HGAC 1/144 ウイングガンダムゼロ レビュー

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HGAC 1/144 ウイングガンダムゼロ
メーカー小売価格:1680円

オールガンダムプロジェクトはどんどん続くよ、どこまでも。

というわけで、HGAC 1/144 ウイングガンダムゼロをレビューいたします。

当記事で紹介しているキットは付属のシールのみ貼った素組みの状態です。
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XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロ

オペレーション・メテオが実行される約15年前のA.C.180年頃、
A.C.史上初の戦闘用MSトールギスを開発した6人の科学者達が、コストと実用性を度外視し、
高性能のみを追求し設計した機体。画期的な新素材であるガンダニュウム合金を装甲や構造材に初めて採用し、
MS形態においても加速力、機動性、運動性能、飛行能力など全ての基本性能はトールギスを遥かに凌駕する。

しかしトールギス以上にパイロットが制御出来ない機体となってしまい、主武装のツインバスターライフルの
過剰な攻撃力と制御系に組み込まれた「ゼロシステム」の危険性、
それ以前に当時の技術が実際に製造可能な水準に達していなかったため、
問題のある制御系とそれを克服するシステム(=ゼロシステム)の原型を含め、科学者達は設計データを封印した。

劇中登場するウイングガンダムゼロは科学者たちがそれぞれ持っていた本機の草案のうち、
H教授の設計図を元にカトルが組み上げたものである。

ゼロを封印した科学者達6人の内5人の科学者達は、それぞれのコロニーの反連合勢力と結託し、
ゼロのデチューン版というべき5機のガンダムを開発した。
なお、残る1人ハワード博士だけは自分のガンダムを造らず、
巨大宇宙戦艦ピースミリオンと共にガンダム達を影からサポートした。


後期主役機にして、ゼクス含めたGパイロット全てが搭乗したという異質なガンダムも遂にHGAC化。
正直キットの箱の薄さからちょっと嫌な予感がしてたのですが、はたして。


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フロントビュー。スタイルはややマッシブな印象。劇中寄りと言われればそうですね。
プロポーションも良好ですが、ちょっと首が短いような…


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リアビュー。ウイングの大きさは本体と比べてバランス感覚は問題無し。
重さも大したことなく、自立は余裕です。


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顔。やや小顔ですがしっかり作られています。相変わらず目の部分が小さい。


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胸。中央のレンズは緑シールの上からクリアグリーンのレンズを被せるという仕組みに。
左右のグリーンのシール部以外、色が青一色でやや寂しい印象ですが、まあ設定通りなので仕方ない。


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肩のバルカンは白いアーマーを外すことで設定通り再現可能。
ただし胴体と同じパーツなので、色分けはされていません。


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肩。黄色い丸いパーツも、3色に分かれた肩構造もしっかり色分けされています。


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肩の青い部分は設定通り開きます。中にはバーニアも。


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サーベルラックも一応開きますが、サーベルを装填することは不可。
何故そこでベストを尽くさない!?


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腕関節は今まで批判が強かった為か、デザインがちょっと変更されています。
パーツの構成は今までと同じ。


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脚部。サイドアーマーと足を除けば驚きの白さ。シールも付いてきません。これで設定通りなんですけどね。
ROBOT魂版は独自のアレンジデザインがなされていたので、何だか拍子抜けです。


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後ろから。関節以外やっぱり白いです。


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足にはちゃんとバーニアが。別パーツなので色分けもされています。
しかしこれが後々問題を生むことに…


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ウイング部。


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基部の可動はこんな感じ。ウイングガンダムと同じですね。
致命的なことに上下可動は不可能。


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ウイング自体のスイングはこの通り。内側・外側共に控えめです。


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開くとこんな感じ。


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可動範囲。
腕関節・肩関節共に標準的に曲がります。


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脚の開き具合はこの程度。ただ足首があまり動かないので接地性は微妙。


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膝立ちは余裕。総じてオールガンダムプロジェクトとしては標準的な可動範囲です。


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武装紹介。こちらはツインバスターライフル。
全長はバスターライフルよりも少し小さめ。ちょっと迫力不足です。
銃身のすぐそばの黄色い部分はシールです。


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ちゃんと分割可能。銃の持ち手も自由に収納できます。


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ただ持ち手と手首の構造上、両手持ちは不可能。すなわちラストシューティングが再現困難ということに
ROBOT魂版では「ライフルは右手で保持して、左手は右手に添える」という独自解釈がなされていましたが、
こちらもHGACでは不可。せめて平手パーツが付いてきてくれれば…
なのでラストシューティングの際は左手はシールドで隠す必要があります。


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ビームサーベル。クリアグリーンのビーム刃が2つ付属。
サーベル柄は意外とシッカリ手首とフィットします。


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シールド。造形に問題はありませんが、ちょっと保持の仕方がユルい気が…


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1話しか使わなかった伸縮機能も完備してます。


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持たせるもん持たせて素立ち。この姿が一番しっくりきます。


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ネオバード形態への変形は、足首のみ専用のものに差し替えます。
…が、何故かバーニアが付属されてないので、MS形態時の足首からバーニアを拝借する必要があります。
何故余分に付属させなかった!?


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これがネオバード形態。デザインは問題ないですね。


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後ろから。ちょっとバランス的にこじんまりしてる印象…?


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HGACウイングガンダム(左)と比較。ウイングゼロは開脚させてる為、実質全長は同じ。
ただ設定上はウイングゼロの方がやや大きい(0.4m差)はずなんですが…


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ROBOT魂版(左)と比較。サイズやデザインの違いは明白ですね。ROBOT魂版の方がややスリム。
ウイングゼロの立体化はROBOT魂の方が馴染みが強いので、HGAC版の方はやや違和感を抱きがち。


それではブンドドしますよっと。


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所属不明のシャトルがこちらに接近中!


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謎の光演出part2。


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バーニア吹かせて急接近。


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ツインバスターライフル自体も軽いので、保持は楽々。


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ただウイングの可動が悪い(上下に動かない)せいで、イマイチ躍動感のあるポーズがとれません。


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ローリングバスターライフル。
左腕のシールドがウイングに突っかかりますが、概ね再現可能。


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割とライフルを紛失することが多かったので、出番が多かったサーベル。


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そういやウイングゼロでサーベル二刀流ってあんまり馴染みないですね。


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ラストシューティング。前述の通り、実はなんちゃって再現なんですが。


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「俺は死なないー!」
ここまでの角度の写真なら違和感があまりないですね。


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そしてラストシューティング後の離脱シーン。


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以上、HGAC 1/144 ウイングガンダムゼロのレビューでした。


う~ん、そこまで悪いキットではないんだけど… ぶっちゃけ微妙
ウイングの自由度は低いし、ラストシューティングは微妙に再現できてないし、
バーニアは余分に作られてないし、下半身は寂しいし、全体的にスケールがこじんまりしてるし…
何よりROBOT魂版という優秀な先駆者がいるせいでハードルが高くなりがちで。
正直ROBOT魂版はメチャクチャ気に入りすぎて、どうしても贔屓目で見がち…w
全体的に設定に準じすぎた感じかな。「ここ!」という評価点がイマイチ見つからないんだよね…(^^;
まあネオバード形態には変形できますし、武装も全部付いてきますし、可動も良くも悪くも標準的。
決してハズレキットではないと思います。好みの問題でしょうか。

オールガンダムプロジェクトでは主役ガンダムのみの発売っぽいので、
デスサイズとかヘビーアームズの発売は無理でしょうね。エピオンも難しいか。
出来ればEW版のウイングゼロ発売してほしいんだけどな~ どうなるかなぁ。



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[ 2014/03/06 23:23 ] ガンプラ(HG) | TB(0) | CM(4)

星一徹のちゃぶ台返しとローリングバスターライフルは本編から一人歩きし杉。

「この司令官や整備士のおっさんは誰やねん!ヾ(ーー )」と当初からつっこんでいたソバスチンです。
http://www.youtube.com/watch?v=9_uelzvAyCQ
G-UNITの方のキット化は無理でしょうか?BFのタツヤ先輩のコレクションにアスクレプオスありましたけど…
Gジェネの最新作にも久々に参戦してますから、ブンビーさんだけでなくカワリーノにもガンダムを…(;^_^A

さて、ウイングガンダムゼロの登場ですが確かにROBOT魂に比べると貧相な感じが拭えませんね。
先のWGがHG先発で割りと(価格以外は)甲乙つけ難いのとは対照的ですね。
TB版FAガンダムのようにある程度の出費はしてくれるおっさん向け商品と違い
TVアニメの主役機となると対象年齢と価格を考慮しなければならないでしょうから致し方ないのでしょうが…
このキット以外にも中途半端にクリアパーツや手パーツをケチる傾向にありますね「(´へ`;
 ガンダムW後半の主役機となるゼロはトールギス同様全てのMSの元型となる機体ですが
こちらも兵器としての実用性皆無のクレイジーな仕様ですね( ̄ー ̄;
トレーズ閣下の言っていた様にこの世界のMSはミノ粉のような合理性云々ではなく
争いをありのまま伝える為の舞台装置にあると言えます。
NTのような設定のないAC世界でゼロシステムはそれに相応する舞台装置ですが
ヒイロとゼクスだけがシステムを使いこなせたのも彼らに強い目的意識があった為ですかね?
 この機体をとシステムを開発したドクターJ達はOOのイオリア同様
本編最終回のような結末を予期してたのでしょうか?
自身が狂っている事を自覚した上で、最善の行動をしていた感じもしますし只者ではありませんでしたね。
そんな彼も今はマオくんの師匠です(・・。)ゞ
[ 2014/03/07 20:52 ] [ 編集 ]

ローリングツインサテライトキャノンなんてそもそも使ってないじゃないですかー!

ソバスチン様、コメントありがとうございます!

G-UNITは確か1/144サイズで旧キットとして発売されていたような… 現在ではあまり見かけませんが。
まあ旧キットなので出来栄えはお察しということで。
魂ウェブのイベントでジェミナス01がROBOT魂部門で参考出品されていたので、近いうちに発売予告があるかもしれません。
多分プレバン限定でしょうが…(^^;

>Gジェネの最新作にも久々に参戦してますから、ブンビーさんだけでなくカワリーノにもガンダムを…(;^_^A
シャニ「ジャマはテメーだろ(ボソボソ」

HGAWウイングゼロについては、少し期待を高め過ぎた感がありました。
過去のオールガンダムプロジェクトキットはROBOT魂に対してもそこそこ健闘していましたので。
しかしここまでこじんまりしなくとも良かったんじゃないかなというのが本音です。

> ガンダムW後半の主役機となるゼロはトールギス同様全てのMSの元型となる機体ですが
こちらも兵器としての実用性皆無のクレイジーな仕様ですね( ̄ー ̄;

クレイジーというかもう化け物じみてます。バルカンだけでビルゴを倒すなんて…
まあWのMSってパワーバランスが破綻状態なんですけどねw イケメンが乗らなきゃ本気出しませんし。

トレーズ閣下の言っていた様にこの世界のMSはミノ粉のような合理性云々ではなく
争いをありのまま伝える為の舞台装置にあると言えます。
NTのような設定のないAC世界でゼロシステムはそれに相応する舞台装置ですが
ヒイロとゼクスだけがシステムを使いこなせたのも彼らに強い目的意識があった為ですかね?
 この機体をとシステムを開発したドクターJ達はOOのイオリア同様
本編最終回のような結末を予期してたのでしょうか?
自身が狂っている事を自覚した上で、最善の行動をしていた感じもしますし只者ではありませんでしたね。
そんな彼も今はマオくんの師匠です(・・。)ゞ

G科学者によって人格を作り変えられ、任務の為に死を厭わない性格だったのが、最終的に「俺は死なない」とまで宣言するようになったヒイロ、
ピースクラフト家として平和を求めながらも、戦争の愚かさを説く為あえて地球の敵となったゼクス。
戦争を通して確固たる自分の意志を形成できたからこそ、2人はシステムを使いこなせたのではないか? …と思ってます。
それと個人的に、ドクターJ役の稲葉実氏は、永井一郎氏ほどではないにしろガンダムシリーズの影の功労者だと思います。
[ 2014/03/08 15:11 ] [ 編集 ]

ウイングの可動範囲について

本文のウイングの記述について失礼します
閉じた時のウイングは確かにほとんど上下稼働しませんが開けば90°は稼働しますよ
てっきりプロトゼロの様に上がらないものと思いきや、実際買ったらサテライトキャノンのX字並みに跳ねあげられる様になってたので本文の編集希望です
[ 2016/11/21 00:10 ] [ 編集 ]

Re: ウイングの可動範囲について

今更ウイングゼロ購入組様、コメントありがとうございます。

記事内の記載に関してですが、
私はあくまでも「翼を閉じた状態での可動」について言及しているので、
開いた状態の可動に関しては申し訳ございませんが記載を省かせていただきます。
(2年前の記事ですので、当時と同じ環境の写真を用意することもできません)
ご了承ください。
[ 2016/11/23 23:28 ] [ 編集 ]

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