今週のHUGっと!プリキュア 19話

HUGっと! プリキュア 第19話 『ワクワク!憧れのランウェイデビュー!?』

ハグプリep19 0

今作に対する知見を深めるため、普段は買わないアニメージュ7月号を買って読みました。
正直そこまで収穫はない(むしろ認識の齟齬が広がってしまった)のですが、サトジュンがロリコンであることが発覚しました。
ないわー。
・話の主役はえみるとルールーです
・既存プリキュア3人は話に大きく関与しません
・野乃さんの発言にびっくりするほど中身がありません


前回までの流れを概ね継承する18話目でした。
野々さんのポンコツっぷりとシナリオにおける役割の弱さは見てるこっちが悲しくなってきます
いっそ喋らせないほうがいいんじゃないかとさえ思いました。


話の内容も雑だったと思います。
えみるのお兄さんはいくらヒール役にしたって頭悪すぎるってレベルじゃないくらい教養に欠けてました。
いくらシナリオ中に有意義なメッセージを残そうとしても、ヒール役がこのザマでは話全体の印象があざとく、馬鹿馬鹿しくなるだけです。

アンリの主張も一応筋が通っているとはいえやや極論気味で、あまり賛同できる内容ではなかったです。
自分の意志を尊重して行動することはとても大事だと思います。しかし学校のような公共の場ではTPOは弁えるべきだと思います。
そもそもアンリもえみるのお兄さんも、言ってることが微妙に違うだけで押し付けがましいのは似た者同士だと思っています。

何よりああゆう発言は主役サイドに言わせてナンボなものだと思います。
野乃さんにその役が与えられなかったのは、彼女がその主張をするに値する資格がないと判断したからでしょうか。
その判断は賢明だと思いますが、野乃さんの現状を一向に改善させようとしない姿勢には賛同できません。


次回は満を持してえみるとルールーがプリキュアになるみたいですが、
そもそも2人はどうしてプリキュアになりたがっているんでしたっけ?
えみるは単純なヒーロー願望、ルールーは「えみるが目指してるから」と、目標を他者に依存している形になっています。
そんな彼女らの場合、「プリキュアになること」が目的化してしまって、いざ覚醒したらその後やることが無くなりそうなところを私は心配しています。

私にとって、プリキュアに限らず変身ヒーロー物作品における【変身】とは
当人の意志や願望を客観的に分かりやすく形にしたものに過ぎないと考えています。要するに経緯の1つです。
変身することをゴールと定める者に、真の意味で未来は無いと思います。分不相応の力を持て余すだけです。

えみるとルールーにはプリキュアに変身した後の未来のビジョンが描けていませんし、私にも予想がつきません。
尤も、それは別に急いで描く必要はありません。最終的に「変身したこと」に意義を見いだせればそれで良いと思います。
ただし、今作には変身したっきり己の目標や願望といったものがすっかり形骸化しているプリキュア3人もいるため、正直過度な期待はできないと考えています。
ルールーに至っては、アンドロイド設定そのものが今後形骸化しそうで怖い…
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[ 2018/06/10 11:40 ] HUGっと!プリキュア | TB(0) | CM(6)

ふたりはプリキュア(予定)

単に初代から15周年というメタ以上のスタッフの自虐ネタを見た気分です。
前作も「いちか&シエルの『ふたりは』路線にすればよかったのに」と申しましたが。
「プリキュアは3人以上にしたい」というバンダイカーンの要望と
初代のセルフオマージュがしたいアニメスタッフとの意識のズレが発生しているのやも…

歴代シリーズで「ジェンダーフリー」「多様な価値観の肯定」を匂わせるシナリオはあるにはありましたが。
「クロスドレッシングのアンリがステレオタイプの正人に啖呵を切る」というのは随分直接的で乱暴な解決方法です。
前回も申しましたが正人はフォローのしようもない『悪人』として描かれているので、味方勢(プリキュア除く)のサンドバックになっているだけです。
「ヒールを非難して叩きのめす」事が「多様な価値観の肯定」であるならばクソ食らえです。
(一方、今回の我らが主人公は えみるの代役の勘定にも入らず、「なんでもします!」「あっ、おい待てぃ(江戸っ子)」等と淫夢営業に勤しんでいたと…)
何よりもこの手のメッセージは「カードキャプターさくら」という偉大な先駆者がさり気なく綺麗に描いているので。
それと比べると余りにも即物的で世間の声に迎合してテキトーにプリキュアシリーズに盛り込んだ様にしか見えません。
同じ日に肩を並べて放送され余計「CCさくらと ハグプリの格の違い」が際立ってしまっています。

>えみるは単純なヒーロー願望、ルールーは「えみるが目指してるから」と、目標を他者に依存している形になっています。
>そんな彼女らの場合、「プリキュアになること」が目的化してしまって、いざ覚醒したらその後やることが無くなりそうなところを私は心配しています。
「プリキュアが目的化していたキャラ」と言えば、ハピプリのめぐみや前作のシエルがそれですね。
めぐみに関してははぐらかされ終わった印象ですが、シエルに関してはパティシエという予防線が機能してはいました。
恐らく、えみるの場合は「ギタリスト」が予防線でしょうね、ルールーは中の人のファンに関してはプリキュアになっただけで歓喜しそうです…

よぉ、王国民…満足かぁ…?こんなシナリオで……
俺は、嫌だね…!(byリストル)
[ 2018/06/10 15:59 ] [ 編集 ]

Re: ふたりはプリキュア(予定)

ちくわぶドロボー様、コメントありがとうございます。

>「クロスドレッシングのアンリがステレオタイプの正人に啖呵を切る」というのは随分直接的で乱暴な解決方法です。
>「ヒールを非難して叩きのめす」事が「多様な価値観の肯定」であるならばクソ食らえです。

論破する流れが普通に面白くなかったですね。互いに認識を認めあってこそ価値観の共有化は意味のあることだと思います。
1クール目の時といい、アンリは極論じみた正論を言うことが多いですね。ライターのスケープゴートか何かでしょうか?

>「プリキュアが目的化していたキャラ」と言えば、ハピプリのめぐみや前作のシエルがそれですね。
めぐみはシナリオ通して全く成長してないですし、周囲もそれを肯定してしまったので凄くゲンナリしました。
同じ流れを我らがピンク主人公も歩みそうです。こっちはこっちで「イケてるお姉さんを我らが目指す」という目標を掲げてるんですが…
[ 2018/06/10 17:47 ] [ 編集 ]

そういえば吹奏楽部の男の子、元気かなぁ?

メロディソード誕生のきっかけになったのに、とりまく人々の中に名前がない。

>彼女がその主張をするに値する資格がないと判断したからでしょうか。
それプラス、贔屓があるんじゃないかなって冷めた目で見る自分がいます。何でもアンリ君は2クール目の要らしいですから(白目)

今年のプリキュアはジェンダーや多様性に踏み込んでる!って騒がれてるようですが、ブログ主様やちくわぶドロボー様が
仰ってるようにアンリを善、えみる兄を悪のように描いて前者が後者を一方的に叩くのって多様性とは真逆ですよね。
アンリに啖呵を切られてギャフン顔からの浄化されてあっさり改心(?)するお兄様には乾いた笑いしか出ませんでした。

難しいこと抜きにして、今の状態って本来のターゲット層である女児が見てて楽しいんでしょうか?
主役のプリキュアたちが日常回で活躍しない。お気に入りのキャラがあんまり喋らない回が続くのって。
ここから追加戦士の販促とさらなる掘り下げが続くのなら、もう初期3人いらないですよね。
[ 2018/06/10 19:21 ] [ 編集 ]

プリキュアは正義を着飾って殴りたいのか?

ほんへとは少し乖離する話ですが、多様性とは本来は「分かり合えないけどその主張を認め合う」ことだと思うんです。
個人的に思うのですが、若宮アンリと愛崎正人はベクトルは違えど本質的に同じ「価値観を押し付ける」人間だと思います。
WOLT様やちくわぶドロボー様の仰るようにジェンダーフリーな若宮アンリを善として、悪扱いのパターナリズムの愛崎正人を言葉で叩きのめすのは多様性に反するどころか俗に言う「ポリコレ棒で殴る」という行為です。
そんなに正義を着飾って人を殴りたいのか?
[ 2018/06/11 02:44 ] [ 編集 ]

Re: そういえば吹奏楽部の男の子、元気かなぁ?

餃子様、コメントありがとうございます。

>今年のプリキュアはジェンダーや多様性に踏み込んでる!って騒がれてるようですが、ブログ主様やちくわぶドロボー様が
仰ってるようにアンリを善、えみる兄を悪のように描いて前者が後者を一方的に叩くのって多様性とは真逆ですよね。

頭ごなしに「認めろ!」と押し付けてるようなものですからね。
踏み込んだだけ評価されるのであれば、現実のトランスジェンダーなどの問題だってこじれたりしないでしょうね。

>ここから追加戦士の販促とさらなる掘り下げが続くのなら、もう初期3人いらないですよね。
いらないと言わざるを得ないですね。2クール目も大詰めの状況ですが、初期3人に殆ど変化がないことはとても寂しいです。
[ 2018/06/11 09:27 ] [ 編集 ]

Re: プリキュアは正義を着飾って殴りたいのか?

変態キュア親父様、コメントありがとうございます。

>ジェンダーフリーな若宮アンリを善として、悪扱いのパターナリズムの愛崎正人を言葉で叩きのめすのは多様性に反するどころか俗に言う「ポリコレ棒で殴る」という行為です。
「ポリコレ棒で殴る」という用語は初めて知りました。twitterとかでたまに見かける言葉狩りみたいなものですかね。
見ていてみみっちいですし、言ってる本人しか満足しなさそうで非常に生産性がないですね。
チャラリートの時の一件といい、この作品における話し合い・議論というのは一方の主張がもう一方の主張を上回ればそれでいいんでしょうか。
[ 2018/06/11 10:08 ] [ 編集 ]

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