正直、友情描写にしては
上級者向けすぎます…
あれを言われたところで、結局オルガの結果を急ぎ過ぎる姿勢には変化がないのではないでしょうか。むしろ悪化するような…
三日月も半身不随のせいで農園を営む夢についてもお先真っ暗です。火星の王になったところで2人に幸せは訪れるのでしょうか?
最終回あたりで
「阿頼耶識パワーで三日月大復活!」とかにならないですよね? いやまさか。うん。
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先週の俺
ハシュマルどうせ冒頭であっさり片付けられるんだろうな…
今週の俺
ごめんなさい、すみませんでした。
精魂込めてハシュマルお作りいたします。
(でも合わせ目多すぎるよ…)
因みに三日月が半身不随になるのは予想どおりでしたが、一方で記憶にも障害が出始めてるのは地味にショックでした。
あと寝たきり介護状態も…
最後マジでバルバトスで田植えしてそうで怖いよ。
戦闘シーンは本気で見えませんでした。阿頼耶識さんパネェっす……。
イオク様はもう典型的な『無能な働き者』タイプなんですよね。彼はこれからも事態を引っ掻き回し続ける事でしょう……。
※「阿頼耶識パワーで三日月大復活!」
はははまさかそんなことあるわけないじゃないですかー。
>こうして振り返ってみると、バルバトスが戦っているのはハシュマルというかワイヤーブレードの方ですね。
対MS戦はプルーマに任せてますからね、接近されると対応できる武装も限られると、ですが並のMSなら容易にヤられるでしょう。
ハシュマルを破壊したバルバトスは自身のダメージを意に介さない戦いぶりで、石動の指摘通り理性の存在しない悪魔のようです。
かのRX-78ガンダムも「白い悪魔」の異名を持つもののそれはあくまで敵側にとっての見解に過ぎず強力なMSの範疇に留まっているだけです。
それが本作に於いては本物の悪魔の如く三日月の魂を食らい純粋な「強さ」だけの存在に近づきつつあります。
これに魅せられた
ジョー岡田マクギリスですがあの後一瞬映ったガンダムフレームはやはり…
>三日月との別れの恐れに耐えかねたアトラの放った一言は…! …製作側からのジョークということにしましょう。
>この番組、たまに出てくるラブコメ要素がマジなのか冗談なのかよく分かりません。
個人的には殺伐とした本作に於いてアトラの天然っぷりは癒しになっていて金元寿子さんの演技も好きです。
(「彗星のガルガンティア」のエイミーを思い出します。)
彼女自身は「三日月にも血を分けた家族が居れば自身の命を大事にするかもしれない」と真面目に考えての発言なのでしょうが…
どうしても彼女の立場上シナリオに大きく絡められないのがネックですね、ああ逃れられない(幼馴染のカルマ)
>最終回あたりで「阿頼耶識パワーで三日月大復活!」とかにならないですよね? いやまさか。うん。
復活と言っても三日月自身が「ガンダム」になって復活とか…刹那とは馬が合わないと思いましたがコレなら意気投合するかも…
バルバトスが力を発揮するたびに三日月に「何か」が降りてきているように見えるのですが。
厄祭戦時のパイロットのアストラル体的な物が機体に残っているのでは?という予想もありましたね。
UCに比べオカルト要素は控えてるかと思いましたが鉄血では果たして?
名無し様、コメントありがとうございます。
ハシュマルはまだ開封していないんですが、色分けがキツいと聞きました。合わせ目も大変なんですか…
>最後マジでバルバトスで田植えしてそうで怖いよ。
あっ、そういう使い方があったか… MSで農作業するなんて、なんかロランみたいですね。
ロランと違って部外者が邪魔してきたら即刻排除に向かいそうですが…
右半身を持っていかれるというのはOPの時点で予想はしていましたが、考えてみると右半身となると動くのすらツライもんがありますね…右半分が日常で役に立たないのと同じようなもんですから。三日月が機能を取り戻すのか、それとも…。
オルガは名瀬に言われた通り、「早く上がって楽になりたい」のもありますが、むしろ「これ以上三日月に無理をさせたくない」というのも感じられます。俺が言えばミカはたとえ全身不随になっても戦うだろう、というような。それに対し、三日月は戦うことでしか生きられないと分かって戦う…二人の行きつく先は一体どうなるのか。
鉄血で一番好きなバルバトスルプスの右腕をパージしたのには驚きましたね。でも三日月、戦闘中に少し今までの言動と違和感がある部分があったような…え?2話でちょっと笑顔を見せた部分?気のせいでしょう。
今年ももうすぐ終わり、次回の放送は2週間後…正月はツライ。年越しガンプラ作りたいけど、何作ろうかなあ。NT-1も考えたけど、クリスマスは過ぎたし…候補としてはヴィダールかグリムゲルデかってところですが、このままだと何も考えずに年越ししてそうです。
だごん様、コメントありがとうございます。
>イオク様はもう典型的な『無能な働き者』タイプなんですよね。彼はこれからも事態を引っ掻き回し続ける事でしょう……。
その働きも、ギャラルホルンのためというかマクギリスへの嫌がらせに全振りなんですよね。
ラスタルに便乗しているようにしか見えないんですが、彼個人にはマクギリスとどういう関係があるんでしょうかね。
意外と皆さん戦闘シーンに追い付けてないのですね。自分は昔やってた剣道が久しぶりに役に立ち見えました(笑)
しかしハシュマル戦最大の見所は戦闘シーン以上に三日月の感情の様な気もしました。ほんの一瞬ですが声を荒げたシーンが38環見てきた中でも鮮烈に写った辺り、ハシュマルが三日月を本当の本気にさせたという点で規格外の敵というのも伝わりましたね。
それと石動さんが三日月の戦い方をあんまり認めてないのが、活躍出来ずに武器まで奪われてる事に対する負け惜しみにしか聞こえて来ない…w
ああ…録画しておけばよかった。
はい、わたしもよく理解できなかった組ですw
アトラの提案がギャグのようにも見えてしまうのは、生きる喜びを見つけてしまったミカヅキなんて想像できないからなんでしょうね。
不幸が普通の状態になってしまっていて何が欲しいのかすら分からないって、他の少年達も多かれ少なかれそうですけど、本当に痛々しく感じてしまいます。
ちくわぶドロボー様、コメントありがとうございます。
>彼女自身は「三日月にも血を分けた家族が居れば自身の命を大事にするかもしれない」と真面目に考えての発言なのでしょうが…
異性よりもオルガの目的に命をかけてる三日月には到底成し遂げられなさそうです。
色気づいてるシノやザックは如何にも年相応に人生を楽しんでると思いますが、彼はどうなんでしょうかね。
>復活と言っても三日月自身が「ガンダム」になって復活とか…刹那とは馬が合わないと思いましたがコレなら意気投合するかも…
バルバトスに乗りながら農作業する姿を見たら、せっちゃんも「ガンダムにはこんな使い方もあるのか」と納得してくれるかな?
ユウ様、コメントありがとうございます。
>オルガは名瀬に言われた通り、「早く上がって楽になりたい」のもありますが、むしろ「これ以上三日月に無理をさせたくない」というのも感じられます。俺が言えばミカはたとえ全身不随になっても戦うだろう、というような。
自分のせいで三日月が全てを失ってしまうことを恐れているようにも見えます。
三日月の無機質な人間性がオルガに与えているプレッシャーを増幅させていますね。もうちょっと人間味があったら冗談とかも軽く言い合えるんでしょうが。
彼が動いてくれなければ、今後鉄華団を運営するのが厳しいというのもジレンマですね。
>鉄血で一番好きなバルバトスルプスの右腕をパージしたのには驚きましたね。
パージというよりは、強引に引きちぎっているように見えます。肩と胴体を繋ぐジョイントのようなものが残っていますし。
TAKE様、コメントありがとうございます。
>意外と皆さん戦闘シーンに追い付けてないのですね。自分は昔やってた剣道が久しぶりに役に立ち見えました(笑)
つまりTAKE様には阿頼耶識手術が施されていたと! 阿頼耶識を使った剣道とはいったい…
>ほんの一瞬ですが声を荒げたシーンが38環見てきた中でも鮮烈に写った辺り、ハシュマルが三日月を本当の本気にさせたという点で規格外の敵というのも伝わりましたね。
阿頼耶識のリミッターを外した時点で本人も苦しい戦いになることは覚悟していたと思いますが、
あそこまで声を荒げていたのはグレイズアイン戦でもなかったと思います。
>それと石動さんが三日月の戦い方をあんまり認めてないのが、活躍出来ずに武器まで奪われてる事に対する負け惜しみにしか聞こえて来ない…w
石動「勝てたのはバスターソードがあったからこそだから… あそこに俺がいなきゃバルバトス負けてたかもしれないのに…ブツブツ」
児斗玉文章様、コメントありがとうございます。
>不幸が普通の状態になってしまっていて何が欲しいのかすら分からないって、他の少年達も多かれ少なかれそうですけど、本当に痛々しく感じてしまいます。
半身不随になってしまっても、「今までずっと酷い目遭ってきたんだから、これくらい平気」とか思ってそうですね。
身体が動かなければ、将来の夢として描いていた農場を拓くことでさえ難しくなってしまうというのに。
幸せを求めて今の鉄華団にいるはずなのに、自分が破滅に向かっていることを彼はどこまで理解しているのでしょうか。
予告の三日月が浮びながら阿頼耶識?でバルバトスと繋がっているシーン。
アトラのクーデリアへの提案の事もあって、何だか臍の緒で繋がっているように見えてしまいました。
前世や生まれ変わり、グレイズ・アインとかの描写も影響してそう見えてしまったのかもです。
こんにちは!
三日月がOP通りの姿に……もう阿頼耶識のケーブル目一杯伸ばして農場の脇にバルバトス停めないと農場で働けない身体に……
阿頼耶識に繋がってる時はナノマシンが異常を起こした神経細胞の代わりを務める事で症状が緩和されるらしいので、阿頼耶識の疑似システムみたいなのを背中に背負えばまだいけるかな?
そしてイオク様は……うん、もうどうしようもないや
こんなんだから日曜日のたわけなんて呼ばれるんや……
マッキーも阿頼耶識の力を目にして「迷いが晴れた」とか言ってますけど、「バエル」の存在もあるし不穏な気配しか無いのがまた……
小林様、コメントありがとうございます。
>アトラのクーデリアへの提案の事もあって、何だか臍の緒で繋がっているように見えてしまいました。
面白い考察ですね。
阿頼耶識のケーブルを臍の緒だとすると、繋がっているのは三日月とバルバトスなので、
バルバトス=母体といったところでしょうか。三日月はバルバトスに母性愛を感じているのかな…?
臍の緒はいずれ断ち切られるものなので、三日月も阿頼耶識にばかり頼ってはいけないとも思ってしまいますね。
帰灰燼様、コメントありがとうございます。
>阿頼耶識に繋がってる時はナノマシンが異常を起こした神経細胞の代わりを務める事で症状が緩和されるらしいので、阿頼耶識の疑似システムみたいなのを背中に背負えばまだいけるかな?
阿頼耶識システムを積み込んだバックパックを背負いながら生活するとかでしょうか? しんどそう…
ギャラルホルンならそういった技術を持っているのかもしれませんね。
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