ROBOT魂 ユニコーンガンダム(デストロイモード) レビュー

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ROBOT魂 ユニコーンガンダム(デストロイモード)
メーカー小売価格:3675円

世間はゴールデンウィークかつ、ガンダムUCep7公開まであと少し。
というわけで、ゴールデンウィーク特別企画として、筆者の持っているROBOT魂シリーズのUCMSを簡単に紹介したいと思います。
5/1~5/6まで毎日更新しますよ! 皆さんお楽しみに!

というわけで1回目である今回は2010/2/20に発売された、ユニコーンガンダム(デストロイモード)をレビューいたします。
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RX-0 ユニコーンガンダム

極秘裏に袖付きに受託されるため、アナハイム社所有の工業コロニー「インダストリアル7」に持ち込まれた機体。
その姿は、タペストリー「貴婦人と一角獣」に描かれた、貴婦人の傍らに寄り添う神獣ユニコーンをデザインモチーフにしており、
装甲色は純白で、サイコフレームの発光色は赤。またサイコフレームの最大共振時は、
発光色が赤から緑に変化し、全身に虹色のオーラをまとう。
アナハイム社と深い関わりを持ちつつも独自の思惑を持つビスト財団の当主カーディアス・ビストの主導により、
元々の仕様にはなかった「La+(ラプラス)」というシステムが組み込まれている。


ユニコーンガンダム1号機であるユニコーン。
発売日である2010/2/20というのは、機動戦士ガンダムUCの劇場アニメ版ep1が配信された日でもあります。
つまり、アニメとのタイアップを図った発売タイミングということです。
当時ROBOT魂は企画誕生から約1年ちょい。当初は未熟だった技術力もその当時になれば確実に進歩を遂げていました。
そしてガンダムUCのアニメ版もまた、当時から期待を寄せられていた企画でした。
「造形と可動を両立させる」ことをモットーとした最新アニメフィギュアが、アニメ公開と同時に発売。
これ以上ないくらいセールスの見込めるタイミングでした。

結論から言えば、このユニコーンガンダム(デストロイモード)は、
ROBOT魂での悪い例の代表格とされるほどのハズレ評価を受けてしまいました。
一体この商品の何処がそこまでの低評価に繋げてしまったのか? 徹底して見ていきましょう。


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フロントビュー。プロポーションは… それほど悪くないですね。
強いて言うならやや顔が小顔すぎですかね。


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リアビュー。こちらはそんなに違和感ないですね。


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顔。ここが不評点その1。明らかに頬当て(ヘルメット)と比べて顔の部分が小さいです。
特にツインアイは下から見なければ目視することができません。


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サイコフレーム周り。HGUCではクリアパーツが使われていたサイコフレームですが、
ROBOT魂では何故か赤塗装。チープな印象が拭えません。これも不評点その2
そのサイコフレーム自体も単に「塗られているだけ」感が強く、内部のモールドなどもやや控えめ。


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白装甲の出来栄えもイマイチで、モールドなどの造形があまりありません。
大腿部なんてサイコフレームの塗装がしてあるだけ。切れ込みなんかも甘めです。


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バックパックはそこまで問題ない…のですが、真ん中に空いてあるジョイント穴が後々問題を起こすことに。


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一応、四肢のバランスは悪くないかと思います。


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腕のビームトンファーは展開可能。なのですが、個体差なのかビームサーベルがポロポロ取れます。


続いて可動範囲なのですが、最初に言っておきましょう。ここが不評点その3です。

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腕は110度くらい? 曲がります。反して肩はそこまで上がりません。


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腕の引き出し機構も控えめ。前には少し出せますがね後ろには殆ど動きません。


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腰は一応一回転しますが、結構ジョイントが固いです。


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脚を可動させる際は一度関節を下におろす必要があります。


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で、その曲がり具合なのですが… 90度ほどしか曲がりません。
あまけにフロントアーマーが異常に動かず、膝立ちさせるのは大変です。


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脚の開き具合はそれなり。

総じてHGUCとあまり変わらない可動領域です。ROBOT魂としてはそれはどうなのかと。


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武装紹介。こちらはビームマグナム。ちょっと造形が小さめですね。


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フォアグリップが可動するので、両手持ちも可能。


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バズーカ。造形は良いのですが、グリップが動かないので保持面に不安が付きまといます。


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こちらもフォアグリップが可動する為、両手持ち可能。


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シールドは細長く、縦に長い印象。


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ビームガトリングガンは2丁付属します。が、こちらも保持のバランスが良くありません。


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ガトリングは設定通りシールドと一緒に装備できます。
が、装備させる時は差し替えパーツとか色々と面倒な手順を踏むハメになります。手軽ではありません。


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ビームサーベルは透明のもりが2本付属。前述通りトンファーが外れやすい以外は問題無し。

総じて武装面も何だか詰めが甘い印象。よって不評点その4ですね。


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ビームマグナムのマガジンはリアスカートにマウント可能。


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シールドはバックパックにマウントすることができます。
ちなみに設定では可能なはずの、バズーカのマウントはできません。
何故そこでベストを尽かさない!? よって不評点その5です。


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そして不評点その6。画像の右にあるのは後日発売されたROBOT魂シナンジュ。
2機は設定上、全長は同スケールのはずですが、明らかにユニコーンの方が小さいという設計ミス
ここまで不評点が多いとむしろ意図的なものを感じさせられます。


とりあえずまあ、ブンドドしてみましょうか。

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う~ん、全体的に上半身の可動はそこまで気にならないのですが、
ポーズを決めるにあたって下半身の悪さがネックになりますね。
宇宙戦闘がメインのユニコーンですから、脚はもうちょっとガバッと動かしたいところです。
ちなみに魂STAGE非対応なのは時代相応なので仕方ないです。


というわけで、以上、ユニコーンガンダム(デストロイモード)のレビューでした。

不評点を纏めると、
・造形が悪く、似てない顔
・チープな塗装、モールド不足
・狭い可動範囲
・詰めの甘い武装関連
・バズーカがマウントできない
・おまけに全長まで違う


要するに可動フィギュアとしては全方面でダメ出しされてます。
可動と造形を両立させるROBOT魂ブランドの主力商品として、これほど情けない例はないでしょう。
ハッキリ言ってHGUCの方が遥かに安価ですし造形・可動も十分です。

ちなみにフィギュアーツの悪い代表例としては、2009/8/12に発売されたディケイドが挙げられてますが、
あちらはデザイン面に不評点が集まっており、造形や可動には特に問題はありませんでした。
こちらは可動・造形・デザイン全てが悪いので、そりゃもう悪いのなんのって

とにかくROBOT魂の主力商品であるガンダム(しかも主役機)でやらかしてしまった以上、
今後の商品のクオリティ自体にもふかーい影を落とす結果となってしまいました。
これには流石に公式もマズいと思ったのか、発売から1年と約半年である2011/10/29に、
完全新規設計でユニコーンガンダム(デストロイモード)が発売されることとなる結果に。

果たして名誉挽回となる結果となれたのかは、次回をお楽しみに。


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[ 2014/05/01 17:53 ] ROBOT魂 | TB(0) | CM(0)

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