HGBF 1/144 クロスボーンガンダムX1フルクロス TYPE.GBFT レビュー

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HGBF 1/144 クロスボーンガンダムX1フルクロス TYPE.GBFT
メーカー小売価格:2376円

現在クロスボーンシリーズはX2を飛び越えてX2改が受注中。
X2が販売されないのは「X2改の受注数次第でX2を通常販売するかも」という暗示なのか。
何れにせよ特別でもなんでもない機体を後買いしにくいプレバンに回すのはどうかと思いますね。

というわけで、HGBF 1/144 クロスボーンガンダムX1フルクロス TYPE.GBFTをレビューいたします。

※当記事で紹介しているキットは付属のシールのみ貼った素組みの状態です。
・本体のデザインについて
・可動範囲について
・付属品について
・ブンドドについて
・総評

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XM-X1 クロスボーン・ガンダムX1フルクロス

ルーカス・ネメシスが使用する「HGUC クロスボーン・ガンダムX1」の改造機。
日本の全国大会へ出場するため、フィンランドから取り寄せられる。
原典作品のシリーズの1つ『鋼鉄の7人』に登場するマント型増加装甲ユニット「フルクロス」をまとい、
同じく専用武装である「ムラマサ・ブラスター」と「ピーコック・スマッシャー」を装備している。
コア・ファイターの分離・合体機構をはじめ、元のキットでは省略・差し替え式となっているギミックも完璧に再現されており、
ウィルフリッドに「この大会で最も優れたガンプラ」と唸らせるほどの完成度を誇る。
高い戦闘力と引き換えに大量のプラフスキー粒子を必要とし、バトルでは短期決戦で相手を仕留めるか、
効率的な粒子補給手段を確保する必要がある。


改造機体共が跋扈するGBFの世界で突如現れたオリジナル機体がHGにて立体化。
取説によれば外見に違いはなく、単にカラーリングを変えているのと本体を作り込んでいる(アニメ設定)とのこと。
映像作品で活躍するX1の姿を見て感銘を受けた方も多いかと思われますが、実際のプラモの出来はどうなのか?

-Design-


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フロント&リアビュー。
過去に発売されたX1のパーツ追加版ということで、基本的なデザインやプロポーションの印象は元プラモ譲り。
特筆すべきはそのカラーリング。白色部分はパールホワイトのインジェクションカラーとなっており、
フルクロスのベースカラーは原型機よりも青みの強い紺色に。
泥臭い印象のある原型機X1と比べて妙にゴージャス感あふれる色彩に。流石金持ちやることが違う。


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顔。後頭部に追加された羽根装飾の他に、一部ディテールが加わったりと新規造型の様子。


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肝心の羽根装飾ですが、赤色の部分はホイルシールでの色分けです。


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他にも肩ビームキャノン&襟内部の赤色はホイルシール。


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胸。ドクロの目の部分にはバルカンが仕込まれてるはずですが、どう見たってドクロが小さすぎます
左右のクロスの赤ラインと黄色バーニアはホイルシールでの色分け。


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肩クロス表側。中央部の灰色装甲・赤ライン・黄色バーニアはホイルシールでの色分け。


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肩クロス裏側。最早言うまでもないですが、灰色・赤色・黄色い部分は全てシール。


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スカルヘッド。設定画に比べると妙に小さい造形です。
目の部分はシールを張るようになってますが、妙にサイズが合ってません。


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ちなみに肩クロスを外すとX1とまんま同じ肩がお見受け状態に。


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下半身は単にX1の成形色違いなので特筆する箇所なし。


-Movable-


基本的に本体はX1を使いまわしている為、過去のレビューを参照に。

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強いて言うなら胸のクロス部分の追加でやや肩の引き出しが狭くなりました。


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肩クロスはボールジョイント接続。回転するように可動することができます。
前後への可動は微動程度。


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胸クロスはフロントアーマーと同じ構造。


-Items-


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付属品。数だけは豊富。数だけは。


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ムラマサ・ブラスター。ご覧の通り真っ白です。正確にはパールホワイト。
デザインの再現度は高いですが、ドクロマークやビーム発生装置など塗る箇所が多いのにこの仕様は辛い。


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先端と左右側面にビーム刃を装着可能。先端部はROBOT魂のものより長いです。
反面、重くなって保持バランスが悪くなるので注意。


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グリップを変えてれば銃モードとして保持も可能。
保持用手首はザンバスター用手首を使うよう指示されてますが、普通の手首でも一応保持は可能。


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ピーコックスマッシャー。ご覧の通り真っ黒です。正確にはグレー。
色分け箇所が多いのもそうですが、何よりグレーは塗装の下地としても最悪です。
バレルや左右のウイングのギミックも無し。喧嘩売ってんのか!?


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それぞれ腰にマウント可能。でも構造的にどちらも右腰にしかつけられません。
アニメではムラマサ・ブラスターは左腰にマウントしてたんですが…


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スカルヘッド。手首にすっぽりはめるように装着するのですが、
保持の安定度が悪く、揺らしたりするとすぐ外れます。喧嘩売ってん(ry


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その他X1の付属装備であるバスターガン。


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ビームザンバー。


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合体させてザンバスター。


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ブランド・マーカー。


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ビームシールド。


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ビームサーベル2本。


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ヒートダガー各種2つずつ。


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後は本体背中のブースターと合体させたコアファイター。
色がパールなおかげでちょっとゴージャス?


-Bundodo!!-


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次元覇王流ばっかだと面白くないと呼ばれてきました


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保持自体は安定しているピーコック。正確には保持だけは安定している。色分けはガバガバ。


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ムラマス・ブラスターを振り回そうとするとすぐに手首の手甲が外れます。
どうもパールホワイトのパーツは他パーツとの噛み合いが悪いみたい。


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劇中では左手で撃っていたムラマサですが、キットだと右手保持用のしか付属してません。
なので左手首で無理矢理保持させてます。


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ブランドマーカーは相変わらずパーツ同士の噛みあいがメチャクチャ固いのでシリコン射すのを推奨。


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からのヒートダガー。近接装備まみれのX1にうかつに接近してはなりません。


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Iフィールド! 流石にエフェクトを求めるのはHGには酷か。
そしてシザー・アンカーは付属しない。


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そして最後はサシの勝負!
でもぶっちゃけプラモの出来栄えで言うならトランジェントが優位だと思う。


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せっかくなので付属武装も含めて何枚か。


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シール数が多いせいでうかつに本体に触れるとシールが剥がれそうになって怖い怖い。


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おまけに各部クロスと可動の兼ね合いは悪い。これは元デザインによる影響ですが。


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そもそも肩クロスの装着が妙にユルいので、動かすごとにスレトスがマッハ。


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それでもROBOT魂と比べたら武装が付いてくる分マシかしら。


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最後はフル展開のムラマサで。手首がすっぽ抜ける―!


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以上、HGBF 1/144 クロスボーンガンダムX1フルクロス TYPE.GBFT のレビューでした。



◆評価点
・良好なプロポーション
・豊富な各種武装
・本体の可動自体も悪いわけではない


◆不満点
・膨大過ぎるシール量
・各部に目立つ杜撰な色分け(特にムラマサ・ブラスターとピーコック・スマッシャー)
・肩クロス及び手首手甲のポロリの酷さ
・↑の問題点による遊びにくさ
・スカルヘッドの大きさの違い
・シザー・アンカー未付属


総合オススメ度:★★★☆☆

どうしてクロスボーンシリーズばかりいつもいつも…
豊富な武装に破綻の少ないプロポーションは素直に褒められるべきだと思います。
それ以外はボロボロです。色分けの酷さ・シール量の多さは近年のガンプラの中ではトップクラスでしょう。
加えてポロリも多く、動かす度にストレスがマッハです。写真準備の度に何度肩クロスが外れたことか。
ちなみにROBOT魂X1フルクロスも肩クロスのポロリ具合が酷かった。血(?)の成せる業と言うべきか。
シザー・アンカーは恐らくプレバンのX1改での実装待ちなのでしょうが、そういう問題じゃありません。
総じてプラモとしては問題点の多いキットと言えます。というか全体的に製作側のやる気が感じられない…
「元デザインの時点で立体化は無謀」という意見もあるでしょうが、あくまでHGとして発売した以上はそれに相応しき裁定をするまでです。
あと原型機のX1フルクロスは間違いなくプレバン行きでしょうな。はあ。

それにしてもROBOT魂然り、HG然り、どうしてクロスボーンシリーズの商品は中途半端なものばかりなのでしょうか?
クロスボーンガノタの受難は続く。


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[ 2015/04/23 22:38 ] ガンプラ(HG) | TB(0) | CM(15)

黒本はMGからして色分けが酷かったんですよね…。でも、あれから7年経ったしある程度は改善されてるだろうと思ったんですが…。プラモ化を考慮してないデザイン&小型MSっていうのがネックなんでしょうね

色分けはともかく、ポロリはなんとかしてほしいところですよね…
[ 2015/04/23 23:40 ] [ 編集 ]

はじめまして
お早いレビューありがとうございます。

今回は塗装派には辛そうな出来となってしまったのは残念かも…。
本体のシールは自分が素組み派なので妥協できるのですが、武装はもう少ししっかり作ってあって欲しかったというのが本音です。
真っ白ムラマサブラスターはなぁ…

あぁHGストフリを愛情で補完していた頃が懐かしい(ホロリ
[ 2015/04/24 00:45 ] [ 編集 ]

色合いのせいかBFT版といわれるより限定品な感じが漂いますね。

しかしなんでしょう…これより何倍も高くてアレだったROBOT魂のフルクロスが優しく思えてきました。可動と色分けだけでもこうも軍配が上がってしまうとは。ガンプラだから塗装すればいい!と言いたいのにパールホワイトとはまた…塗装もあまり許してくれなさそうでこれがまた。今後原作版フルクロスも発売されるとは思いますがプレバンにはならないで欲しいですね。
[ 2015/04/24 00:48 ] [ 編集 ]

これは・・・

見栄えはいいのですが、可動や武器、シールが甘すぎますね
シンプルであるトランジェントがかっこよく見えてしまうほどですw
[ 2015/04/24 14:29 ] [ 編集 ]

うーむ

出してくれたバンダイさんにはすごく感謝してます。

でもちょっと粗が多すぎな印象がありますね。
もともとプラモ化向きなデザインじゃないから仕方ないといえば仕方ないかも?
それでももうちょっと頑張って欲しかった(´・ω・`)
[ 2015/04/24 16:23 ] [ 編集 ]

おかしいですよバンダイさん!

マントの色分けはシールでもしゃあないとしてもピーコックスマッシャーせめて白にして欲しいなぁ
筆者さんの言う通りクロスボーンの商品はいろいろ恵まれない(T ^ T)
[ 2015/04/24 17:35 ] [ 編集 ]

肩のスカルヘッド

初めまして。私もフルクロスのキット買ったんですが、スカルヘッドのIFのシールは貼り方にこつがあるみたいです。
十字の切り込みがあるのでそこを起点として曲げながら貼るみたいです、一応ですが報告を失礼しました。
[ 2015/04/25 18:23 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

サンチェス様、コメントありがとうございます!

クロスボーンファンにとっては苦しいでしょうね…
念願の1/144発売、良プロポーションなのに遊び辛いというのは。
私はMGを所持していませんが、あちらでもポロリが酷かったみたいですね。
ほんっと、クロボンファンの受難は長い…
[ 2015/05/01 00:54 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

つな様、はじめまして。コメントありがとうございます!

>本体のシールは自分が素組み派なので妥協できるのですが、武装はもう少ししっかり作ってあって欲しかったというのが本音です。
真っ白ムラマサブラスターはなぁ…

自分はピーコックスマッシャーが残念です。グレーは下地として最悪ですから。
それにしても、箱絵と取説内の塗装例でピーコックの色彩がちょっと違う風に感じるのは気のせいでしょうか?
(箱絵だとメタルっぽい)

>あぁHGストフリを愛情で補完していた頃が懐かしい(ホロリ

私は件の評価は聞いて「まさか、そんな~」と思って買って絶望したクチです(ホロリ
[ 2015/05/01 00:57 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

ミルク様、コメントありがとうございます!

>これより何倍も高くてアレだったROBOT魂のフルクロスが優しく思えてきました。

あっちはあっちで良い所もあったんですが、何より致命的なまでに付属品が不足してました。
単に付属してないならまだしも、刃無しのヒートダガーや付いてるだけのスクリューウィップなど…
本当に「喧嘩でも売ってんのか?」と言わざるを得ない内容でした。

>今後原作版フルクロスも発売されるとは思いますがプレバンにはならないで欲しいですね。
X2改がプレバン行きの昨今の現状では、難しい要望かと思われます…
[ 2015/05/01 01:15 ] [ 編集 ]

Re: これは・・・

レグルス様、コメントありがとうございます!

シンプルであることは悪いことではないんですよね。
その分纏まりが良いと言えることもあります。
風呂敷広げて結果出来栄えがゴテゴテとはお話になりません。
これはガンプラ以外のことにも言えることですね…
[ 2015/05/01 02:17 ] [ 編集 ]

Re: うーむ

(´・ω・`)様、コメントありがとうございます!

肩クロスのスラスターなんかは色分けしてほしかったですね…
[ 2015/05/01 02:31 ] [ 編集 ]

Re: おかしいですよバンダイさん!

ガンプラ様、コメントありがとうございます!

ピーコックは白の方がマシですが、それはそれで「イメージに合ってない!」と叩きそうです。
[ 2015/05/01 02:48 ] [ 編集 ]

Re: 肩のスカルヘッド

とりねこ様、コメントありがとうございます!

なるほど、切れ込みにはそんなワケがございましたか。
丸みにそって形を整えるのかと思ったら大間違いでしたね。報告ありがとうございました。
[ 2015/05/03 01:51 ] [ 編集 ]

X3は・・・

レビューありがとうございます。
ここからX3をスクラッチする為の素体としては使えそうですね。
[ 2015/07/24 05:48 ] [ 編集 ]

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