映画 プリキュアドリームスターズ! 観に行ってきた結果wwwwwwwww

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今回は普通に舞台挨拶券入手できたんで、13:30のバルト9での上映を観に行ってきました。
キャストのみなさんは全員晴れ着でのご登場でした。中でも福原遥さんは本日卒業式だったとか。
例によって最速上映もあったみたいですが、参加とか無理です。体力的に考えて…

それにしても先週のライブといい、今週の映画といい、今月は土曜が忙しい。
来週はアーツの発売だし、出費の方も馬鹿になりません。
え? 超スーパーヒーロー大戦の上映日?
満開の桜が咲き誇る世界、桜が原
そこに住む少女サクラと、友達の狐であるシズクは、とある悪者鴉天狗に追われていました。
サクラは鴉天狗の追手から振り切る途中、シズクと逸れて別の世界に逃げ込むことになります。
いちか達プリキュアの力を借りて元の世界に帰ろうとするサクラの前に立ち塞がる、謎の狐仮面女「五月雨」正体隠す気ゼロである
果たしてサクラは無事シズクと再会できるのか?
…というのが大まかなあらすじ。


「期待しすぎてたかも、そんなに楽しくなかったです。」
…というのが上映後に出た率直な感想。

以下に私が感じた不満点を掘り下げていきます。


◆微妙な目玉要素

去年のオールスターズは「ミュージカル要素」という謳い文句を引っ提げて公開されました。
目玉要素だけあってその出来栄えは良く、またミュージカル要素そのものがシナリオに大きく関わっていたことから私の評価も上々でした。
では今年の目玉要素とは何でしょうか?それは多分、「3DCG演出」にあると私は思っています。
実際、物語の後半(桜が原に舞台が移った後)の作画は全て3DCGによって描かれています。
近年の映画の中でも3DCGによる演出は過剰と言ってもいいぐらいプッシュされていました。
その結果がどうだったかと聞かれると、私にとってあまり良い物ではありませんでした。

3DCGの出来栄えそのものは素晴らしいです。流石東映アニメーションが今まで培ってきただけはある、と思いました。
ただ全体的に動きが重く、モッサリしています。
背景に手を込め過ぎたのか、それともプリキュア12人分のオブジェクトを増やしたせいなのか知りませんが、やたら負荷がかかっているような印象でした。
プリキュアといえば軽快かつ滑らかな動きで戦闘を繰り広げる印象が強いので、3DCGになった途端その魅力が薄れてしまったように思いました。
3DCGにおけるバトルシーンもつまらなかったです。プリキュア個人個人の細かい動きが表現できなかったためか、
ひたすら音や光を豪勢にして雰囲気だけごまかしているような印象でした。


◆しょぼいストーリー

今作のシナリオ概要を一言で表すなら「とある少女を追ってる変質者をプリキュアが追っ払う」という大変スケールの小さい話です。別に世界が危機に瀕したりはしません。
「離れ離れになった友達と再会する」というコンセプトも言ってしまえば月並みであり、特筆すべき点は見当たりません。
ストーリーを盛り上げる演出が巧くマッチしていればストーリーも多少は楽しめたとは思いますが、
先述したように、本作における演出の中核は「3DCG表現」に全振りされてます。
それがストーリーの理解や掘り下げに繋がっているかと聞かれると…


◆腑に落ちない設定の数々

ストーリーを楽しめなかった理由としては、数々の設定が説明不足であったことも一因だと考えています。

・何故桜が原の桜が枯れてしまったのか
・何故桜が原の桜が枯れると、いちかの世界までも桜の開花が遅れてしまうのか
・何故サクラは異世界を自由に行き来できる力を持っているのか
・何故シズクは触れた物を折り紙に変化させる力を持っているのか
・何故シズクはサクラに3枚のお札(3作品のプリキュアを暗示しているもの)を渡したのか
・何故シズクは狐でありながら二足歩行できるのか
・どうしてサクラとシズクは鴉天狗の弱点を見抜けたのか
・そもそも桜が原ってどんな世界なのか

などなど気になる伏線のような描写がいくつもありますが、見事に明かされません。
特にシズクについては謎が多すぎます。サクラに二足歩行してるところを見られてしまうシーンでは「怪しまれてしまう!」と驚いていたことから、
「シズクの狐姿は仮の姿であり、本当の正体は人間」とか勝手に想像してましたが、特に明かされないまま終了しました。
舞台挨拶の際、シズクの声を担当した木村佳乃さんからは「皆さんもシズクには魅力を感じていただける(要約)」と仰っていましたが、
こんな謎だらけの有様では魅力以前の問題です。


◆客演の意味は?

筆者が今回の映画を観て特に大きく感じた疑問点です。
本作は従来のオールスターズとは違い、現行作品+過去2作品だけに選出メンバーを絞っていることも特徴の1つです。
…なのですが、どうにもプリキュアの印象が薄いと言わざるを得ません。

極端なことを言ってしまえば、本作においてGOプリとまほプリは登場しなくても話は成立します
もっと極端に言ってしまうえば、いちか1人だけいれば話は成立します
本作においてサクラと積極的にコミュニケーションをとっているのはいちか1人だけです。
サクラの悩みを聞いてきたのもいちかだけですし、解決のために奔走したのもいちかだけです。他のメンバーはそれについて行ってるだけです。
GOプリもまほプリも存在意義が全くない上に、いちか以外のキラプリメンバーも影が薄すぎるのです。
客演数を絞ったというのに、主人公とゲストしか目立っていないとは由々しき事態だと思います。

また、プリキュアが全体的に目立っていない理由の1つとして、敵勢力が最初からプリキュアを目的としていない点も一因として挙げられます。
従来のオールスターズでは、敵側がプリキュアの力を狙っていたりと、プリキュア達と戦う明確な理由が存在していました。
しかし本作の敵である鴉天狗の目的は、あくまでもサクラです。プリキュア達は鴉天狗とサクラの揉め事に巻き込まれたにすぎないのです。
特にGOプリとまほプリなんて、サクラや鴉天狗とは1ミリも関わりがないのですから。とんだとばっちりです。

◆その他気になった点

・バトルシーンの尺が全体的に短く、クオリティもいまいち。

・本作で登場したバンク映像は、キュアフェリーチェのエメラルドリンカネーションのみ
GOプリ勢はバトル中跳んだり跳ねたりしてるだけで大した活躍をしていない。

・キュアホイップが普通に肉弾攻撃してた。(五月雨に踵落とし決めてた)

・ブランクがあったせいなのか、パフ役の東山奈央さんの演技がやたらハキハキしてた

・作中、「ライトを光らせて応援してね!」と喚起するシーンがやたら多くてしつこかった。


◆良かった点について

・前作と違い、主役プリキュア(というかキュアホイップ1人)は不遇な扱いをされることなく、最後まで主役らしさを発揮していた。

仮面ライダーと違ってキャラが崩れていることはない。プリキュアはその辺丁寧だと思う。

・ゲストの演技に問題はない。特に山ちゃんのゲス演技は雰囲気がよく出ていて素敵。

・エンディング中に流れるプリキュア達の花見のスチルの出来栄えが非常に素晴らしい。本当に素晴らしい。
これだけでも本作を観る価値はある… と言いたいところですが、パンフレットにも載っているのでそれだけ買えば良し。



結論。
大して語る部分もないストーリー、投げっぱなしの設定、意味のない客演などなど、本作の出来栄えはあまり良いものとは思えませんでした。
「プリキュアの映画」と言うよりは、「東映アニメーションが作った3DCGのPV映像」と受け止めた方がいいかもしれません。
なまじプリキュアは今までの信頼と実績がありますから、ちょっとくらい実験的な試みを入れても立て直しは容易だと考えてるんでしょう。
でもせめて次回作を作る時は、プリキュアたちにしっかりと存在意義があるようなストーリーにしてください。






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シャッターチャンスがあったというのにブレブレだよぉ。ちゃんとしたカメラ持ってくるんだった…
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プリアラでは肉弾戦はしないと言ったな?あれは嘘だ。

どうも、シズクの「ただいま」のシーンで脳内にオールバックのゲームマスター社長(笑)が出て来たので水晶のような研ぎ澄まされた心を持てていないきゃすばるですwWOLTさんは13:30の回でしたか。自分は11時の回で見ており「今回も見つけられるかな?」と言わんばかりにマジカル人形所持してたのですが見つけられなかったみたいですね(笑)

内容としては主人公力が高すぎるいちかに違和感を感じました。サクラが悩んだり葛藤したりするのに対していちかが的確にアドバイスしてリードする訳ですが彼女はそんなに有能なキャラでしたっけ?現段階のテレビ版ではポンコツな一面が描かれてることが大半を占めているので、もしかしたら後々リーダーシップを発揮できるキャラに成長するのかもしれませんが、6話からの延長線で見てしまうと違和感を感じずにはいられませんでした。

いちかとサクラだけでほぼ話が成立してしまう為、他のプリアラ組の見せ場が少なかったり、歴代組は単なるファンサービスのゲスト出演の域を出られなかったのは残念でしたね(平成ライダージェネレーションズってすごかったんだな~)歴代組が入り混じってのお祭り騒ぎの映画としては十分成功してるとは思いましたが。

ちなみに今回は最速上映に引き続いて応援上映なんてのもやってました。と言っても、子供向けの映画を深夜のど真ん中で大友が応援する訳ですからそりゃあもうカオスな現場でしたよ(笑)WOLTさんも来ればよかったのに(震え声)
[ 2017/03/19 19:36 ] [ 編集 ]

シズクが2足歩行を見られて焦るシーンですが、人語を喋るのは大丈夫で2足歩行はダメなんてどういう判断基準なんだろうと思いました。
桜が原の動物は喋れるのが普通なのかと考えたのですが、向こうの住人はサクラとシズク以外描写されていない(サクラの回想で他にも住人がいることが示唆されていましたが)ため、
それも推測の域を出ないんですよね。あとホイップ以外のプリキュアを圧倒した五月雨ですが、何故あんなに強いのかも説明が欲しかったですね。

・用事があるからいちかの誘いを断った4人ですが、あの後4人一緒にいて「ん?」と思いました。
「用事が早く終わったからいちかの所に行こう」みたいなセリフがあれば大分印象が変わったんですがね。

・あのゼツボーグとヨクバールは誰が生み出したのかも説明がありませんでしたね。
ドリスタ時空ではディスダークと闇の魔法使い勢はまだ存在しているということなんでしょうか。

・妖精たちは留守番でしたが、映画キュアモフルンでミラマジはモフルンと離れると変身解除してしまうはずじゃ…。

WOLT様の仰る通り明かされない謎が多いため、そのせいで話に入りきれませんでしたね。
ゲストキャラはサクラだけにして桜が原と人間界の関係の説明やプリキュアたちとの絡みを増やして、彼女の成長譚としてのストーリーとして展開した方が良かったんじゃないかと思いました。
[ 2017/03/19 19:45 ] [ 編集 ]

男ナルガ「(露出が減って)もう許せるぞオイ!」

私はソニーハードを見限られた時点でモンハンは卒業しましたのであれこれ言えませんが。
XXは「相変わらずの水増しの癖にフルプライス」と古参からは文句が出てる様ですね、今に始まった事では無いのに買い支えてカプコンを甘やかしてるから…
筆者様の土日は多忙だったようですね~、私は連休返上で仕事で多忙したから仲間ですね~(白目)

オールスターズ改めドリームスターズとしてスタートした春プリキュア映画ですがイマイチだったと…
監督がCG畑の人なので嫌な予感はしたのですがやはり…東映のCGモデリングは確かに進化こそしてますが
モーションとなると話は別ですね、この辺は国内では白組が最高峰、海外ならそれこそディズニー始め大きな壁が幾つも…

映像面は兎も角、脚本が仰られた通りならわざわざ登場プリキュアを絞った意味が無いですね。
人数を厳選するという事は「増えすぎて薄まった個々のプリキュアの描写を濃密に出来る」とファンは期待する筈です。
オールスターズの魅力としてスパロボ的な「クロスオーバーイベント」が魅力なのですが、それが無いとは…。
只個人的に今回のメンツでは上手く回せないのも頷けてしまう所ですが…
始まったばかりのキラプリと終始スッカラカンだったマホプリ勢ではプリンセスが加わった所で…
あと、チャーハン様が指摘していた「プリキュア同士ファーストコンタクトのシーンで険悪そうに見えた」所はどうだったのでしょうか?

>いちか1人だけいれば話は成立します。
今回の本編のEDではいちかとサクラが一緒にスイーツを作るシーンがありましたが個人的にはかなり良いシーンに見えました。
あれ“だけ”で他のプリキュアメンバーにこれに相応するシーンが無いとなると映画を観る意味が無いというか…

>シャッターチャンスがあったというのにブレブレだよぉ。
明日近所のヨーカドーでプリキュアショーがあるから見に行こうかな…
[ 2017/03/19 21:25 ] [ 編集 ]

Re: プリアラでは肉弾戦はしないと言ったな?あれは嘘だ。

黄瀬きゃすばる様、コメントありがとうございます。

>自分は11時の回で見ており「今回も見つけられるかな?」と言わんばかりにマジカル人形所持してたのですが見つけられなかったみたいですね(笑)
twitterを拝見しておりましたので、今回は会うことはないな、と思っていました。
別の機会でお会いできるとといいですね。

>サクラが悩んだり葛藤したりするのに対していちかが的確にアドバイスしてリードする訳ですが彼女はそんなに有能なキャラでしたっけ?
多分、映画を構想している段階でのいちかはそういうキャラだったんでしょうね。
映画の脚本は坪田文さんなので、彼の中ではいちかは「有能でリーダーシップを発揮できる」というイメージだったんだと思います。
もう少し、テレビ版との整合性を高めてほしいですね。本作のごちゃごちゃローテじゃ難しいんでしょうけど…

>歴代組が入り混じってのお祭り騒ぎの映画としては十分成功してるとは思いましたが。
この点、私にとっては微妙です。「お祭り騒ぎ」している印象が全くないんです。一部キャラクターはどんな台詞言ったのかすら覚えてません。
各キャラの活躍が印象に残っていない以上、お祭り作品としても見応えの感じられないものだったと思います。

>ちなみに今回は最速上映に引き続いて応援上映なんてのもやってました。
体力が有り余ってたら…
[ 2017/03/25 22:10 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

グレイ様、コメントありがとうございます。

>シズクが2足歩行を見られて焦るシーンですが、人語を喋るのは大丈夫で2足歩行はダメなんてどういう判断基準なんだろうと思いました。
あっちの世界では、動物も普通に人語が喋れるみたいです。(パンフから参照)

>・用事があるからいちかの誘いを断った4人ですが、あの後4人一緒にいて「ん?」と思いました
絶対みんな暇人でしたね。映画を構想している時点では各キャラの詳細設定が決まっていなかったために、
それぞれのプライベートを描くことができなかったのかもしれませんが…

>・あのゼツボーグとヨクバールは誰が生み出したのかも説明がありませんでしたね。
その辺はあまり気にしてませんでした。とはいえ、きちんと理由があるに越したことはないのは確かです。

>・妖精たちは留守番でしたが、映画キュアモフルンでミラマジはモフルンと離れると変身解除してしまうはずじゃ…。
そういやそうでしたっけ。アニメでもだれくらい離れていて戦っていたのか覚えてないのであまり意識したことはないですね。
[ 2017/03/25 23:17 ] [ 編集 ]

Re: 男ナルガ「(露出が減って)もう許せるぞオイ!」

ちくわぶドロボー様、コメントありがとうございます。

>XXは「相変わらずの水増しの癖にフルプライス」と古参からは文句が出てる様ですね、今に始まった事では無いのに買い支えてカプコンを甘やかしてるから…
流用は事実ですが、狩猟スタイルの個別機能を使って過去モンスと戦っていくのは中々に楽しいです。

>モーションとなると話は別ですね、この辺は国内では白組が最高峰、海外ならそれこそディズニー始め大きな壁が幾つも…

ヌルヌル動くシーンもあるといえばあるんですけどね。
GOプリの必殺バンクなんかテレビ版でも結構動きがカクカクしていましたが、映画ではほぼ全編あんな感じです。

>あと、チャーハン様が指摘していた「プリキュア同士ファーストコンタクトのシーンで険悪そうに見えた」所はどうだったのでしょうか?
予告で流れた通り、双方ともファーストコンタクトは険悪です。すぐに和解しますが…
まほプリもGOプリも完全に巻き込まれる側なので、本筋に関わらせるには多少でも強引な手に入る必要があったんだと思います。

>今回の本編のEDではいちかとサクラが一緒にスイーツを作るシーンがありましたが個人的にはかなり良いシーンに見えました。
あれ“だけ”で他のプリキュアメンバーにこれに相応するシーンが無いとなると映画を観る意味が無いというか…

いちかとサクラが関わるシーンは他にもそこそこありますが、他のキャラに関してはないです(キッパリ) 本当にないです。
ちなみにいちかとサクラがスイーツを作るシーンは、本編と同じ感覚で見るといちかが物凄く有能そうに見えます。
[ 2017/03/25 23:32 ] [ 編集 ]

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