レビューNo.4 キングダムハーツ Re:チェインオブメモリーズ

いつもの道

決まった言葉で別れ 決まった言葉で会う

二つの間にはいつも眠りがある

だから いつもの言葉で別れよう

そして 君のいない世界で君の夢を見る

目が覚めたら いつもの道で いつもの言葉で会おう


キングダムハーツ Re:チェインオブメモリーズ

KH2
(画像はキングダムハーツⅡFM+のものですが、このゲームに同梱されています。)

ジャンル:アクションRPG
発売元:スクウェア・エニックス
開発元:スクウェア・エニックス
価格:7900円

前作、「キングダムハーツ」の続編にあたる作品。もとい、ディレクターの野村哲也氏のエンジンがかかり始めた作品。
先に発売したのはGBA作品である「キングダムハーツ チェインオブメモリーズ(以下COM)」なのですが、
外伝的作品ゆえ、更には本来ナンバリング作品が出るPS2ではなくGBA対応だったので
人によってはプレイを敬遠し、正統次回作である「キングダムハーツⅡ」を待ち望んでみました。
そして待望の「Ⅱ」の発売。しかし箱を開けてみれば前作「Ⅰ」とはかけ離れた設定、追加された設定が多々。
これらは全て「COM」で補完出来るのですが、前述の通りプレイしていない人にとって何が何だかちんぷんかんぷん。
一応本編で軽い説明はあるものの、序盤では「Ⅰ」と「Ⅱ」の間にあった出来事を脳内補完するのが大変。
…そんなことを考慮したのか、次に発売された「キングダムハーツⅡ ファイナルミックス+」では
本編である「Ⅱ」に追加要素を足した「Ⅱ FM+」と「COM」のリメイク版である「Re:COM」の2枚組となっています。
今回取り上げる「Re:COM」はリメイク前の「COM」とは仕様が結構違うため、「Re:COM」を中心としてレビューしていきます。

ストーリーは前作「Ⅰ」のエンディング直後。
プルートを追って草原を彷徨っていたソラ・ドナルド・グーフィーの三人でしたが、そこへ謎の黒服の男が現れます。
「お前に必要なものがこの先にある。ただしそれを手に入れるには、大切な何かを失うことになる――」
男に導かれるように足を踏み入れたその先は、異様な雰囲気を放つ建物、「忘却の城」。
ソラ達は中に入り、男から渡された「ソラの記憶から作られたカード」を使い、上層へ進んでいく。
そして進み続ける内にソラの脳裏には一人の少女の記憶が…

今作の大きな特徴として、バトルシステムの異色さが挙げられます。
前作のように仲間と共にキーブレードと魔法を使ってハートレスをなぎ倒す! …のは同じなのですが。
今作では攻撃や魔法などのアクションは全てカードを使って行われます。
簡単に説明すると、プレイヤーは予め用意されたカードでデッキを編成します。
そして敵とのバトルの時、左下に表示されているカードを使用して戦います。
キングダムチェーンを初めとしたキーブレードのカードは攻撃に使い、前作の「たたかう」コマンドに値します。
ファイアなどの魔法が描かれたカードは魔法に使い、前作の「まほう」コマンドに値します。
カードは使えば消費され、再度使うにはデッキをリロードする必要があります。
通常リロードは同じく左下に表示されているリロードコマンドを押して発動するのですが、
ポーションなどのアイテム系のカードで一部のカードを補充することも出来ます。
そしてそれぞれのカードには0~9までの数字が書いており、高ければ高いほど強い性質を持ちます。
さらにカードを2~3枚連続で発動すると「ストック技」なるものが発動し、
ラストアルカナムなどの「Ⅰ」でソラが放った大技を繰り出すことが出来ます。

レベルアップの特徴も通常とは異なります。
「Ⅰ」ではレベルアップすれば能力値のどれかアップし、場合によっては新たなアビリティを習得するシステムでしたが、
今回はレベルアップする度に「HPを上げる」「CP(デッキを作る上でのコスト上限)を上げる」「ストック技を習得する」かのどちらかを選ぶことになります。
デッキ構築同様レベルアップにも自由度が増えた! …と言いたい所ですが、筆者は如何せんこのようなレベルアップはキライです。
というのも変に自由度が高い簡単な所が変に複雑にと思ってるからです。
それがストーリーを進める上で非常にシビアなものでしたら尚更です。
幸い本作はそこまでシビアな調整要素は無いようですが。
ちなみにこのレベルアップに関してですが、今作は攻撃を避けるよりもカードをぶつけて攻撃を無効にする方が多いので、
HPを上げる恩恵は薄く、ぶっちゃけストック技を優先的に覚えて上げたCPで技を使いまくれば戦闘は楽勝です。
ボス戦も同様で、威力の高いストック技を連発してればノーダメージ撃破も難しくありません。
特に「ソニックレイヴ」の汎用性の高さは半端無く、終盤まで頼りっきりです。

…と、まあこんな感じで色々と説明してきたワケですが。
筆者がこのゲームをプレイするまでは筆者の中では非常に複雑な心境が巻いていました。

「カードを使って戦うゲーム」と聞かれて、まず思いついたのが過去にプレイしたPCゲー、「東方緋想天」でした。
このゲームはジャンルが格ゲーなのですが、「COM」同様「カードを使って戦うゲーム」でした。
筆者は現在進行形で格ゲーが非常に苦手で、この「東方緋想天」は友達に勧められて渋々プレイしたものでした。
筆者「システムは斬新だけど、格ゲーだし着いて行けるかな…?」
不安と期待を交えながらも、いざインストール! そしてプレイ!

そして予感は見事にビンゴ。
ノーマルのCPUレベルにはとても適わず、イージーでもどっこいどっこいでした。
カードを使ったシステムも筆者の下手さでまるっきり生かされず。
それなのにやたらカードを使いたがる私なので、余計にこの「カード」というものが印象に残ることに。
そして度重なるバグや処理落ち、遂には起動しなくなるまでに。
何とか起動するまでには直りましたが、プレイしなくなり程なく封印

筆者の実力から格ゲーには大して期待してなかったので、印象深くなってしまったのがこのカードシステム。
非常に苦い体験でした。うん、あの頃は。

そして出会った「Re:COM」。…分かるでしょうか、このデジャヴ感。
筆者「カードシステムは乗れないけど、一応続編だしなぁ…」
不安と期待の二番煎じを交えながらも、いざディスク挿入! そしてプレイ!

そして予感は見事にダブルビンゴ。
序盤のステージ、トラヴァースタウンとその後のボス戦はシステムの難解さもあってgdgdでした。

しかしプレイしていく内に気付いていきました。
CPによるデッキ構築の自由度の高さ、ストック技の爽快感、戦闘の楽勝加減。
そして何よりも格ゲーじゃない!(重要)
単にゲームのやりすぎなのか、何故だかこのゲームは憎い。憎いぐらい面白い。何故だ。
よく分からないままクリアしてしまいました。カードシステムとは不思議なものです。
単に私が格ゲー嫌いなだけでしょうが。

なお、本作にはクリア後にプレイ出来る、「Reverse/Rebirth」というものがあります。
こちらはソラと同時期に動き出したリクのストーリーを描いたものです。
システムは同じですが、デッキが固定されているので非常にプレイし易かったです。

何はともあれ色々と私の中で物議を醸してくれた憎い一品。
後にレビューする「KHⅡ FM+」のクリアデータがあれば更に楽しめるそうですが、
ソラ編・リク編合わせてもう三度とやりたくないです。
もう疲れました…ハイ。
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[ 2010/09/30 18:44 ] 過去レビュー置き場 | TB(0) | CM(2)

No title

とりあえず乙。 ククク… 俺がレビューできないとでも思ったか 
[ 2010/10/13 16:41 ] [ 編集 ]

No title

自分の中では今までのKHシリーズの中で一番手こずった作品でした。
管理人も苦労したようですね。
[ 2010/10/13 21:06 ] [ 編集 ]

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