RE/100 ディジェ レビュー

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RE/100 ディジェ
メーカー小売価格:3780円

筆者の置き場所のスタック的に、そろそろ1/100サイズのプラモを買うのが難しくなってきました。
もしかしたらこのRE/100が最後のレビューになるかも…
まあ、結局「コレ良さそう!」って思ったら衝動買いしちまうんですけどね。

というわけで、RE/100 ディジェをレビューいたします。

※当記事で紹介しているキットは付属のシールのみ貼った素組みの状態です。
・本体のデザインについて
・可動範囲について
・付属品について
・ブンドドについて
・総評

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MSK-008 ディジェ

『機動戦士Ζガンダム』に登場する、カラバの試作型陸戦用MS。
リック・ディアスをベースに開発された機体。エゥーゴのジャブロー降下作戦以降、
多くのMSパイロットたちは機体をカラバに託しシャトルで宇宙に帰還したため、
アウドムラに残されたアポリーのリック・ディアスは以降、カラバに参加したアムロの使用機となった。
ディジェはその機体を改装したワンオフの試作機である。なお、アムロ専用機としては、唯一の非ガンダム系MSとなる。
アナハイム社キャリフォルニア工廠の旧ジオン系の技術者が多数開発に参加したことから、頭部をはじめゲルググとの類似点が多い。
モノアイはリック・ディアスと同型、コクピットも同機に準じて頭部に配置されている。
右肩部は右腕をほぼ覆うシールドとなっており、左肩にはウェポンラックを装備。背部に2つある扇形のバインダーは、
陸戦用に換装された放熱フィンであるほか、ブーメラン型のスローイング・バスターとしても使用可能だという。
カラーリングはグリーン&ブルー。
武装は百式系のビーム・ライフルを使用するほか、近接武器として腰部にビーム・ナギナタを装備する。
頭部には固定兵装であるバルカン砲を備え、携行武器にはクレイ・バズーカも用いる。


RE/100シリーズ第4弾にして久々の非ガンダムタイプMSが立体化。
ちなみにこれまでのシリーズの中で唯一テレビアニメで姿を見せたMSでもあります。

-Design-


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フロント&リアビュー。
太い胴体と脚部にモノアイ頭部という、ジオン系列の流れを組むデザインですね。
プロポーションのバランスは良いと思います。人によっては少々胴体がデカい思うかも。
ボディのメインカラーは水色。


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頭部。ゲルググやマラサイを彷彿とさせる形状。
モノアイの左右にきちんとデュアルアイセンサーのモールドが造形されているのもポイント。


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後頭部には給弾チューブが繋がれており、リアユニットに収納されています。


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胸。左右の黄色いダクトや中央の赤いパーツ部などは、むしろガンダムタイプっぽいと言えるかも?


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右肩のシールド。
シールド中心部のパーツは黒鉄色の成形色。


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先端の黄色いラインはホイルシールです。


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右腕本体は特筆すべき箇所はなし。
マニピュレーターもいつものタイプを採用しています。


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右肩のウェポンラック。特にラックするものはないのですが…
シャフトの部分もちゃんと色分けされています。


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左腕は右腕と同じ構造。


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腰フロントアーマー。この辺はジオン系列MSっぽいですね。


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脚部。元のデザインの時点で色分けされてる箇所が少ないので、キットでの色分けも完璧です。


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太腿から脹脛にかけて動力パイプが。


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背中の放熱フィン。チョウチョの羽みたいですね。
水色のパーツの部分は上と下で合計4パーツに分かれており、ちょっと押したりすると外れる危険性があるので注意。


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放熱フィンの側面にはブースターが。
合わせ目にアンダーゲートが仕込まれているのですが、筆者の腕の悪さ故か余計に合わせ目が目立ちます。


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ブースターの噴出口は赤いパーツで色分け。


-Movable-


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首は後頭部がチューブでつながっている為、左右に少し動く程度です。
上下の可動はできません。


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肩は両肩とも水平まで上げられました。
画像では右肩が少々上がり切ってないように見えますが、肩パーツの位置を正せばきちんと上がります。


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腕も90度より少し行く程度曲がります。


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腕の引き出しはそこそこ。


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左肩のウェポンラックもここまで可動。


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腰は構造上回せませんが、左右に傾けることは可能。


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脚関節は90度しか曲げられず、膝立ちもできません。
いつも通り股関節にはスイング機能があるのですが、ほぼ死にギミックと言って過言ではないです。


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開脚はこの程度。足首の自由度は低く、接地も微妙と言わざるを得ない。

総じて本体の可動は下半身が残念な仕様に。
首もあまり動かないので可動範囲は優秀とは言えません。


-Items-


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付属品。


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マーキングシール。


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ビームライフル。百式のライフルと同構造で、パイプ部もちゃんと色分けされています。
少々小さい気もしましたが、単にディジェが大きいだけなのかも。
グリップ部には保持用のピンがある為、保持バランスは良好です。


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クレイ・バズーカ。ゼータ時代ではお馴染みの武装です。
何故かグリップに保持用ピンが付いてない為、保持バランスは悪い…どころかまともに保持できません。
別の手で支えてやる必要があります。


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ビームナギナタ。ナギナタの刃はクリアイエローで造形されています。
保持用のピンがライフルよりも浅い為、保持の硬さがイマイチ。
…同じ機体の武装なのに、なぜこんなにも仕様が違うのだ?


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ライフルとバズーカは、放熱フィンのグリップを引き出せばラックが可能。
でもグリップの接続が浅くなるので安定性が少し欠けます。


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ナギナタの柄はリアアーマーにラッチ可能。


-Bundodo!!-


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下半身の可動がアレなので、基本的にライフルを静かに構えるポーシングがメインになります。


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スタンド使えば浮かせられますが、何故だか脚関節の強度が弱く、自然と脚を伸ばしてしまいがち… 個体差かなぁ。


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保持バランスがよろしくないクレイバズーカ。添えてやらないと真っ直ぐ構えられん…


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恐らくグリップにピンがないのは、グリップを内部に収納させる際に邪魔にならないようにする為なのでしょうが…
片側だけでもいいからピンが欲しかったところ。


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ナギナタもそれほど保持が良いとはいえませんが、クレイバズーカよりはるかにマシ。


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適当に腕伸ばせばそれなりにポーシングが決まるのは白兵戦用武器の専売特許か?w


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両手に武器を持たせるとしたらライフルとナギナタで確定ですな。
クレイバズーカは片手保持が難しいので、ポーシングがどうにも限られてしまいがちです。


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以上、RE/100 ディジェのレビューでした。



◆評価点
・良好な造形&色分け
・・RE/100特有の組み立てやすさ


◆不満点
・(主に下半身が)残念な可動域
・クレイバズーカの保持の悪さ


総合オススメ度:★★★☆☆ (3.5相応)

うむむむ、ガンダムタイプMS以外ではRE/100というブランドは難しいのか…
デザインはカッコイイし、色分けも優秀でシールの数も少なめなのですし、組み立ても楽なのですが、
それを台無しにするかの如く残念な可動域。主に下半身。それと首。
特にMk-Ⅲとガーベラができていた膝立ちが不可能というのは大きな痛手です。
アニメでは飛行ドローンの上に座って射撃していたシーンなどがありましたので。
クレイバズーカの保持の悪さの面など、遊びにくさを感じることもじわじわあったり。
まあMSのデザイン的に、ガンダムタイプMSのガンプラと張り合うのは難しいという面もあったのかもしれません。
とにかく良い面と悪い面がハッキリしすぎている、そんなキットです。

ええい、こんな妙に暗い気持ちで1/100サイズプラモの購入をオシマイにできるかっ!
次も買うぞ、買ってやる!

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[ 2015/06/18 22:29 ] ガンプラ(RE/100) | TB(0) | CM(6)

レビュー乙です
おぉう・・・思ってもみなかった部分が色々と残念仕様ですね・・・
腰はデザイン上諦めてましたけど
Mk-IIIとガーベラが普通に良かっただけに可動重視派としてはちょっとキツいなあ
[ 2015/06/19 02:21 ] [ 編集 ]

藤田氏はハマーン様専用機としてデザインしたとか

アムロの搭乗機としては一番地味であろうディジェですが。
デザインはかなり今風でスマートになった印象ですがそれでも可動面ではぎこちない部分も多そうですね。
まぁ、元のリック・ディアスの構造が後のZ系よりも古い訳ですから設定的にはアリなのかもしれませんが。
劇中ではドダイ改に乗っての空戦が殆どですからブンドドもあまり気にはならなそうです。
 頭部にツインアイの名残があるのは当初ガンダムヘッドに換装してアムロ専用機且つ
カラバのフラッグシップ機として運用しようとした名残ですが、元ジオン出身の構成員もいるエゥーゴやカラバ
では返って士気を乱す可能性もあるとしてゲルググ風の頭部になったと言われています。
センチネルではZプラスA型に乗るのですがそれは…
 タイトルにもあるように「機動戦士Zガンダム」でのディジェのデザインコンペでは
アムロ搭乗機という事をデザイナーには伏せて富野監督は依頼したそうです、その理由は
「前作主人公のアムロが目立って本来の主人公カミーユが埋没しないようにするため」だそうです。
まぁカミーユのキャラ付けならば問題ないでしょうがw
この教訓を無視したのが種死と言えます、105系ならまだしも条約違反のフリーダムを地下室に隠していたとは…
Zの13話でカツがアムロに「地下にモビルスーツが隠してあるとくらい言ってください!」と言っていましたが。
同じ13話で種死はホントに地下にMSを隠してあったという逆転の発想ですが結果的には…「(´へ`;
[ 2015/06/19 13:39 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

アクション重視様、コメントありがとうございます!

私も広い可動域のガンプラでガンガン遊びたい派なので、この仕様は残念です。
可動にこだわらない方もいるかと思いますが、動くことに越したことはないと思いますので。
[ 2015/06/21 00:14 ] [ 編集 ]

Re: 藤田氏はハマーン様専用機としてデザインしたとか

ソバスチン様、コメントありがとうございます!

ハマーンの搭乗機を意識していたとは!
ですがハマーンといえばやっぱりキュベレイでしょう。アレ見た後だとディジェがハマーン機とはあまり思えません。

>「前作主人公のアムロが目立って本来の主人公カミーユが埋没しないようにするため」だそうです。

振り返ってみれば、アムロはモノアイMSに乗り、シャアはガンダムタイプMSに乗ってるんですよね。
前作とは真逆の立ち位置が違うことで、新たな作品として新鮮さを出そうとしたのでしょうか。
種死に関しては…最早言うことはありません。もちろん悪い意味で。
「種死は元々3人の主人公を交代交代で描いている作品」と仰っている方もいますが、
私には聞き苦しい言い訳っぽく聞こえてしまいます…
[ 2015/06/21 00:51 ] [ 編集 ]

このディジェはHJの写真で凄く格好良く見えたのですが…。
そうですか、可動が。
模型雑誌じゃ悪いことは書けないですもんね。
ディジェがハマーン用だったという設定は近藤版Ζでチャイカとしてリファインされたことで生かされているのでしょうね。
女性っぽさに欠ける気もしますがw
[ 2015/06/22 12:36 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

児斗玉文章様、コメントありがとうございます!

HJみたな模型誌はプロの方が撮ってますからね、私のような素人では…(-_-;)

>ディジェがハマーン用だったという設定は近藤版Ζでチャイカとしてリファインされたことで生かされているのでしょうね。
女性っぽさに欠ける気もしますがw

調べてみましたが、ディジェよりも丸みを帯びたフォルムですね。
キュベレイのデザインからヒントを得たのでしょうかね。
でも私としては、ハマーン=キュベレイというイメージが強すぎますかねw
[ 2015/06/23 13:17 ] [ 編集 ]

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