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今週のHUGっと!プリキュア 24話

HUGっと!プリキュア 第24話 『元気スプラッシュ!魅惑のナイトプール!』

ハグプリep24 0

ちなみに淫夢くんUCの動画は約350万再生
この作品では1クールごとの繋ぎ目は後日談的なお話を描くようです。
そして今作における村山先生は、主にシリーズ構成の方がとっちらかした現場の清掃係を任命されているようです。
ちょっぴり同情します。そんな24話目です。

前回で鳴りを潜めたかと思ったら、また追加2人組が台頭してきました。
それは別にいいんです。問題はこの話の主役に野乃さんを据えさせようとしている点です。
一応舵取り自体はできてたんですが、見せ場を持っていったのは相変わらずえみルーですし、バトルも彼女らが締めてしまいました。
その割に、ラストのプレシデント・クライは「こうでなくてはね… キュアエール…」と彼女を高く評価するような台詞を吐いていて、
話自体はそこまで悪くなかったと思いますが、全体的に何を中心に添えたいのかチグハグな印象が強かったです。


今回の野々さんは張り切っている姿よりも、ナイトプール中にぼんやりして感傷に浸っている(悪く言えば地味な)部分ばかりが印象に残りました。
彼女が突然プレシデント・クライの思惑を思い出し取り乱したのは、彼女の「皆の笑顔を守りたい」という願いと、
「時を止めて幸せな時間を一生過ごす」というプレシデント・クライの野望が不覚にも一致してしまったことが原因でしょうか。
もしそうであれば、所謂「現状維持」を貫こうとするプレシデント・クライの野望に立ち向かえるのは、未来への幸せを望むアスパワワなのでしょう。
なので野乃さんはさっさと将来の目標を定めてほしいんですが、それが難しそうなのは前回の記事で述べたとおりです。
どちらかと言えば、作品全体からは野々さんに対して「そのままであり続けてね♡」という現状維持を求めているかのような雰囲気も感じ取れます。
まあ、「今のスタンスを変え続けないこと」「夢探しを続ける」という意思も未来への希望と言えなくはないですが、
周囲がそれぞれ目標を決めつつある中、1人だけ取り残されていることは微妙ですし、何より1つの作品の答えとしても良くないと思います。

とにかく野乃さんの意思・目標といったものが、今現在全キャラクターの中でも1番不明瞭のままなのが辛いです。
描写がないことはないんですが、断片的すぎて点と点が繋がりません。「辻褄合ってる?」と思うようなところもあります。
いつか繋がってくれるといいんですが、この作品においてはそれが1番不安です。


ハグプリep24 1


2クール経ったので一応一纏めします。
やたらハイペースに飛ばして主要キャラ3人のやることを無くした1クール目と違い、
2クール目はえみるとルールーという、新生2大プリキュアをくどいぐらい重点的に描いてきました。
そんな本作ですが、恐らくこのまま続ければ漏れなく歴代ワースト作品更新となります。
というか暫定ワーストです。あの作品より酷いものは出てこないと思っていましたが、今作は更に突き抜けていると思います。

その大きな理由としては、やはりこの2クール目の話が単純につまらなかったことが挙げられます。
スタンダードかつストロングな理由です。
何がつまらなかった、と聞かれたら全部つまらなかったと答えます。
流石にそれだけで済ましてしまうのも難なので、理由をキャラクターごとに掘り下げていきます。


・さあや
2クール目は殆ど空気でした。
自身の目標である役者仕事については1クール目で一応の結果を出してしまったので、2クール目は殆ど手持ち無沙汰な状態でした。
明確な進展としては、14話目での「調子狂わされるとお嬢様言葉になる」とかいう底の浅そうな設定が追加されたぐらいです。
あの設定、今後どこで使うんでしょうね? マイナス面を強調する以外活かし方がないと思うのですが。
また、前回と今回でどういうわけかダイカンを気遣うような描写も見られましたが、
思い出したように「天使」アピールされるのは関心しません。チャラリートの時は何も思わなかったの? という気持ちになります。

2クール目をえみルーの描写に注ぎ込んだ結果、手持ち無沙汰な状況は何1つ変わっていないので、
3クール目以降は何をするのか悪い意味で予想がつきません。彼女の話を描く上での下地も整ってなさそうです。
このままではスイプリの奏よろしく、バンクシーンの台詞を喋るだけの存在に成り果てそうです。


・ほまれ
さあやと大体同じです。1クール目で自身の目標に対する結果を出してしまったので殆ど空気でした。
活かすべき個性も見当たらない分、さあやより深刻な事態を迎えている気もします。
一応ハリーとの絡みは着々と進んでいるようですが、深く掘り下げられるほどではないと思いますし、
彼女も彼女で手持ち無沙汰な状況は変わらなそうです。

これは さあやも同じなのですが、20話で彼女らがいなくてもどうにかなる流れを作ってしまったので、
いっそプリキュアやめて自身の目標に対してひたむきに頑張ってもらえばいいんじゃないかとさえ思います。


・ルールー
2クール目における主役の1人です。ですが、はっきり言ってしまえば彼女に魅力は感じられません。
何故かと言うと、彼女に中身が感じられないからです。

まずプリキュア側に加担した過程が短すぎて意味不明です。この時点で彼女へ感情移入することはとても難しくなりました。
プリキュア側に加担した後も、やることは全て えみるに依存しっぱなし。
プリキュアを目指すのも、ギターを弾くのも えみるがいるから。えみるが友達だから。
他のキャラクターと関われば別の方向に掘り下げが出来ただろうに、シナリオは何故かそれを放棄したのでひたすら主体性の無さが目立ちました。

また彼女には唯一無二の個性である「アンドロイド」設定があったはずです。
恐らくですが、今後この設定は形骸化します。何故かと言うと、今ですらその設定が活かされてる様子がないからです。
おばさんを暗視して財布の位置を特定するだとか、自身の手でギターを作るだとか、他にやりようがある描写を無理矢理アンドロイド設定に置き換えているだけです。
冗談抜きで意識しないと忘れるレベルです。既に「野乃家に居候」という設定ですら空気と化しているのに、

作中でアンドロイド設定が活かされたのは、彼女に「心がない」と言及された場面のみです。
あまりに底の浅い使い方だと思います。皇帝メビウスに心酔し、彼の道具として生きることしかできなかったイースも、
ディスピアに洗脳され、彼女の手先となったトワイライトも、既に人としての心は失われているのですから。
「心がない」ことを描くためだけにアンドロイド設定を取り入れたのであれば、あまりにもったいない使い方だと思います。

今回の話なんて、「アンドロイドは水の中に入れるのか?」という点を言及すれば
それなりに話が盛り上がれそうな気がしますが、誰も何も言及しませんでした。
製作側にとって、アンドロイド設定なんて所詮その程度でしかないことの証明だと思います。
その辺を掘り下げるやる気ないんでしょうね。

主体性も個性もないキャラを、私は魅力的以前に一キャラクターとして認められません。
担当声優の影響かネット上ではホットな話題も見受けられましたが、私としては作中屈指の空虚でつまらないキャラクターだと思っています。


・えみる
2クール目における主役の1人です。
ルールーに比べれば個性も主体性も感じられ、恐らく作中で1番芯の通ったキャラクターだと思います。話の舵を切っていたのも、事実上彼女でした。
また他のキャラクターと違い、ギター絡みでシナリオ中における今後の目標と呼べるものも一応あります。
ただしそれを描こうとすると、確実に「ルールーと一緒がいい!」とか言い出しそうです。
そういう光景はもう見飽きたので、いい加減そろそろ離れてほしいです。2クール目と同じことはしてほしくないです。
本当に主体性があると言っていいものなのか…

あと問題なのは彼女自身の性格の方でしょうね。ひたすらウザいです。友達になりたくないレベルです。
この性格も良い方向に矯正してほしいのですが、現状それをやってくれそうな人がハリーぐらいしかいない上に、
それができるんならプリキュアになる前にやってそうなので、やはりあまり期待はできません。


・はな
大体記事で言及した通りなので省略します。
今後に期待できないことないですが、やはり不安の方が大きいです。全体的に2クール目に出番を大幅に省いてしまった影響が大きいです。
恐らくは、彼女にまつわる謎が如何にして解けていくのか、きちんとした解答が得られるかによって今作の評価は変化していくと思います。


以上です。要約すれば、
「既存プリキュア3人の扱いが雑すぎ」
「えみルーの2人に焦点を絞った割に、その2人の絡みが大して面白くない」
「5人が成長する上での下地が整えられていない」

という3点に絞られるでしょうか。

とにかくバランスの大きく欠いた3ヶ月間だったと思います。ここ最近ではぶっちぎりで酷い内容だったと思います。
正直なところ、この状況から好転しそうな気配が感じられないんですが、この作品の最終的な評価を定めるためにも視聴を続けていきます。
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[ 2018/07/15 14:08 ] HUGっと!プリキュア | TB(0) | CM(4)

1人+1人+1人+2人

タイトルが折り返しを迎えた今までの私の感想です。まとまりのない5人。そして管理人様の個人別評にほぼ同意です。

既存っていう表記を私も以前使いましたが、この既存3人はキャラはおろか関係性も薄い気がします。
(その証拠になるかはわかりませんが、今回野々さんが鬱ってるのに気がついたのは彼女のお母さんのみ)
その一方で追加の2人はニコイチでプッシュ。2クールは駄目押しのごとく、えみるとルールー2人だけの絆ばかりが強調され、上塗りされていた印象です。
おかげで既存3人は空気化。えみる以上に2クールのメインだったルールーも、既存3人との関係の構築はおろか個人の成長やキャラ立てに大事な善落ち(せっかくのアンドロイド設定。一番盛り上がるべきところなのに)もササっと片付けられ、以降ひたすらニコイチ描写。
ルールーに関しては敵と味方の間をフラついていたころのほうが、今の没個性&えみるのお人形状態より【まだマシ】だったようにすら思います。

えみるも管理人様の仰る通り、好きなもの(音楽とギター)や目標(ヒーローになりたい)悩み(好きなことへの家族の反対、ヒーローになってからの在り方)など、せっかく彼女だけの課題が立てられていたのにルールーが相方化して以降、それら全てにくっついてくるのでえみる個人の話にならない。(この2人が好きな人には美味しいのかもしれませんが)
3クール目以降は自立した友人関係を築いていってほしいところですが、これから2人でアイドル活動も控えているし、えみルーなんて造語ができてる辺りセット売りは続く気がします。

野々さんは腐っても一応主役なのでこれから掘り下げがくるのでしょう。うまく着地できるかは不明ですが。
さあやは何となく姫プリのみなみさんの劣化焼き増しになりそうな悪寒……予感がします。
ほまれはハリーとの関係性で掘り下げていくんじゃないでしょうかね。スケート設定は一体何だったんでしょうね。

個人的にキャラクターデザインは華やかで好みでしたので、現状はとても残念です。
[ 2018/07/16 02:59 ] [ 編集 ]

Re: 1人+1人+1人+2人

餃子様、コメントありがとうございます。

>ルールーに関しては敵と味方の間をフラついていたころのほうが、今の没個性&えみるのお人形状態より【まだマシ】だったようにすら思います。
何故あそこまで急ピッチにプリキュアへの覚醒展開を描こうとしたのか意図が不明です。
彼女の場合、プリキュア覚醒までの過程こそが重要な見どころだと思っていたので。
覚醒しちゃえばこっちのもんと思っていたのでしょうかね?

>3クール目以降は自立した友人関係を築いていってほしいところですが、これから2人でアイドル活動も控えているし、えみルーなんて造語ができてる辺りセット売りは続く気がします。
しぶとく続きそうですね。私はもうお腹いっぱいです。
そこまでして厚遇する意味も分からないです。野乃さんを惨めにさせたいんでしょうか。

>野々さんは腐っても一応主役なのでこれから掘り下げがくるのでしょう。うまく着地できるかは不明ですが。
大きな伏線が張られているようにも思えますが、個人的に2クール経っても断片的な情報しかなく、
その癖ヘイトを貯めるような描写はいくつか散見されるようなキャラクターなんて、最早主人公ではないと思います。
この手の作品ではきちんと主人公と視聴者の目線をあわせ、感情移入できるようにさせてほしいです。

>さあやは何となく姫プリのみなみさんの劣化焼き増しになりそうな悪寒……予感がします。
みなみの場合はコンスタントに実家の仕事に関わるお話を描いてきましたが、
さあやの場合は2クール目のえみルーゴリ押しの影響もあって、何を目指しているのかもあやふやになってますし、そもそもシナリオ自体がそれを重視してないように思えます。

>ほまれはハリーとの関係性で掘り下げていくんじゃないでしょうかね。スケート設定は一体何だったんでしょうね。
スケートは現在世間的な関心も薄い状況ですし、放置が続くでしょうね。
[ 2018/07/16 21:09 ] [ 編集 ]

3連“勤”を終えたので初投稿です。

水着回ということもあってか、仰る通り今までおさらいと補完を兼ねた話でしたね。
先週、出オチを食らったダイガンの顛末や先にドロップアウトした敵幹部にも触れましたが
あんなおっさん今更居ようが居まいが大した意味ないです、今の内海くんの様に…
このシリーズに於いて改心した敵キャラというのはプリキュア達の「強さ、優しさ」を喧伝する役割を担っていますけど。
総じてテキトーに処理された印象なのでえみルーの「就職先」という舞台装置程度の存在価値しかありません。
ダイガンとさあやとの絡みも付け焼刃の感が否めません。

>とにかく野乃さんの意思・目標といったものが、今現在全キャラクターの中でも1番不明瞭のままなのが辛いです。
>描写がないことはないんですが、断片的すぎて点と点が繋がりません。「辻褄合ってる?」と思うようなところもあります。
一応前回で一気にはなのシリアスな設定が見え隠れしましたが、本作はホントに人や物の描き方が極端で断片的ですよね…
「ラスボスの思想に対して一定の共感を得てしまう」という主人公は確かに斬新で等身大(劇寒)の女子中学生に迫っているとも言えますが。
今のところそう言った斬新さだけが先行して物語としての説得力や共感性が得難いです。
それに過去のトラウマを後出しじゃんけんで出して「今までのはなは情緒不安定だったんだから細かいこと突っ込むな」とでも言いたげで。
雑で描写不足な今までのシナリオの免罪符として持ち出した設定に見えてしまいます。

>また彼女には唯一無二の個性である「アンドロイド」設定があったはずです。
>恐らくですが、今後この設定は形骸化します。何故かと言うと、今ですらその設定が活かされてる様子がないからです。
前回も申しましたがスタッフの「アンドロイド」に対する見識が古臭くて劣化イースに過ぎません。
旧作のロボコップがカクカクだったのが新作でスタイリッシュに動く戦闘サイボーグになったり。
高度な演算とクラウドコンピューティングにより人間以上に機知が働くAIが活躍しようという今日に於いて
昭和のSFに出てくるような融通の利かない記号的なロボ子は古臭い、今のところはゆかり姫のダウナー演技でキャラが立ってるだけで。
ルールー自身の個性というものが皆無です、ほっちゃんのツンデレ&ドジっ子演技で持っていたまほプリのリコと同様です。

>歴代ワースト作品更新となります。
(まほプリから)意外と早く堕ちたな~(絶望的なまでの誤算)
ですが仰る通りで、まほプリ以上に色々な要素を詰め込んで崩壊している上にシリーズ構成の独善的な思想も見え隠れするのでやむなしですね。
公開前は「『座古明史×佐藤順一』のタッグなんて最強やん!」と思いましたが蓋をあければ纏まりの悪さと捻くれたキャラ描写でこのざまです。
やはりプロジェクトの統括に問題があって「船頭多くして船山に上る」状態なのか?せめてシリーズ構成だけは4クール計画的に出来る人材が居てほしいです。
今年の子供向けアニメでは「シンカリオン」の下山建人氏が一番上手く書いてますね、意外ですよねー。
[ 2018/07/17 16:13 ] [ 編集 ]

Re: 3連“勤”を終えたので初投稿です。

ちくわぶドロボー様、コメントありがとうございます。

>それに過去のトラウマを後出しじゃんけんで出して「今までのはなは情緒不安定だったんだから細かいこと突っ込むな」とでも言いたげで。
雑で描写不足な今までのシナリオの免罪符として持ち出した設定に見えてしまいます。

最初から考えてたんならもう少し建設的に描写してほしかったですね。
1クール目なんて体験したことを振り返るばかりで、はな自身の過去に触れる機会なんて皆無だったはずです。
このザマじゃ本当に急ごしらえで考えた設定だと思われても仕方ないと思います。

>ルールー自身の個性というものが皆無です、ほっちゃんのツンデレ&ドジっ子演技で持っていたまほプリのリコと同様です。
リコは比較にならないと思います。
あちらは一応「立派な魔法使いになる」という目的がありました。姉に影響されていたのは確かですが、
姉のいない場でも自分の夢として掲げ常に意識していたので、依存というレベルではなく、自己の目的としては確立できていたと思います。
問題は、そういった目標を掲げながら過程の描写を曖昧にして、結果をフイにしたことだと思います。
ルールーの場合はそれ以前の問題で、自己の目的が存在していません。えみるに依存しているだけです。
えみるの存在が消えれば彼女の行動理由も存在意義もまるっと消えると思います。
なのでリコとルールーでは前提条件が微妙に異なると考えています。

>ですが仰る通りで、まほプリ以上に色々な要素を詰め込んで崩壊している上にシリーズ構成の独善的な思想も見え隠れするのでやむなしですね。
詰め込みすぎが問題だとは思えません。
まほプリ(とキラプリ)の場合は、従来とは異なった作風に挑戦したことでナレッジが足りず、相応の痛手を負ってしまったとも考えられます。(もちろんそれだけとは言いません)
本作の場合、過去シリーズと作風を似せながらもウンコみたいな内容の話しか作れていないのでますます深刻だと思います。
過去作のナレッジが十分にあるのに、それ未満の物しかできないなんて話にならないです。
[ 2018/07/18 00:17 ] [ 編集 ]

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