ニンニンジャーとドライブの映画の感想書くだけ

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『劇場版 手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』及び、
『劇場版 仮面ライダードライブ SURPRISE FUTURE』を観てきました。

…というか実際に観たのは先週のことなのですが、「いつか感想書くわ」とか思って先延ばしにしてたら、
気が付けばこんな時間になってしまいました。一体こういう経験は何度繰り返せば気が済むのだろう。
ニンニンジャーはともかく、ドライブの方は本編ににわかに関わってきそうなので、いい加減書きます。

以下は感想になります。もちろんネタバレ全開なのでご注意ください。
・『劇場版 手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』

「忍び隠れ城が牙鬼の幹部、弓張重三に襲われてるので、城にいる恐竜殿様を助けて、
ついでに城下の街の人々も助けてラブアンドピースをもたらせ」…という指令を好天から受け取ったニンニンジャーのお話。

シナリオは可もなく不可もなく、TV本編で見られるような露骨なキャラの優遇とかもなく、実にノーマルな出来栄えでした。
ただ尖った部分がない分、特に感動する部分もなかったり…所詮は「ライダーの前座」的な立ち位置が強いです。
きちんと「テーマ」に則ってシナリオ進行したというよりは、割と好き勝手暴れてハイ、オシマイ! という感じがしました。
もっとも本編自体も明確なテーマ性があるかと言われれば甚だ疑問ですので、あまりテーマに言及しすぎるのもアレですね。
よく言えば本編そのままの暴れっぷり映画、悪く言えばテーマ性に少々欠けるいい加減さが目につくような作品です。
あと弓張重三役の東地さんの声すごく素敵。


・『劇場版 仮面ライダードライブ SURPRISE FUTURE』

「クリム・スタイルベルトによって支配された未来から泊進ノ介の息子、泊エイジがやってきた!
彼は現代で進ノ介が侵す事件を止めにやってきたのだが、時すでに遅し!
おまけにエイジを始末する為に未来からダークドライブが追いかけてきた! 果たして進ノ介とエイジは未来を変えられるのか!?」


…というのが劇場版公開前にテレビ版視聴者に伝えられた内容。
ですが実際は、

「クリム・スタインベルトに支配された未来というのは真っ赤なウソ。泊エイジの正体は未来で彼を殺し身体を擬態したロイミュード【108】。
彼の真の目的は、過去と未来の108を合体させパラドックス・ロイミュードを生み出し、第二のグローバルフリーズを起こすこと。
元々ダークドライブは「未来の仮面ライダー」ということで遠隔操作が可能であり、進ノ介を襲っていたのはそれ。
ダークドライブそのものはエイジのもの(深く言及はされてないがその可能性が非常に高い)だったが、108に殺されたことで奪われてしまった」


…といったように、テレビ版の1分間ストーリーで流れていた内容は全部釣り。
視聴者は公式の手によって「クリム=黒幕、エイジ=味方」という思考を巧みにインプットされていたのです。
現在に至るまでエイジが悪役であることをバラすシーンが予告映像では流れていません。
(厳密に言えば「ダークドライブが味方」と思われるようなシーンは流れている)

そんな視聴者にとって度胆を抜くような展開が特徴的なドライブの映画版ですが、
脚本の内容は春の映画での「進ノ介とベルトさんの絆」を更に洗練させたようなもので、
三条脚本らしい、非常に熱く真っ直ぐな展開が目白押しです。
同じ脚本家繋がりなせいか、『仮面ライダーW』のAtoZを感じさせるシーンもそこそこ多いです。
他の方も感想でも、「ストーリーは非常に良かった」という感想が多い辺り評価は安定していると言っていいでしょう。

超デッドヒート

ただストーリーはともかく、戦闘シーンについてはややモヤっとするものが多いです。
その最たる例が、予告やパンフレットでも大々的に紹介された「超デッドヒートドライブ」の存在。
超デッドヒートドライブとは、進ノ介がチェイスから譲り受けたマッハドライバー炎にトライドロンキーを差し込んで変身した姿。
魔進チェイサーを彷彿とさせるツギハギなボディは、進ノ介の「諦めない」という不屈の闘志を思わせるのに十分な風貌。
…といったように出で立ちは結構なところなのですが、

映画内での超デッドヒートドライブの繰り広げた戦いがザコロイミュード2体とダークドライブ。
そのうち倒せたのがザコロイミュード1体だけで、あとは終始ボコボコにされるというあんまりな有様。
一応弁護しておくと、ザコロイミュードは『未来型ロイミュード』という通常よりも強力(デッドヒートマッハとタイマン張れるレベル)な個体で、
かつ超デッドヒートドライブ自体が「急ごしらえの装備」ということなので苦戦してしまうのは止む無しとも言えなくないのですが、
三条脚本はどちらかと言えば「スペックの低さは気合いで補う」展開を好んで行う傾向が強かったと感じていたので、
変身者の進ノ介にでさえ「この装備ではダメだ」と言わせてしまうような超デッドヒートドライブのボコられっぷりは閉口するしかありませんでした。
他の方の感想でも「(超デッドヒートドライブは)カッコイイけど、期待していたほどではなかった」という内容が多いみたいです。

ちなみに超デッドヒートドライブの変身音声は、
「シグナルバイク・シフトカー! ライダー! チョウ! デッドヒート!」という物凄く普通の音声。
そもそもトライドロンキーはシグナルバイクでもシフトカーでもないんですが…
この音声設定の不自然さから、「元々はマッハorチェイサーの強化形態用では?」と予測した人もいるとかいないとか。

そのほかにもただ逃げ回るだけで破壊されて出番が終わるプロトトライドロンや、
シンゴウアックスを押した瞬間「イッテイーヨ!」になるチェイスのバトル。
そして残念なことに、映画では3人のライダーが集まって戦うバトルが1度もない点など、
バトルに関しては「映画特有の大アクション!」的なものに少々欠けていたと感じました。
シナリオの演出にいっぱいいっぱい、といった感じですかね。

ずらずらと文句を言いましたが、シナリオは本当に三条脚本らしい燃える展開が特徴的なお話です。
100点満点ではありませんが、十分良作と言えるであろう内容です。
本編のドライブが現在絶不調気味なので、映画を観て一時的でもスカッとするのもいいかも。
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[ 2015/08/18 22:23 ] 雑記 | TB(0) | CM(2)

遅ればせながら

 行かないつもりが結局見てきました。割りと本編と関連があったもので・・・。運良くドライバーズライセンスが欲しかったチェイスVerがもらえて満足です。もう忘れてたライドクロッサーがブースター付けたりと、劇場版ならではの魅せ方もあり楽しめました。超デッドヒートに関しては見た目の割に活躍せず肩すかしをくらいましたが、シフトカーでもバイクでもないキーでなぜか変身しているイレギュラーなあたりしょうがないのかも知れません。名前が超デッドヒートですがそもそも何で魔進っぽい見た目?チェイスのドライバーだから?ともかくキーの本領はベルトさんの復活にあり、そこから息子のフォームであるタイプスペシャルに繋げる流れは見事でした。あとニンニンジャーに出てた東地氏の声はとりあえず素敵だと思いました。
[ 2015/08/26 18:02 ] [ 編集 ]

Re: 遅ればせながら

いくら仙人様、コメントありがとうございます!
やはり映画を視聴されたようですね。私の予言は当たったようだ。ふっふっふ。


>名前が超デッドヒートですがそもそも何で魔進っぽい見た目?チェイスのドライバーだから?

作劇的に言うのであれば、打つ手なしの状態でも無理矢理戦おうとする進ノ介の不屈の闘志と、
スクラップの塊のような魔進チェイサーのボディが色んな面でマッチしていたからでしょうな。
ちなみにメタ的に言うと、あのスーツはプロトドライブと魔進チェイサーのスーツを合体させて作ったみたいです。

>ともかくキーの本領はベルトさんの復活にあり、そこから息子のフォームであるタイプスペシャルに繋げる流れは見事でした。

ドライブドライバーのアカウントが進ノ介に移り、変身したあとにネクストライドロンのタイヤから
スピードタイヤが出てくる瞬間は「現代と未来がつながった!」と思いましたね。

>あとニンニンジャーに出てた東地氏の声はとりあえず素敵だと思いました。

その一言にいくら仙人様のニンニンジャーに対する感想の全てが詰まってそうで、なんか芸術的♪
[ 2015/08/27 03:16 ] [ 編集 ]

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