
トリンを復活させた不思議な宝石。
その正体は、戦いに敗れたガーディアンズ欠片が入った秘石だということが判明。
秘石は全部で13個。全て揃えれば最後の獣電竜であるブラギガスへの道がきっと開かれる。
鉄砕達が集めたものと合わせて今持っているのは9個。ダイゴ達も秘石を探すことに。
と、ここでアミィがあることを思い出したようです。大学のクラスメイトである神流光彦君のパーティの商品に秘石とそっくり宝石があるという。
それを確かめに、6人はパーティー会場へ向かうことに。

一方のデーボス軍ではラッキューロがカオスに秘石探しを命じられていました。
しかしラッキューロは普段の態度故か、配下のデーボモンスターを作ることが苦手。
いっそ既に作ってあるヤツをパクれば作りやすいのではないかと企み、宝石好きなドロンボスを想像します。
が、外見は思い出せても名前が出てこない。考えているとアイガロンが同じく宝石好きであるザイホーンに名前を出してしまったため、ラッキューロが生み出したのはドロンボスとザイホーンがごちゃまぜになった
デーボ・ザイホドローン…
果たしてラッキューロの作戦は上手くいくのか。
早速パーティ会場に赴き、パーティーの主である光彦君とご対面。手には例の宝石が。
ダイゴのペンダントとも共鳴し、おまけにドリケラの獣電池とも反応しているという。
光彦の持つ宝石がドリケラの秘石であることが分かり、早速光彦に秘石を貸してもらおうとするも返って来た言葉は…
「お 断 り だ ね !」アミィの目的がパーティーではなく宝石だということを知った光彦は6人に幻滅。
自分は世界の頂点に立つ男であり、その自分が言ったことは何があろうと覆らないという。
ソウジ「少しは相手の事情を考えたらどうなんだ」と反論しますが、宝石目当てで来たことは事実なんだし、この場合は所有者である光彦君に従うのが礼儀ってもんじゃないのかな。カッコ悪いと思うぞソウジ。
とはいえ光彦の態度も考えもの。
元々光彦はアミィに想いを寄せているも、当のアミィが全くその気がない為関係が進まず。
それを自分ではなくダイゴら5人を「害虫」と称し、彼らが邪魔していると決め付けているのだ。
しかし光彦はそんな害虫共に譲歩し、勝負を申し込んできました。
パーティーで行われるゲームにダイゴ達が勝てばそれで良し、しかし光彦が勝てば光彦はアミィと婚約するという…

で、そのパーティで行われるゲームというのが題して「神流家クエスト」。
神流家の広い敷地に散らばった宝箱を探し当て、ゴールまで持ってきたらクリアというもの。
しかしプレイヤーは全員光線銃を所持し、光線銃に3回当たってしまうと強制的に退場になるという。
パーティーということで6人は全員おめかしの仮装状態。するとどういうわけかラッキューロまでがゲームに参戦!
どうやらコスプレしてきたと話したら参加を認めてくれたという。オイオイ。
ダイゴはミニティラにデーボス軍の警備を任せ、ゲームはスタート!

ラッキューロは早速ザイホドローンに秘石探しを任せようとするも、人格がザイホーンのものだった為、要領が分からない様子。これにはラッキューロもズゴー。
と、そこへドゴルドが現れ、ラッキューロに協力してくれるようです。
宝箱を探すウッチーの前に突然現れるドゴルド。いつもより何か様子が変です。
ウッチーはゴールドに変身してドゴルドに対抗。そうしている間にラッキューロが秘石を頂いてしまおうという作戦です。
が、ゲームを楽しむ人々を見て、ラッキューロは任務そっちのけでゲームにのめりこんでしまいました…
一方ダイゴとイアンはノリノリでゲームに興じ、早くも宝箱をゲット。
2人でゴールに駆け込み、見事1等と2等の商品をゲット!
しかし1等の商品は特大ダイヤモンドで、2等は箱根の別荘。普通に考えて目玉が飛び出るほどの豪華賞品ですが、お目当ての品はあくまでも秘石。
どうやら秘石は3等商品だった模様。急いでメンバー全員に伝えることに。

しかし連絡を受けたソウジとアミィは光彦からの襲撃に遭っていました。
光彦は主催側だけあってこの手のゲームには慣れているようで、早くもソウジから2ポイント先取。
更に主催側なので何処にどの宝箱が置いてあるのかも把握済み。光彦の手に掴まれていたのは3位の宝箱!
更に更に光彦はお坊ちゃま権限でガードマンを呼び寄せ、ソウジを襲わせてきました! 汚い!
が、ソウジは怯まず落ちていた木の棒を使ってガードマンを蹴散らし、光彦の銃を叩き落とし、逆に追い詰めました。
屋敷も商品もガードマンも、どれも光彦自身の力ではない。ちゃんと正々堂々勝負しろ、とソウジは光彦の銃を拾い上げ手渡すも…
「お 断 り だ !」と光彦はソウジに至近距離から発砲。これによりソウジのポイントはゼロに…
しかしそこへザイホドローン出現。光彦の持っている宝石を奪いに来たのです。
光彦はガードマンに助けを求めるも、ガードマンは全員ビビって逃げてしまいました。
万事休すかと思いきや、光彦のピンチを助けたのはソウジ。
「助ける人を好き嫌いで選ぶほど、俺は子供じゃない。人を守るために… それが俺達キョウリュウジャーだ!」
アミィとも合流し、変身してザイホドローンと交戦。
ザイホドローンは石版で攻撃を防ごうとするも、それはザイホーンの時の話。ザイホドローンの身体では石版がありませんでした。
身体の使い勝手が分からず戸惑い攻撃を喰らうザイホドローン。上司であるラッキューロはゲームに大ハマり…
ザイホドローンは逃走。グリーンは追いかけ、ピンクもそれに続こうとしますが、不意に光彦から呼び止められます。

一方ドゴルドに苦戦するゴールドの方にはレッドとブラックの応援が。
対するドゴルドはエンドルフの剣と銃を使い交戦。エンドルフの身体を乗っ取ったことで使えるようになったようです。
レッドはカーニバル形態で応戦。エンドルフを打ち破った実力を誇るカーニバルですが、怒りと恨みの2つの力を使うドゴルドとは流石に互角の様子。
ドゴルドは互角に渡り合えたことに満足し、去っていきました。

レッドカーニバル・ブラック・ゴールドはグリーン・ピンクと合流。ゲーム中終始空気だったノッさんも変身して集合。
ザイホドローンに挑むも、ザイホドローンの胸には攻撃を吸収する金庫が!
そこへレッドカーニバルがピンクからドリケラの獣電池を借りてマッチョカーニバルに変身。
アンキドンのハンマーで金庫を破壊し、カーニバルフィニッシュで見事撃破。もうアンタ1人でいいんじゃないかな。
スクスクジョーロで巨大化するも、バクレツキョウリュウジンでアッサリ撃破されてしまいました。南無。

戦いが終わり、ダイゴとイアンはそれぞれ1等と2等の商品を返還することに。
結局ゲームの商品は何一つ手に入れられず…と思いきや、アミィの手には秘石が。
光彦曰く、世界の頂点に立つ男なんだから助けられた礼ぐらいはするとのこと。
アミィに認められてもらうべく、今度は正々堂々と戦う! と息を巻く光彦。ソウジも少しは彼を認めた様子。
一方ノッさんはスポンジたわし1年分を商品としてもらうのでした。こんなのないろ~ん!
ラッキューロに至っては任務そっちのけで遊びすぎたことで、再度カオスから教鞭のお仕置きを喰らう始末。ギャー!
・感想アミィは普段もあれぐらい着飾ったほうが可愛いと思います。
というか東映のメイクっていつも
微妙呼ばわりされてるんだよね。主に女性に関して。
というわけで今回はソウジ回…でいいのかな?
いつも思うのですが、キョウリュウジャーはメンバー全員が尖り過ぎてて、その中でもソウジはかなり地味な方ですから、
1つのお話でソウジが活躍を上げても何かパっとしない印象です。
今回のお話は厳しい家庭で育ったソウジだからこそ光彦に食ってかかれるもんだとは思っていますが。
1番年の若いソウジが成長していく過程を見るのは面白いことだと思いますが、連日エンドルフやら某声優の顔出しやらカーニバルやらでそれどころじゃないですからね。
「あ、そう」って感じです…
気になったのは光彦役の石井智也さんの熱演とドゴルドですかね。
光彦君みたいな憎まれ役は私は好きですね。もう清々しいまでイヤミったらしいし。今まで活躍してたエンドルフが胡散臭くてよう分からんヤツだっただけに…w
ドゴルドに関しては明らか様子が変でしたね。いつもみたいに「腹立たしい!」とか言ってないし、戦いを楽しんでる…みたいな?
エンドルフの影響かもしれませんが、そもそもエンドルフがどういうヤツか分かる前に退場しちゃったからなぁ…
あとザイホドローンを倒す鍵となったマッチョカーニバルですが、
どう見たってドリケランスは役に立ってません。わざわざピンクから借りなくても、レッド単独でカンフーカーニバルになればいいだけの話です。
恐らく少しでも仲間と協力してる姿を見せたいんでしょうけど… あれじゃあ協力してるって思えないよ!