レビューNo.19 ファイアーエムブレム 紋章の謎

まっ・・待ってくれ

すまぬ・・許してくれ・・・


~~~(中略)~~~

と・・・ ゆだんさせといて・・

ばかめ・・・ 死ね!



ファイアーエムブレム 紋章の謎

FE紋章の謎


ジャンル:シュミレーションRPG
発売元:任天堂
開発元:インテリジェントシステム
価格:9500円


シリーズ第一作、『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣(以下暗黒竜)』が発売されて早四年。
世間には既にスーパーファミコンが出回り、多くのメジャー作品の新作が跋扈する時代の中、
シリーズを二作も出したのにファイアーエムブレムだけはどうにも日の目を浴びられない日々が続いてました。
そんな中発売されたのが今回レビューさせていただく『ファイアーエムブレム 紋章の謎』。
第一作である『暗黒竜』の続編にあたる作品ながらも、新たに引き入れる客層のことも考えてか、
『暗黒竜』のストーリーも丸々一本入れるという大盤振る舞い。
新たなストーリーも含めて総計40章以上にも及ぶシナリオはシリーズ最高クラスの大ボリューム。
して、その中身とは如何なものなのか?

私としては、ハードの進化ということで純粋に作品がパワーアップしたように感じます。
所謂正当進化。新参者を引き入れることもあるのでこれは妥当な判断でしょう。
まず第一に、グラフィックの進化
皆様覚えてますでしょうか? 『暗黒竜』をレビューした頃、グラフィックの例としてとある4人を紹介したことを…
それでは今回もお呼びしてみましょう、どうぞー!


                       \ 余分四兄弟です /そっくりさん

…とまあこんな風に『暗黒竜』の頃のグラフィックの難点として彼らの例を挙げましたが、
今作ではハードのパワーアップにより彼らも見事「進化」することができました。
さあ、ご覧ください! 彼らの新たな姿を!


                   \ どや? /
進化した四人

なんということでしょう。
あれほど兄弟顔とおちょくられていた四人が、ちゃんと別人に!(CV:加藤みどり)
え? それでも微妙? ザガロとトーマスが似てるって?
いやいや、たとえ似ていても、全く一致することなくきちんと差別化できていることこそが進歩の証なのです。
この顔グラフィックの他にも地形・戦闘グラフィックなどもハードの進化をしっかり感じ取れる綺麗さを感じます。

ゲーム画面  進化したぜ


ハードの変化によって進化したのはもちろんグラフィックだけではありません。
ファミコンでは容量の都合故か、ゲーム内の情報は必要最低限しか与えられていませんでした。
その為『暗黒竜』ではいちいち戦闘の際の計算はいちいち自分と相手のステータスとにらめっこしなければいけませんでした。
しかし今作では戦闘前に予め相手のユニットHP・力・守備など必要なステータスを表示してくれる仕様になったのです。
更に戦闘中では自分と味方のユニットの命中率・力・守備などが数値で表示されるようになりました。今まではそれらのデータが全てメーターという分かり辛い表示の仕方でした。
GBA時代のFEに慣れていた私は『暗黒竜』をプレイしてる時は「うわ、めんどくせぇ…」と時代の違いを感じましたが、順々にプレイしていって今作をプレイした時には「おお、ここで変わったのか!」と改めて時代の変化を感じました。
また前作ではシビアだった「追撃の発生条件」ですが、今作では「攻撃するユニットの速さ-受けるユニット=3以上」に変更され、バランスの悪さが緩和されました。
追加したシステムなどは殆どありませんが、ここまで利便になったシステムは非情に新鮮味があります。

さて前述した通り、今作は『暗黒竜』編ストーリー(以下:第一部)と『紋章の謎』編ストーリー(以下:第二部)の二本立てです。
第一部は大筋『暗黒竜』の時と同じですが、二本立て故に容量の都合上か、一部のマップ・仲間が削除・変更されています。
特に削除された仲間の一人である「リフ」は『暗黒竜』では第一章の西にある村で仲間になるのですが、今作でその村に行くとリフが仲間にならない代わりに「きずぐすり」というアイテムが貰えます
その為プレイヤーの間では「リフは傷薬になった」とネタにされ、以後「きずぐすり」は今作のネタに肖って「リフ」や、文字って「きずぐすリフ」などと呼ばれることもしばしば。
他にも第一部では敵の弱体化・味方の強化などが施されており、『暗黒竜』よりも難易度も下がって新参者でもクリアし易くなっております。

反面第二部は『暗黒竜』経験者のことも考えてか難易度は高め。敵軍から逃げるようにして城を制圧するマップがあったり、かなり急がないと仲間になるユニットを救えないマップなどが用意されています。
仲間になるユニットも第一部から引き続き参戦する者もいれば、新たに登場する者まで様々。
特に一度行動したユニットを再度行動させることができるユニット「」
ちなみに第二部ではこれまた容量上の都合か斧が使えるユニットが一人も仲間になりません。
三すくみがまだ出来上がってない今作では斧が無いことによりデメリットこそありませんが、斧好きなプレイヤーには残念な仕様。
しかし何故か第二部では「ぎんのおの」という銀シリーズの斧を手に入れることができるマップがあります。誰も使えないというのに。
しかしこの「ぎんのおの」、他の銀シリーズの武器とはいくら何でも違いすぎる部分があるのです。
その部分とは…

・ぎんのつるぎ 価格:2000G
・ぎんのやり  価格:1600G
・ぎんのゆみ  価格:2200G
・ぎんのおの  価格:10000G

お分かりいただけただろうか?


また第二部では明るく締めくくった第一部とは違い、とある国王の悲劇がストーリーの中心となります。
しかもそのとある国王とは第一部では主人公のマルスと共に戦った戦友。プレイヤーの心が締め付けられます…
内容には触れませんので知りたい方はご自分の目で調べるなりしてください。


総評。
『暗黒竜』時代の詰めの悪さ、ハード故の制限を見事克服し、正当進化を遂げた作品であります。
制作側の見込みは見事ビンコ。新参者を多く引き入れ、知名度をグッと上げました。
恐らくこの作品が出ずに知名度が上がらなければ、後続の作品も出ることなくシリーズも他のメジャー作品の前に埋もれていくだけになっていたでしょう。
『ファイアーエムブレム』という名を世間に広げた、まごうこと無き名作であります。
現在はWiiバーチャルコンソールでも配信中。シリーズを始めたいなら迷わずこれです!
関連記事
スポンサーサイト
[ 2012/05/01 18:08 ] 過去レビュー置き場 | TB(0) | CM(1)

きずぐすリフの起源はこれでしたか…

新紋章とはまた違った作品、という感じがしますね。マイユニとか追撃とかローローとかミシェイルとか。顔グラとか。常に進化し続けるFEの今後にも期待。

私事ですが、ぜひ最新作の覚醒もレビューして頂きたいです。
[ 2012/05/01 23:14 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
※コメントは管理人が承認するまで表示されません

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://doddemokuriasiteyany.blog135.fc2.com/tb.php/66-2f8f7109