FC2ブログ





今週のスター☆トゥインクルプリキュア 19話

スター☆トゥインクルプリキュア 第19話 『虹の星へ☆ブルーキャットのヒミツ!』

スタプリep19_0

重力をものともしない紅茶くん迫真の注がれっぷり
◆序論

バケニャーンの正体がブルーキャットだったのは普通に驚きましたし、感心しました。
(そもそも名前の時点で伏線だったのね… 「バケ」ニャーンだし。)
それ以外はパッとしないです。「電磁波の影響でレーダーが使えない」だの「レインボー星のお宝を売って研究資金ガッポガポ」だの、
村山さんの脚本ではなるべくリアリティをもたせるよう描写してるように見えますが、却ってそれらの描写が作風とかけ離れて浮いてしまっている印象があります。
リアリティ云々を言い出すなら、そもそも中学生4人が宇宙に行ってること自体リアリティもクソもないですからね…
フワだけに浮いちゃってるってか? フワーッ!

そして以前から抱いている不安感も全く解消される見込みがない。一体この番組はどこへ行こうというのか?


◆本論

◇「あれって…… ドラムスさんのところにあったのだ!」 -星奈ひかる
  「ブルーキャットが奪ったもの?」 -香具矢まどか
  「ここ、彼女のアジトってわけ?」 -天宮えれな

ブルーキャットの目的が母星と一族の復活であるなら、彼女が集めたと思しきレインボー星の財宝にも疑問をいだきます。
多分ですけど、母星と一族の復活に財宝は関係ないはずです。宝を集めたって星がもとに戻るわけじゃないでしょう。
一抹の望みを抱いてそう考えたのかもしれませんが、その論理で行くとノットレイダーの魔の手がなくとも、
宝石採取を続ける限りレインボー星は遠からず近からず滅びる運命にあることになります。それは流石におかしいと思います。
「元はウチの持ってた宝なんだから返してもらう」ということで盗み返してるのかもしれませんが、
本来の目的が母星と一族の復活なら、順序を完璧に間違えていると言わざるを得ません。


◇「アタイがみんな石にしちゃったっつーの!」 -アイワーン

みんな驚いてたけど、消去法で行くとこんなことできるのノットレイダーしかいないはずである。
何をいまさら驚いてるんだ。


◇「滅ぼしたって…… どうして!?」 -キュアスター
  「だって、プリンセスのペンを探しにきたらこの星のヤツらが渡さないんで… (後略)」 -アイワーン

レインボー星が滅ぼされたのはアイワーンがペンを探しにきたタイミングなので、要するにスターパレスがノットレイダーに襲われた後ですね。
具体的な時期で表すと、本編1話とそこまでタイミングが変わらない時期でしょう。
劇中の経過時間が現実と同じだとすると、本編1話から本日に至るまでの経過時間は約4ヶ月。
つまりその4ヶ月の間で、ブルーキャットは快盗を始めて名声を上げ、同時にマオとしてアイドルデビューを果たし人気を掴んだことになります。
(レインボー星滅亡以前からブルーキャットはマオとしてアイドル活動していたかもしれませんが。そっちの方が自然かもしれない)
すごい急ピッチなスケジュールだなぁ。


◇「でもどうするっていうの?
  バケニャーンもいない、ノットリガーも出せないあなたに何が出来て?」 
-ブルーキャット


ノットリガー出せない前提になってましたけど、前に自分自身を媒体にしてノットリガー生み出してましたよね?
そこは無視するの?


◇「たかがじゃないルン…… 惑星レインボーは住人が石化して滅んだってデータにはあったルン…… (中略)
  この星の人たちはデータや数字じゃないルン! たかがで済ませられるものじゃないルン!」
 -キュアミルキー


たぶん、アイワーンの「ただの石像に何ムキになってんだ」という主張に、「石像じゃない! みんな生きてる!」と反論したかったんでしょうが、
何故データや数字という単語が出てくるのか意味がわからないです。そんな話誰もしてません。回りくどすぎて意味不明になってます。
一応惑星レインボーに着いた時にララ本人が「データ上では…」みたいなこと言ってましたけど、アイワーンにとっては全く身に覚えのない話です。
つまるところ、ララの言ったことってただの自分語りでしかないと思います。自分語りで反論するとかますます訳が分かりません。

「色々な人がいた」ともミルキーは言ってましたが、所詮彼女は石化した人の姿しか見ていないので説得力に欠けています。
これがもし「惑星サマーンもレインボー同様ノットレイダーによって滅ぼされている」という設定があったのなら、
ミルキーもブルーキャット同様に母星を滅ぼされた被害者としての立場から反論できたかもしれませんが、
そんな設定があるわけでもないので詰んでました。


◇ふたご座のスタープリンセス

今はブルーキャットの方が大事なんだからお前は引っ込んでろみたいな扱いで萎えました。
もっともスタープリンセスの扱いが雑なのは今に始まったことじゃないですけど。
キャストクレジットなし(誰かが兼任してる)なのも珍しくなくなってきましたし、番組制作側としてもどうでもいいんでしょうね。
一応販促対象ではあると思うんですけど。


◆まとめ

次回新しいプリキュアが登場するみたいですけど… え、これ本当にブルーキャットがプリキュアになるの?
物を盗むわ人は騙すわ嘘はつくわ、そんな人がプリキュアになったって明るい未来が待っているとは思えないのですが。

「母星を救うために1人孤独に戦う」という肩書きは見てくれこそ立派であるものの、
人が持ってる資産を強引に奪い、そのことに罪の意識を感じていない時点で論外だと私は思っています。
「盗んでるのはレインボー星の宝だけ」「不正な手段で入手した宝のみターゲットにしている」など考えることも出来ますが、
前者に関しては彼女自身普通の泥棒もしている(そしてレインボー星の宝以外は恵まれない人に分け与えている)みたいですし、
後者に関しては、少なくとも本編で快盗のターゲットにされたドラムスはオークションという正当な手段で金を払って宝を入手しているはずです。
そもそも恵まれない人に金品を与えたければ、自分の資産を割いてやればいいだけの話です。
ブルーキャットはマオとしてアイドル活動(それも超有名)していたはずなので、資産なんていくらでも持っているはずです。

考えれば考えるほど、ブルーキャットの人格面が詰んでるとしか思えませんし、同情の余地が全然見つかりません。
そんな彼女にプリキュアとしての力を与えるなんて言語道断だと思います。

プリキュア側も「いくら目的があったとしても、盗みはいけないよ!」とか言ってくれればいいんですが、そういう空気は感じられません。
むしろ「1人で母星のために戦うブルーキャットかっこいい! 応援しなきゃ!」みたいな、彼女の所業を棚に上げて賛同する雰囲気すら感じられます。
ペンの争奪戦の時、わざわざ「それはブルーキャットのだし!」とかわざわざ言わせてた辺り確実だと思います。

正直この雰囲気についていけないです。
今回はフワ(とプリンセススターカラーペン)をブルーキャットに盗まれる幕引きで終えましたが、
次回で「フワを返して! それは私たちにとって大切な友達なの!」とか言い出されたらますます突き放されます。
今まではブルーキャットの所業を無視してたのに、自分たちが被害者になった途端彼女の所業を非難するなんて、
デウスマストを倒され復讐に怒るヤモーに対し、「うるせぇはーちゃん返せ(意訳)」と自分の立場からでしか物を言わせなかったまほプリと同じです。

世間や周囲の倫理観などいざしらず、キャラクター達の抱いてる主義主張が全てであるなら、
視聴者もそんな主義主張に同調しなければ今後の視聴は非常に厳しいものとなってしまいます。
しかし生憎私には泥棒に同情する器量は持ち合わせていません。そして多分、今後も持ち合わせることはないと思います。
それは特別な感情ではなく、人が持つべきごく普通なものだと私は思っているのですが、この番組にとっては違うのでしょうか?

次回の放送が1週間空くということは、その辺の情報を整理しろというお告げなのかも。
関連記事
スポンサーサイト




ララとブルーキャットは逆にすべきだったのでは?

個人的にはララとブルーキャットのキャラクター設定は逆にすべきだったんじゃないかと思うのです
ララは任務最優先の有能マンで、ブルーキャットは母星の為に頑張るがなかなか上手く行かないという感じで。
やっぱりパレスの大使か調査員的な存在であるララより非加盟星のアイドル兼泥棒の方が知力体力装備どれも上回るというのが納得いかないんですよね
1万歩譲ってせめてサーモスキャンと四則演算が出来るならまだ良かった...かなと

あと、村山さんって何故かリアルな単語を入れたがりますよね、宇宙法とか内閣府とか電磁波とか
考証や世界観構築等をしっかりするなら良いんですけどそれらを放棄してファンタジー全開の作風の今作においてはリアル感の演出は足枷にしかならないと思うんですがねぇ
[ 2019/06/09 14:55 ] [ 編集 ]

BBA「あら?あっくんを誘惑する泥棒猫の匂いがするわねぇ」

私の中で上坂さんといえばアホガールの委員長ですが、
それは周りが彼女の魅力を引き出したと思っていて、特に伝説のBBAこと日笠陽子さんの助力が一番大きいと思ってます
(というかなんで日笠さんはプリキュアシリーズに呼ばれないんだろう?あの人何やってもいけると思うのですが)。

ルパパトの魁利達は快盗以外の選択肢がなかったのに対し、
マオにそれ以外の選択肢を持たせてしまったのが悪手に感じる内容でした。
おっしゃる通り、彼女は怪盗以外にも超人気宇宙アイドルというポジションを持っているため、
こと金銭面に関してはアイドル稼業で稼いだお金でどうにかできるんですよね
(怪盗関係の設定が凸凹なところを見ると、他の女児向けコンテンツに対するけん制要員の可能性が微レ存?)。

そして彼女がプリキュアになるということは以前のコメントで書きましたが、約一名の特性にマウントをかける形になります。
現状で区別できる要素としては見た目・語尾・知能レベルですが、はたしてそれ以外の個性を提示できるのか?
ということが気になるわけですが…まほプリや本作を見ていると
村山先生は登場人物の掘り下げにあまり力を入れない印象なので現状維持を貫きそうな感じです。
[ 2019/06/09 17:50 ] [ 編集 ]

Re: ララとブルーキャットは逆にすべきだったのでは?

反省会スレの民様、コメントありがとうございます。

>個人的にはララとブルーキャットのキャラクター設定は逆にすべきだったんじゃないかと思うのです
逆にしても同じだと思います。
私は各人のポテンシャルではなく人格面が重要だと思っているので。

>あと、村山さんって何故かリアルな単語を入れたがりますよね、宇宙法とか内閣府とか電磁波とか
面白さは二の次で、自分の好みや趣向を無理矢理押し込んでる感じですね。
現状ただのノイズになってるだけだと思います。
[ 2019/06/10 00:19 ] [ 編集 ]

Re: BBA「あら?あっくんを誘惑する泥棒猫の匂いがするわねぇ」

さくにゃん様、コメントありがとうございます。

>ルパパトの魁利達は快盗以外の選択肢がなかったのに対し、
マオにそれ以外の選択肢を持たせてしまったのが悪手に感じる内容でした。

ルパパトとは最早比較にすらならないと思っています。
ルパパトの場合は、ルパンレンジャーが話の主役として機能するよう彼らの主義主張に違和感が出ないよう工夫されていましたが、
プリキュアの方は、元々ひかる達が主役として機能していた話の中に無理矢理快盗を押し込んでるだけなので違和感バリバリです。

>そして彼女がプリキュアになるということは以前のコメントで書きましたが、約一名の特性にマウントをかける形になります。
特性という点にいまいちピンと来ていないのですが、一体何のことでしょうか?
[ 2019/06/10 00:51 ] [ 編集 ]

補足という名の謝罪

マオがプリキュアになるということは、異星人プリキュアが二人になります。
そうなると、ララにとって唯一無二の特性が特性でなくなってしまうので差別化をする必要が出てきます。

しかし、近年の流れから新プリキュアが出る数話は新プリキュア優先の話になるだけでなく
それ以外のプリキュアが空気になりやすい傾向にあります。

それが終われば浮上する可能性も無きにしも非ずですが、個別テーマを持っていないララでは
そのまま埋もれてしまう可能性もあると思い、あのようなコメントを送ってしまった次第です、失礼いたしました。
[ 2019/06/10 22:38 ] [ 編集 ]

Re: 補足という名の謝罪

さくにゃん様、コメントありがとうございます。

>マオがプリキュアになるということは、異星人プリキュアが二人になります。
そうなると、ララにとって唯一無二の特性が特性でなくなってしまうので差別化をする必要が出てきます。

なるほど。たしかにその懸念はありそうです。
今後ブルーキャットの掘り下げとして惑星レインボーを取り上げることになりそうですから、宇宙人描写には格差が生まれそうですね。
やるなら同じようにサマーン星の情報も明かして、異星人同士それぞれ異なった立場による観点や主張を描写できれば面白そうですが、
現在ララの宇宙人描写が滞っている状況なのであまり大きな期待は持てなさそうですね。メインライターもあまり積極的ではないですし。
[ 2019/06/10 23:51 ] [ 編集 ]

何れにせよ「ダークペン無駄遣いりえしょん」に変わりない…

アイワーンの非道さを見せつけるのは良いのですが、結局行き当たりばったりで戦果ゼロの行動なんですよね。
ノットレイダーとしての職務を果たす意味ではバケニャーン時代のブルーキャットの言っていることは至極正論。
ですので彼女が激昂するには微妙に事実がかみ合わない…ララの言う「数字」の件といい村山さんは理詰めが下手です…
小林靖子さんは「進撃の巨人王政編」原作の分かり難く間延びした時系列を整理をするために
幾つものイベントを描いた付箋の付いたメモと睨めっこしていたそうです。

さてブルーキャットの身の上は判明しましたが、筆者様の仰る通りそれが怪盗として活動する理由付けとしては弱いですね。
既に敵の懐に潜入する事が出来たのですから余計な設定は加えず「故郷の為にプリキュアと敵対せざる得ない少女」という設定で十分かと。
筆者様はバケニャーンがブルーキャットな事に驚いているのですから(私は何らかの関係者だとは思ってましたが)
初登場時はTDN準レギュラーの宇宙アイドルと見せかけておいて今回みたいなネタバラシをした方がカタルシスがります。
義賊として貧しいものの為に活動しているとは言いますが、「本来の目的のついでに英雄願望を満たしたいのか?」
メタなことを言えば「追加戦士の設定に『箔』を付けたい」というスタッフの浅はかな算段が見え透いてしまいます。

>世間や周囲の倫理観などいざしらず、キャラクター達の抱いてる主義主張が全てであるなら、
視聴者もそんな主義主張に同調しなければ今後の視聴は非常に厳しいものとなってしまいます。
(まほプリから)まるで成長していない…
あと今回「プリキュアが集めたアイテムを全て追加戦士候補に奪われる」という引きで。
「リアナの中の人が主役の面白くない方のプリキュア」と展開が似通ってるんですがそれは…


>次回の放送が1週間空くということは、その辺の情報を整理しろというお告げなのかも。
来週の日曜日は休みですが再来週は又日曜出勤です…頭にきますよ…
15日公開の「ガールズ&パンツァー最終章」2話でも観て気分転換します。
予定通りなら再来週で14人目の「ガルパン声優プリキュア」の誕生です。
[ 2019/06/12 13:29 ] [ 編集 ]

Re: 何れにせよ「ダークペン無駄遣いりえしょん」に変わりない…

ちくわぶドロボー様、コメントありがとうございます。

>義賊として貧しいものの為に活動しているとは言いますが、「本来の目的のついでに英雄願望を満たしたいのか?」
メタなことを言えば「追加戦士の設定に『箔』を付けたい」というスタッフの浅はかな算段が見え透いてしまいます。

ストイックじゃないですよね。故郷を救いたければお宝泥棒なんてせずにスパイしてた方がマシです。
貧民を助けているとはいえ、一応はノットレイダー側に就いて悪事を働く助けをしていたわけなのですから、物凄いダブスタな感じもします。
今まで個性の薄いキャラはいましたが、色々な属性を合体させてことごとく事故らせている例は珍しいと思います。

>「リアナの中の人が主役の面白くない方のプリキュア」と展開が似通ってるんですがそれは…
愛のためなら、ルシリス様もお許しくださるよね!
[ 2019/06/13 00:37 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
※コメントは管理人が承認するまで表示されません

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://doddemokuriasiteyany.blog135.fc2.com/tb.php/2164-fa994776